サワラキャスティング、まだまだ盛り上がっているところもありますね~。
今回は、ゼニスのロッド「カレントライン・ベイスペックTZ」をご紹介。
カレントライン・ベイスペックTZ
カレントライン・ベイスペックTZは、ゼニスとタナジグのコラボロッド(TZが意味するのがタナジグ)。
これまでもタナジグとのコラボロッドを輩出してきたゼニスですが、それらはいつだって現場からフィードバックして製品化したもので、現場でとにかく使いやすい!
実釣ムービー公開
出典:YouTube「ZENITH・Okuma Fishing Japan」
そのカレントライン・ベイペックTZを使用した実釣ムービーが、ゼニス公式YouTubeチャンネルで公開!
実釣役には、タナジグの代表を務める田中良和さんも含めて、三重県・鳥羽沖からサワラを狙う。
サゴシ含め、テンポよくキャストしながらヒットを重ねているが、魚とのファイトでは追従性が非常に高くバラシが少ない。では軟らかいからダルさもある?と思いきや、キャストではブランクの収束も早く、精度も高い。
しなやかなんだけれど、バットにはしっかりと張りもあり、バラしにくいのにしっかりと余裕を持って寄せられる、そんな印象を受ける。
ちなみに…個人的には動画内の〝テソロ4000〟というプロトリールも気になる存在だったりしました(笑)。ぜひチェックしてみてください。
カレントライン・ベイスペックTZの特徴
カレントライン・ベイスペックTZは、今回の動画のようにサワラ、また青物キャスティングゲームに向けたタナジグコラボロッド。
前身となる「カレントライン」をベースに、湾内や沿岸等の近海エリアでのサワラや青物に向けて、さらに最適化を施したロッドとなる。
型番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 適合ルアーウエイト(g) | 適合ラインPE(号) | 適応ドラグ(kg) | カーボン含有率(%) | 本体価格(税抜) |
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CBTZ-S76L | 2.3 | 2※ | 172 | 212 | 2.2/10.0 | 15-40 | 1.0-2.0 | 3 | 97 | 36,300円 |
76レングスで飛距離とファイト時の安心感
ベースとしたカレントラインは7.3フィート。このカレントライン・ベイスペックTZ(1機種CBTZ-S76Lのみ展開)は、7.6フィートだ。
サワラ、青物においてボート移動中に突然のナブラがあったり…ということはよくある。そして、できるのであれば届く範囲でプレッシャーを掛けないように遠くからアプローチしたい。
そんな時に、長くなったレングスが活きてくる。
また、レングスの長さはファイト中に船ベリ際で船下に潜ろうとするターゲットに対して、物理的なロッドの長さでも追従させやすいのも特徴。穂先部には24t+30tを補助パターンで採用。
カレントライン・ベイスペックTZが、そうした特徴を持つのは、バラさないロッドを求めて開発していったからなんだそうです。テストで協力してもらった各船長からも「魚を掛けたらバラさない」という部分の重要性を説かれたそうだ。
飛距離、操作性、感度ももちろん大切。けれど、掛けたら魚をバラしにくい!という点は、近海キャスティングゲームで大切で、そこに最も主眼を置いたロッドなのだという。
その他に、フロントグリップを30mm短くし、リアグリップを延長。後ろが長い。つまりは脇挟みで安定してリトリーブも可能。もちろん脇挟みしながらの小幅なジャークで違和感が出ることもない。
投げやすく操作しやすい、これもカレントライン・ベイスペックTZの特徴。
ガイドはステンレスフレーム(Kガイド)。ベースとなったカレントラインとの違いは、ティップセクションのガイドを一個増やし、バットガイドをダブルフットに変更。糸抜けのよさと、バット部の強さを求めた設計だ。
色々あって悩む時の「この1本」にもイイのでは?
サワラ、青物などなど近海キャスティングゲームで使用するルアーはひと通り扱える器用さもあり、色々あって悩む…という場合の選択肢にもよさそう。
バラさないことを目指したカレントライン・ベイスペックTZで、大型サワラ・青物にチャンレジしてみては?
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