エクリプスが誇る超人気ルアー「バロール」シリーズ。
東京湾シーバスのスペシャリスト、前田泰久さんが監修した、表層攻略特化型のシンキングペンシル!
東京湾といえばシーバスの聖地としても有名で、その魚影の濃さは世界一と称されるほど。その反面でアングラーも多いため激戦区としても知られています。
そんなプレッシャーが高い東京湾でコンスタントにシーバスを釣るために開発されたのが、バロールとなります。
2017年に登場し、その人気は今もなお色褪せることなく多くのアングラーに支持されており、表層系のシンキングペンシルの先駆けとして大きな影響を与えたルアーでもあります。
今回は、そんなバロールの90mmサイズについて紹介していきます!
バロール90【エクリプス】
レングス | ウエイト | フック | リング | 本体希望価格(税込) |
90mm | 13g | がまかつSP-MH#6 | #3 | ¥1,980 |
エクリプス公式「バロール90」詳細ページはコチラ
開発コンセプトは『表層をスローに引けるシンキングペンシル』
監修した前田さんによると、従来のシンキングペンシルでは攻めきれないシャローをスローに攻略したい…という思いから開発をしたシンキングペンシル。
シンキングだけどスローリトリーブしてもレンジが入りすぎない…
牡蠣やゴロタがびっしりのシャローをスローに攻めたい…
補食レンジにシビアなバチやアミ、イナっ子やハクなどのベイトパターンの攻略をより簡単にしたい…
など、シーバスアングラーの希望を叶えた性能となります。
表層とスローという2つのキーワード
水面はベイトにとってこれ以上逃げることができない“壁”のようなモノで、シーバスからしても効率よく捕食ができる絶好の場所。
またシャローに入ってくるような、やる気のあるシーバスを狙うにも、表層は攻略に欠かせないキーワードとなります。
そしてもう一つ、スローというキーワード。
シーバスの活性が高ければ、早い動きに対しても口を使わせることができるのですが、プレッシャーがかかったフィールドや活性が下がった状況ではスローな動きが有効となります。
その二つを実現するために採用されたのが、テールが反り返った波乗り形状と呼ばれるデザイン!
課題の一つでもあった、巻いた際のレンジに入りすぎるのを抑制し、さらにウエイトバランスをリア寄りに調整することで浮き上がり能力を強化。少ない力でも浮き上がるので、スローリトリーブでも表層を長く引くことができます。
ロッドを立てたり、リトリーブスピードを少し速めることで引き波を立てて超表層もトレースすることも可能。
巻き速度でアクションが変化し、スローからミディアムではスローピッチでテールがパタパタと動き、さらにスピードを落とすとロール主体のアクションに変化。特にイナッコやハク、トウゴロ、サヨリパターンにはこの動きが効果的とのことで、年間様々な場面で活躍します。
少しでも潜らせたら蛎殻などストラクチャーに根掛かりしてしまうような状況でも、バロールなら攻略も簡単!ウエイトもリア寄りなので、13gというウエイトに対し飛距離が出しやすいメリットも!
そしてもう一つが、シャローランナーのようなヘッド形状。
水を掴みやすいので、操作感が伝わりやすく、シンキングペンシルが苦手なアングラーでも使いやすい設計に。
流れの強弱も分かりやすいので、干潟や流れに弱い河川などでも使いやすいのが特徴です。
以上のように、アクションやレンジだけでなく、操作感や遠投性にも優れた「バロール90」。
シーバスのシンキングペンシルにおける釣れる要素を詰め込んだ性能となります。一時は入手困難な存在でしたが、再生産も増え入手しやすくなりました。ぜひ店頭で見かけた際は、手に取ってみてはいかがでしょうか?
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