近海ジギングをとても広い範囲カバーするゼニスのロッド「ゼロシキKINKAIライトスペック」と、オクマのこれまた超汎用ベイトリール「マルチストライカーV」。
このロッド&リールの組み合わせ。まぁホントに対応する近海ジギングのジャンルが広い。割と何でもできてしまうコンビ。
超マルチなタックルで夜タチIN沼津
そんなタックルでスタッフの山本貴正さんが静岡・沼津の夜タチウオへ。静浦港・真成丸に乗船しての動画がこちら。
出典:YouTube「ZENITH・Okuma Fishing Japan」
沼津の夜タチをジギングで狙うわけなのですが、やはりナイトゲームだけに、水深はあったとしても実際の食いダナがかなり浮いてくることって多々あるんですよね。で、かなりエリアのポテンシャルも高くて、ここ最近は1人50尾前後という釣果も…。
そんな時、タチウオはというと、もうすっかりスイッチの入った状態の個体も多くて。誘い上げてスイッチを入れるというより、最初から落ちてくるジグに好反応を見せる。
ということでフォールバイトも多くなってきます。
ゼロシキKINKAIライトスペック・オールラウンドモデル
さて、動画で山本さんが手にしているロッドがゼロシキKINKAIライトスペックからオールラウンドモデルのB64L。
ゼロシキKINKAIライトスペックには大別して、テクニカルジャークモデルとオールラウンドモデルがあり、前者は40tカーボンをメインマテリアルにしたよりシャキッと動かせる特徴があり、今回使用したオールラウンドモデルは24tカーボンをメイン素材とし、動かすこともできるんだけれど飛ばし過ぎずにスイミングさせるような釣りも得意。
型番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 適合ルアーウエイト(g) | 適合ラインPE(号) | カーボン含有率(%) | 本体価格(税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ZKLA-B64L | 1.93 | 1 | 193 | 159 | 1.8/10.9 | 150g | Max 1.5 | 85% | 30,300 |
しなやかティップとコルクの響き
実際のバイトシーンではタチウオのフッキングからしなやかに追従していく様子が見て取れ、非常にキレイなカーブを描く。
繊細なティップとしなやかな曲がり込み、けれど決して弱いわけではなくしっかりとバット付近で溜められる、そんなロッドとなっています。
もうひとつ山本さんがオススメする理由が、こういったフォールバイトが多い時にコルクグリップが響くように小さなアタリを伝えてくれるのだという。フォールバイトって結構分かりにくいこともあるのですが、そうしたフォールバイトの伝達を、密度の詰まったコルクグリップならかなり助けてくれるそうだ。
マルチストライカーVとの組み合わせもバッチリ
また、使用したベイトリール「マルチストライカーV」は、これまでもご紹介した通りスプール2つ(浅溝と深溝)、ハンドル2つ(ダブルハンドルとシングルパワーハンドル)が最初からセット。今回山本さんはディープスプールにパワーハンドルの組み合わせで使用していた。
出典:YouTube「ZENITH・Okuma Fishing Japan」
まだまだ盛り上がるであろう沼津のナイトタチウオはもちろん、ワンセットで様々な近海ジギングにも対応する今回のタックル。あるだけで何かと重宝するのでは?
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