山口恵 × エギング
エコギア・プロスタッフの山口恵さんが和歌山県・串本で沖磯エギング! その実釣動画を公開!
季節的には厳しい中、改めて基本となるところを抑えながらの実釣。新進気鋭の若手アングラーがきっちりと結果を出してくれたわけですが…。
誰がいつ使っても安定感抜群なエギ
そこで山口さんが使用していたエギがエギリー・ダートマックス。言わずと知れたフィッシュリーグの名作エギ。
号 | Weight | 沈降速度 | Price |
---|---|---|---|
2.5号 | 11g | 4.4秒/m | ¥1,600 |
3号 | 17g | 3.0秒/m | ¥1,600 |
3.5号 | 19g | 2.7秒/m | ¥1,700 |
2004年の発売(と、先ほど調べて知って驚いたのですが…)、実績を積み上げ、今なお定番エギのひとつといえるアイテム。とても長く愛されているエギだ。
端的にいうと、慣れた人が使えばもちろんのこと、まだ経験がそれほどない人でも、キレのあるダートが出せる・安定した姿勢をキープできる・それが悪条件でも…、そんなところがロングセラーの理由なのではないかと感じる。
特徴的なラインアイ
エギリー・ダートマックスが、その特異なキレキレダートを演出する要因の一つに、ラインアイの位置が挙げられる。
ラインアイがノーズの先ではなく上に配置される。ノーズ先端部が、余計な介在物なしで水を切り裂くようにアクションすることで、横方向に鋭いダートを演出。また細くシェイプされたヘッド部がABS樹脂製でツルッとしているのも、水切れの良さを優先しての設計だという。
だから、軽いシャクリでスッと大きく横に飛ぶが、その一瞬のキレあるアクションがスイッチを入れる。
姿勢の安定
もうひとつは姿勢の安定。当然エギングはシャクった後にエギが安定した姿勢で移動することで、アオリイカからすればココがチャンスとばかりに抱いてくる。その際の姿勢のよさがホントに抜群!
やはりイカが抱くタイミングの多くはシャクった後にエギの姿勢が安定した時。意外と見落としがちなポイントだが、姿勢の安定は釣果に直結する大事なポイント。
ボディ後部に浮力を持たせているのも、フォール姿勢の安定のためなのだが、これが多少の風や速い潮の流れ…といった悪条件でもキープしてくれるのが強み。
ちなみに、布地に関してもイカが抱いた時に丁度よくグリップしやすいような設計にしているという。このあたりの細かなコダワリも効いたエギ。
今だからこそ見直したいエギ
2004年発売…と先に述べたが、今なお第一線で活躍するエギにはやはり理由がある。
抜群のダート性能やフォール姿勢の安定、それをレベル・状況問わずに発揮しやすい「エギリー・ダートマックス」。改めてチェックしてみるのもよいのでは?
若手のイケイケアングラーが、ベテランエギといえるダートマックスで釣る…というのが、何かこうウレしい感じがする記者は、やっぱりオジサンなのでしょう(笑)。
フィッシュリーグ公式「エギリー・ダートマックス」詳細ページはこちら