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タチウオジギングでジグをロストしない!住澤さんにアクションのコツを聞いてみた!

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タチウオ特集

タチウオジギングにおいて、もっとも恐怖な瞬間…それはジグのロストではないでしょうか?

フッとジグを操作していて軽くなる瞬間…

高価なタングステン製のジグのロストした瞬間には、想像するだけでゾッとしてしまいますよね。

タチウオの歯の切れ味は鋭く、ラインなども軽く触れるだけでスパスパと簡単に切断されてしまいます。

今回はそんなジグのロストをさせないアクションについて、ダイワ フィールドスタッフの住澤直樹さんにお話を聞いてきました!

住澤 直樹(Naoki Sumizawa) プロフィール

三重県・伊勢湾をホームグランドに活躍するダイワ・フィールドテスター。ボートエギングの第一人者としても知られるほか、実は元々はバス釣りマニア、またライトジギング歴も恐ろしく長いオフショアSWゲームのエキスパート!1969年生まれ、三重県出身&在住

タチウオは捕食が苦手で泳ぐのも下手?

住澤さん曰く、ジグのロストを減らすには、まずラインブレイクされる原因を知るのが重要。

そもそもの原因はタチウオがジグにバイトする際、リーダーやメインラインを巻き込みながら噛み付いてしまうところにあります。

特に多いのがジグを操作した際、跳ねすぎた状態でラインスラッグが出ているとき。

というのも、タチウオは頭を上にした立ち泳ぎのような姿勢で獲物を待ち、視界を通り過ぎる獲物を見つけて捕食します。

それでいて独特な体型のため、他の魚種に比べて小魚を細かく追ったり、器用にターンすることも苦手。さらには捕食も下手なのだそう。

実際にバイトするときも下から上へ直線的に向かってくることが多いそうで、そのまま勢い余ってラインにぶつかり、切れてしまう…。

これがジグのロストの主な原因となります。

タチウオがバイトミスするような動きは控える

ラインブレイクを防ぐためには、タチウオのバイトミスを誘うようなアクションは控える。

特にタチウオが追いきれないような左右に速く動くアクションや、大きくスライドさせる動きはさせない方が良いでしょう。

タチウオが捕食しやすいジグのアクション

では、どのような動きがタチウオが捕食しやすいのか?

住澤さんによると、ジグを軽めに操作し泳がせるようにするのが良いとのこと。

実際のところ今回のロケでも、激しいジャークではなくゆっくりとしたちょっと大きめのワンピッチジャークでタチウオが釣れていました。

つい、ビギナーの方だと激しくジグを動かして誘おうとしてしまいがちですが、むしろ逆で、ゆっくりめのワンピッチショートジャークやリフト&フォールが理想なのだそう。

ジグを正しく操作するにはロッドセレクトが重要

ここで重要になってくるのがロッドのセレクト。

住澤さんが使用したロッドは、ダイワのタチウオ専用ブランド「鏡牙」にラインナップされている「鏡牙X」。

価格はおおよそ1万5千円ほどと手ごろで、タチウオジギングに求められる性能を追求したエントリーにも最適なモデルとなります。

軽さやパワーはもちろんですが、ここで注目したいのがブランクのセッティング。前述した通り、ジグがスライドさせすぎないことが重要で、そのためにはブランクの反発を抑えたロッドアクションが理想。

「鏡牙X」ではジャークさせた際もジグを飛ばし過ぎない、かといって速いピッチのジャークもダルくなく、繊細なティップとハリがすごくバランスの取れたロッドに仕上げられています。

また、フッキングした際もしっかり追従しつつ、バットで受け止めることが可能。

バットには最外層をカーボンテープでX状に締め上げるテクノロジー「ブレーディングX」が採用されているので、剛性はもちろん、アクション時のロッドのブレも抑制してくれるのだそう。

ジグのセレクトも大切!

そして最後はジグのチョイス。

今回ロケで使用したジグは、ダイワの「TGベイトタチウオ」と「鏡牙ジグ ベーシック」。

どちらもタチウオジギングでは欠かせないジグで、素材やアクションも異なるため、それぞれで使い分けができます。

もはやエサと呼ばれる「TGベイト」にタチウオ専用カラーが登場!

「TGベイト」といえば、タングステンメタルジグとして、長年愛用されているダイワの超定番のメタルジグ。

あまりの釣れっぷりに、“もはやエサ”とも呼ばれるほどで、当然タチウオジギングにもマッチする性能。そんな「TGベイト」に。新たにタチウオ専用カラーが登場しました。

タチウオの定番のパープルはもちろん、アピール系のピンクなど人気カラーがラインナップ。

アクションは、リトリーブ時にはスイミングし、フォール時には水平姿勢で若干スライド気味となり、弱ったベイトを演出。ジャークを入れた際も激しすぎず、飛びすぎない、絶妙な誘いとなるので、タチウオのバイトミスも起こりにくいのだそう。

「鏡牙X」など反発を抑えたロッドで使用すると、ジグの動きも適度に抑えられて、より効果的なアクションとなります。

鉛の1.7倍の比重であるタングステンを使用することで、鉛製に比べシルエットがコンパクトになるので、バイトが小さいときや潮が早い場面、二枚潮などの難しいシチュエーションにおいても活躍します。

スペック

標準自重(g) カラー展開 メーカー希望本体価格(円)
60g 6色展開 2,150円
80g 6色展開 2,900円
100g 6色展開 3,150円
120g 6色展開 3,550円
150g 6色展開 4,300円

ダイワ公式「TGベイトタチウオ」詳細ページはコチラ

タチウオジギングの王道を征く「鏡牙ジグ ベーシック」

それに対し、「鏡牙ジグ ベーシック」はタチウオの捕食行動を研究し追求を重ねた、タチウオジギング専用設計のジグ。

センターバランス設計で、鋭く研ぎ澄まされたヘッドにより引き抵抗大幅軽減。アングラーの疲労を抑えながら、食わせの間にも柔軟に対応できるタチウオの捕食にも考慮した専用スペックとなります。

ジャーク時は素直なフォールアクションで、ジグが横向きになり違和感無くタチウオが口を使うことができ、バイトミスも軽減。

鋭い歯にもはがれにくいHD塗装を採用しており、側面にはラメやグローカラーを配してアピール力アップ。幾度のテストを繰り返し、渋い状況でもタチウオが口を使うよう随所に工夫が凝らされています。

スペック

サイズ(g) サイズ(mm) メーカー希望本体価格(円)
80 100 720
100 110 780
130 120 900
160 130 1,000
200 135 1,150

ダイワ公式「鏡牙ジグ ベーシック」詳細ページはコチラ

「TGベイトタチウオ」と「鏡牙ジグ ベーシック」どちらも持っておくのが重要!

素材もアクションも異なる「TGベイトタチウオ」と「鏡牙ジグ ベーシック」。

それぞれに特徴があるため、様々な状況に対応できるように両者とも用意しておくのがオススメです!

ちなみに、住澤さんは状況が分からない場面では、素直に両方を落としてから反応を見るようにしているそう。

ただ通常のジグを落とした時のフォールスピードと、シャクった後のフォールなど、早さを重視する場合では「TGベイトタチウオ」を使用するとのこと。

動画内では詳細な使い分けについても解説されていますので、ぜひそちらも併せてご覧ください!

【怒涛のラッシュ】基本がわかれば大爆釣!How to タチウオジギング【ダイワ / 住澤直樹】

出典:YouTubeチャンネル「LureNews.TV」詳細ページ

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!
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