ダイワの紅牙ブランドより、新たに「紅牙IC」のディープタイラバ専用モデル「紅牙IC200」が登場します。
「紅牙IC」は、タイラバシーンをリードするカウンター付ベイトリール。
初期性能が長く続くことを目指した次世代ベイトテクノロジー「HYPERDRIVE DESIGN」や、スムーズな滑り出しが特長のドラグシステム「ATD」など、各種最新技術を盛り込んだ専用機となります。
今回のディープタイラバ専用モデル「紅牙IC200」は、タイラバ船を運営するカリスマテスターの意見から生まれたそうで、ドラグ性能や巻上げ性能、TDとシンクロレベルワインド、そして「電子ドラグサウンド」を新たに搭載。
ディープタイラバにも対応した糸巻量や巻き重りを解消する150mmAL製クランクハンドルなど各種機能が追加されています。
紅牙IC200【DAIWA】
モデル | 標準自重(g) | 巻き取り長さ
(cm/ハンドル1回転) |
ギア比 | 標準巻糸量PE
(号ーm) |
ハンドルアーム長(mm) | ベアリング(ボール/ローラー) | 最大ドラグ力(kg) | ハンドルノブ仕様 | メーカー希望本体価格(円) |
24紅牙 IC 200P |
350 | 66 | 5.3 | 1-600 1.2-480 |
150 | 7/1 | 10 | EVAラウンドライトノブ | 62,400 |
24紅牙 IC 200PL |
350 | 66 | 5.3 | 1-600 1.2-480 |
150 | 7/1 | 10 | EVAラウンドライトノブ | 62,400 |
24紅牙 IC 200 |
350 | 78 | 6.3 | 1-600 1.2-480 |
150 | 7/1 | 10 | EVAラウンドライトノブ | 62,400 |
24紅牙 IC 200L |
350 | 78 | 6.3 | 1-600 1.2-480 |
150 | 7/1 | 10 | EVAラウンドライトノブ | 62,400 |
DAIWA公式「紅牙 IC 200」詳細ページはコチラ
出典:YouTubeチャンネル「DAIWA JAPAN Products【公式】」詳細ページ
ドラグ性能が大きく向上
ディープタイラバ専用設計にあたり、注目のポイントはドラグ性能の向上。
最大値も10kgまで対応しており、魚の引きに追従しながら効き続ける新世代のドラグシステム「ATD」を搭載。
ドラグ引き出し時の「抵抗」も大きく軽減しており、滑らかに放出するので細糸ラインでも安心してやりとりをすることができます。
そして今回から新たに、スプール回転を検知してドラグの作動を「電子音」で伝える「電子ドラグサウンド」も搭載。
従来の引き出しクリック(機械式構造)は、ドラグの作動をアングラーへ伝える重要な役割を果たしていましたが、音を鳴らすためのドライブギア内側のラチェット構造や音出しピン構造には、物理的抵抗が発生していました。
「紅牙IC200」では、この機械式構造を取り除き、「電子ドラグサウンド」を搭載したことで、滑らかなドラグ性能とより聞こえやすいドラグ音の両立が可能となりました。
また、電子ドラグサウンドに関しては3種類のドラグ電子音を選択可能。
高音(出荷時)・中音・低音から選択可能で、OFF設定も可能です。
そしてもう一つが、シンクロレベルワインドの搭載。
シンクロレベルワインドとは、ラインを放出する際、レベルワインドがライン位置とシンクロして、左右に追従する機構です。
ラインの放出時の抵抗が少なく、ドラグ作動時の滑らかさも向上するため、引き出し時の「抵抗」も大幅に低減してくれます。さらにドラグ力の調整範囲(0.5~4.0kg)の幅の拡大したことで、より滑らかな高性能ドラグを実現しています。
高負荷時でも高い巻上げ性能を実現
ディープタイラバは文字通り、深いエリアを中心に狙うため、タイラバヘッドも150〜200gといった重めのヘッド使用します。
そのため巻き抵抗も大きく、長時間の釣行はかなりの負荷がかかります。そこで採用されたのが、150mmのAL製ロングハンドル。
150mmのロングハンドルは、高負荷での安定した等速巻きや軽い巻上げを実現。一日を通して楽に実釣を続けることができます!
アングラーをサポートする機能が充実
そのほかにも「紅牙IC200」では、アングラーをサポートする機能が充実。
PE0.8号-600mがぴったり巻ける目安ラインや、10cm単位の水深が分かるICカウンター、セルフ電池交換機能など多数盛り込まれています。
基本性能は「HYPERDRIVE DESIGN」で磨きをかけ、ディープタイラバならではの課題もしっかり解消されています。そのほか、別売りオプションパーツも充実しています。
ディープタイラバシーンをリードするのにふさわしい珠玉の専用機「紅牙 IC 200」、ぜひ手にしてみてはいかがでしょうか?