サーフのバラシ問題を解消するロッド、ここにアリ！

2023年11月30日

サーフゲームが盛り上がる季節がやってまいりました。

サーフはショアソルトの中でも特に人気のジャンルで、様々なメーカーから専用のロッドが多数登場しています。

今回はそんな中から天龍のサーフ用ロッド「パワーマスターサンドウォーカー」をご紹介してきます！

出典：天龍公式「パワーマスターサンドウォーカー」詳細ページ

サーフゲームに求められる要素を凝縮

サーフゲームでは波打ち際に立ち、沖へ向かってキャストするのが基本。

他のショアソルトと同様に、ルアーをより遠くに飛ばす遠投性や、魚とのファイトで引き寄せるパワーなどがロッドに求められます。

ただ、他の釣りと異なるのが、波打ち際でランディングをしなければならないところ。

魚を掛けてから引き寄せるまで、波が上下するの影響を受けやすく、ラインのテンションも緩みがち。そのため、波打ち際などではバラシが多く発生してしまいます。

「パワーマスターサンドウォーカー」では、そうした波によるバラシ問題を解消すべくフレキシブルなアクションに設定。魚が掛かった際もブランクがしっかり曲がりこむことで追従し、常にテンションが掛かった状態をキープ。

ランディングで波のタイミングを待つときでもテンションが緩まないので、キャッチ率も格段に向上しているのだそう。

監修した久保田剛之さんも「フラットフィッシュのキャッチ率というのは、ロッドの性能がものすごく影響してくる」と語っているように、ブランクがフレキシブルに曲がることで、様々な場面でアングラーをサポートしてくれます。

久保田剛之さんによるパワーマスターサンドウォーカー実釣インプレ

出典：YouTubeチャンネル「TENRYU CO.,LTD」詳細ページ

早アワセでフッキングが浅い…といったことも解消

ランディング以外でも、特にその影響が出るのがフッキング時！

バイトに早アワセをしてしまい、皮一枚でフッキングしてしまうようなときでも、ブランクがしっかり曲がることで深い位置にフッキングが決まりやすく、小さいアタリでも弾くことなくしっかり掛かるのだそう。

また、大物が掛かったときでもバットにはパワーを残しているので、ファイト中もしっかり引き寄せることが可能。

キャスト時もバットにルアーのウエイトが乗るので、気持ちよく振り抜くことができます。

そのほかルアーの操作時、特にキャストし着底させた時の感度もよく、ちょっとした地形の変化や質感などもロッドを通して伝達してくれます。曲がるブランクではありますが、そうした感度にも優れているのが「パワーマスターサンドウォーカー」の特長です。

そのほかにもブランクは軽量感を求め、塗装を少なくしたアンサンド仕様にするなど、各所にこだわりが込められています。

ちなみに、記者も「パワーマスターサンドウォーカー」のPMS9102S-MLを愛用しているのですが、これまでランディング時のバラシはゼロ！

ソゲサイズのヒラメや50cmオーバーのマゴチ、イナダクラスの青物を釣った際でも問題なくキャッチすることができました。サーフでのバラシにお悩みが多い方は、特にオススメですよ！

機種は3種類がラインナップ

機種は、「PMS9102S-ML」・「PMS1032S-MLM」・「PMS1102S-M」の3種類がラインナップ。

上記で紹介したようなブランク設計は共通ですが、それぞれ特長や得意とするエリアが異なるので、用途や実釣するエリアによって選んでみてはいかがでしょうか？

天龍公式「パワーマスターサンドウォーカー」詳細ページはコチラ

近・中距離向けテクニカルモデル「PMS9102S-ML」

品名	タイプ	全長 ( m [ft])	継数 (本)	調子	仕舞寸法 (cm)	ルアーウェイト (g)	ライン (lb)	ライン (PE/号)	最大ドラグ (kg)	リアグリップ (mm)	先径 (mm)	自重 (g)	使用繊維カーボン/グラス (%)	本体価格
PMS9102S-ML	S	3.00[9’10”]	2	RF	153	Best20 Max45	MAX25	0.8-2	4	420	1.6	175	95/5	¥46,500

サーフ向けプラグ全般からジグヘッドリグなど、20g前後のルアーに相性が良いモデル。ブレイクラインが比較的近いエリアなど、近距離から中距離が守備範囲。シェイクやリフト＆フォールといったロッドワークを得意とし、手首への負担が少ないバランスが魅力です。

出典：天龍公式「パワーマスターサンドウォーカー」詳細ページ

遠投性と操作性を両立させたバーサタイル・セミロングロッド「PMS1032S-MLM」

品名	タイプ	全長 ( m [ft])	継数 (本)	調子	仕舞寸法 (cm)	ルアーウェイト (g)	ライン (lb)	ライン (PE/号)	最大ドラグ (kg)	リアグリップ (mm)	先径 (mm)	自重 (g)	使用繊維カーボン/グラス (%)	本体価格
PMS1032S-MLM	S	3.12[10’3″]	2	F	160	Best30/Max50	MAX25	0.8-2	4	420	1.8	184	95/5	¥47,000

サーフ全般をカバーするスタンダードモデルサーフエリアで多用されるルアー全般をカバーし、30g前後のプラグ類からジグヘッドリグが扱い易く、最大で50gまでのメタルジグをフルキャスト出来るモデル。長時間のキャストを続けても疲れ難いバランスで、広いエリアを探る事に長けています。

出典：天龍公式「パワーマスターサンドウォーカー」詳細ページ

遠投重視ロングモデル「遠投重視ロングモデル」

品名	タイプ	全長 ( m [ft])	継数 (本)	調子	仕舞寸法 (cm)	ルアーウェイト (g)	ライン (lb)	ライン (PE/号)	最大ドラグ (kg)	リアグリップ (mm)	先径 (mm)	自重 (g)	使用繊維カーボン/グラス (%)	本体価格	JANコード
PMS1102S-M	S	3.35[11’0″]	2	F	172	Best40/MAX60	MAX25	0.8-2	4	435	1.9	209	95/5	¥47,500	022574

広大なエリアで飛距離を求める状況や、波高が高く沖を狙う状況で活躍するモデル。20g程のプラグ類から扱え、60gまでのメタルジグをフルキャストが可能。長さと遠投性能を活かして、サーフだけでなくゴロタ浜や磯場での、シーバスやトラウトゲームにも対応します。

出典：天龍公式「パワーマスターサンドウォーカー」詳細ページ

天龍（TENRYU）

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量＆高感度のＳＷライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。