ヤマガブランクスのジギング系ラインナップ「ギャラハド」。
1ピース構造の利点を活かした曲がりと反発力でパワーと操作性を発揮するよう調整したモデルで構成されており、全国的に多様化する様々なジギングに対応する適応力を第一に求め仕上げられた、タイミング次第で品薄になることもある人気ロッドシリーズ。
…そして、記者が愛用しているジギングロッドでもありまして。
Galahad 623B Bait Model
記者が所有している内の1本が「Galahad 623B Bait Model」。そう、ギャラハドベイトモデルの中核を担うモデル。
ヤマガブランクス公式「Galahad 623B Bait Model」詳細ページはこちら
では、なぜ「Galahad 623B Bait Model」なのか。
その理由は守備範囲の広さ。公式HP上での表記は「Lure: Jig MAX 200g、Line: Max PE 3」となっており、そのコピーは「スローからハイピッチ、ショートからロングと様々なジャークを演出できるハイスタンダード・モデル」。
そう、ホームである大阪湾で想定されるシチュエーションなら、ほぼほぼコレ1本でいけちゃうんじゃないか。というのが一番の理由。もっと言えばたくさんのタックルを持ち込むのが億劫。また、個人的に最近はジギングのみでの出船は少なく、タイラバ~ジギング、ブレードジギング~ジギングという感じの釣行が多いんですね。
…家族持ちサラリーマンの宿命でしょうか。一回の釣行に詰め込んじゃえば、気になる釣りをあれこれできて貴重な休みをフルに楽しめるという、嬉しいような悲しいような話。
というわけで623Bをセレクト。
なかなか良いぞ、623B
そんな記者の意図が奏功した先日の釣行。
その日はタイラバ~青物ジギングという流れで、青物は晩秋あるあるのタチパターンになりきれていないタチパターン。要は、タチウオの他にイワシなどのベイトも混在している状況。そのため、ジグはロング~ショートと状況によって使い分けが必要で、使用ウエイトは150g~250g程度。アクションもジャカジャカ~ワンピッチ、底ベッタリの時はスローな誘いも必要。
…できちゃうんですよね、1本で。適度に張りがあって、とはいえしなやかに曲がり込み、感度も良くて、その上軽い。バットは強靭でメジロクラスならゴリ巻きファイトも余裕。もっとも、厳密に言えばよりピッタリな適したタックルはあると思うんです。ただ、いずれの釣りも平均点以上は叩き出している印象。
で、ジャカジャカからのゆったり目のワンピッチで1本。ボトムからスローに誘い上げて1本。
1本のみであれこれ勝負するもよし。最初の1本にあれこれサーチに使うもよし。本格的にやり込んでいる人から記者のようなエンジョイ勢まで、まぁ、納得のいくロッドなんじゃないかなぁと思うのでした。
スペックはこちら
■全長:1890mm ■自重:188g ■継数:1pc ■カーボン:85.7% ■ガイド: SiC-SステンフレームKガイド仕様(Fuji) ■リールシート:PLS18(Fuji) ■グリップ寸法:a.435mm / b.590mm※a.リール装着時のフット位置からグリップエンドまでの長さ / b.ハンドル全長
ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)