ダイワが誇るオフショアゲームの最高峰シリーズ「ソルティガ」。
最新のテクノロジーを搭載し、今も進化し続けるフラッグシップモデル。
そのジギング用ベイトリール「ソルティガ15」に追加モデルが登場しました!
2022年にフルリニューアルが発表され、大きな話題を呼んだ「ソルティガ15」。
「ソルティガ15」は、初期性能が長く続くことを目指した設計思想「HYPERDRIVE DESIGN」を採用し、回転・操作・耐久を全ての基本性能の水準を極限まで高めたジギングベイトリールです。
これまでスタンダードシリーズ「15S(L)」・「15H(L)」とスロージギングスペシャルモデル「15-SJ(L)」・「15H-SJ(L)」の合計8機種がラインナップされていました。
今回追加されるモデルは、スタンダードモデルの中でも王道の仕様、ギア比6.3にラインキャパシティーPE3号400mを備えた「15(L)」。
パワフルな巻き上げと強力なドラグで近海の青物からトンジギやキハダ、カンパチにまで対応したモデルとなります。
ソルティガ15【ダイワ】のラインナップ
ソルティガ「15(L)」は2023年11月に追加。
品名 | 巻取り長さ (cm/ハンドル1回転) |
ギア 比 |
自重 (g) |
最大 ドラグ力 (kg) |
標準 巻糸量 PE (号-m) |
スプール径 (mm) |
ベアリング (ボール/ローラー) |
ハンドル 長さ (mm) |
メーカー 希望本体 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15 | 103 | 6.3 | 485 | 10 | 2-600 3-400 4-300 |
Φ52 | 8/1 | 75-85 | 65,000 |
15L | 103 | 6.3 | 485 | 10 | 2-600 3-400 4-300 |
Φ52 | 8/1 | 75-85 | 65,000 |
ダイワ公式「ソルティガ 15」詳細ページはコチラ
品名 | 巻取り長さ (cm/ハンドル1回転) |
ギア 比 |
自重 (g) |
最大 ドラグ力 (kg) |
標準 巻糸量 PE (号-m) |
スプール径 (mm) |
ベアリング (ボール/ローラー) |
ハンドル 長さ (mm) |
メーカー 希望本体 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15S | 103 | 6.3 | 485 | 10 | 1.5-400 2-300 3-200 |
Φ52 | 8/1 | 75-85 | 65,000 |
15SL | 103 | 6.3 | 485 | 10 | 1.5-400 2-300 3-200 |
Φ52 | 8/1 | 75-85 | 65,000 |
15H | 115 | 7.1 | 485 | 8 | 2-600 3-400 4-300 |
Φ52 | 8/1 | 75-85 | 65,000 |
15HL | 115 | 7.1 | 485 | 8 | 2-600 3-400 4-300 |
Φ52 | 8/1 | 75-85 | 65,000 |
スロージギング特別モデルは、SALTIGAカラーのスタードラグ×カーボン製85-95mmロングクランクハンドルアーム仕様。
カーボンハンドルアームの自重はアルミハンドルと比較して約20%の軽量化しており、ハンドルが軽くなることで水中からの情報量もより伝わりやすくなります。強度も十分に確保されているので、たわむことなく巻取りが可能です。
品名 | 巻取り長さ (cm/ハンドル1回転) |
ギア 比 |
自重 (g) |
最大 ドラグ力 (kg) |
標準 巻糸量 PE (号-m) |
スプール径 (mm) |
ベアリング (ボール/ローラー) |
ハンドル 長さ (mm) |
メーカー 希望本体 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15-SJ | 103 | 6.3 | 480 | 10 | 2-600 3-400 4-300 |
Φ52 | 8/1 | 85-95 | 80,000 |
15L-SJ | 103 | 6.3 | 480 | 10 | 2-600 3-400 4-300 |
Φ52 | 8/1 | 85-95 | 80,000 |
15H-SJ | 115 | 7.1 | 480 | 8 | 2-600 3-400 4-300 |
Φ52 | 8/1 | 85-95 | 80,000 |
15HL-SJ | 115 | 7.1 | 480 | 8 | 2-600 3-400 4-300 |
Φ52 | 8/1 | 85-95 | 80,000 |
「ソルティガ15」の性能について
「ソルティガ15」が目指したもの、それは“全ての基本性能の水準を高め、ジギングをより楽に快適にすること”。
そのコンセプトを体現するポイントについて、解説していきます。
まず一つ目が「HYPERDRIVE DESIGN(ハイパードライブ デザイン)」。
「強く」、「軽く」、「滑らかに」を追求し、その初期性能が長く続くことを目指すというもので、駆動系の「ハイパードライブデジギア」・「ハイパーダブルサポート」と、耐久系の「ハイパーアームドハウジング」・「ハイパータフクラッチ」の4つのテクノロジーで構成される機構です。
「HYPERDRIVE DESIGN(ハイパードライブ デザイン)」が搭載されたことで、巻き上げ性能も大きく向上。さらに従来モデルよりも、ドライブギアサイズを5.2%アップすることで、より滑らかでトルクのある巻き上げを実現しています。
出典:YouTubeチャンネル「DAIWA JAPAN」詳細ページ
「ハイパードライブ デザイン」以外にも「ソルティガ15」では様々なテクノロジーや機能が搭載されています。
その一つが、「サムホールディングフレーム」。
「サムホールディングフレーム」とは、スプール内側へ向かって傾斜角度を設けることで、親指を据える場所を確保した新たなフレーム形状。
実はジギングにおいて、親指の位置がパーミングしやすさや、操作しやすさ、疲労感に大きく関係していることが判明。親指を据える場所を作り込むことで、濡れた状態でもすっぽ抜けは激減、さらに力を入れやすいため、重いジグでも力強く引くことができるのだそう。
下記の図のように、フロントピラーの幅を広くすることで、人差し指の手当たりも改善されているとのこと。
これまでの親指の役目であった「握り続ける」から「指掛かり」へ発想を転換することで、パーミングのしやすさが向上し、巻き上げ時のブレも大幅に軽減されたフレーム構造となります。
そしてもう一つが、「アノードプロテクションプレート」の搭載。
アノードプロテクションとは、金属腐食の進行をやわらげるための亜鉛製のプレート(アノードプロテクションプレート)を搭載した機構で、「ソルティガ15」ではギアボックス側のアルミ製セットプレート部などに採用。
もともと船外機本体を守る「防食アノード」と呼ばれる技術を応用したもので、アノードプレートに腐食を集中させ、金属パーツやハンドル周りの耐久性能の維持するというものになります。
こちらはカンタンに交換できるようになっていて、腐食が進んできたら自分で交換することが可能。※交換用に1枚付属しています。
スタンダードモデルと、スロージギングスペシャルモデルでハンドルの仕様が異なります。
スタンダードモデルは、ゴールドカラーが目を引くアルミ製スタードラグ×アルミ製75-85mmロングクランクハンドルアーム仕様で、スロージギング特別モデルは、SALTIGAカラーのスタードラグ×カーボン製85-95mmロングクランクハンドルアーム仕様となります。
いずれも快適さを追求したハンドル仕様となっており、モデルの違いも一目で分かる仕様に。
前モデルから要望が多かったラインキャパシティも大きく改善。
コンパクトなボディサイズはそのままに、スプール径をΦ52mmに大口径化。
近海ジギングを網羅するのに求められるラインキャパシティー(PE3号-400m基準)を目指し、従来比133%ものラインストック量を確保。
「15S(L)」のシャロースプールも単純に浅溝化しただけではなく、巻糸面のナロー化まで施し、ライン放出時の巻糸変化量を狙った独自設計を採用。ボトムタッチ後の1シャクリ目から巻き上げの軽さを体感できる仕様となります。
そのほかにも、ギリギリの攻防を音で支える「ドラグクリック」や根掛かり時の「スプールロック」など様々なテクノロジーが搭載されています。
「15(L)」が追加されたことで、より近海ジギングのラインナップが充実しました。特にこれからのシーズンは人気のトンジギも開幕するため、より様々な場面で活躍することでしょう。