アカハタやオオモンハタといったハタ系ロックフィッシュを磯から狙って獲る!磯ロックゲームが今、超絶にアツいんです!
夏といえばロックフィッシュ。ロックフィッシュもいろんな種類がいますが、ハタ系、もしくはグルーパーと呼ばれるロックフィッシュが特に人気が高く、一度やってみたいなぁ…というアングラーも多いのではないでしょうか。
鮮やかな魚体や、独特の模様。暑い真夏の日中に狙えて、しかもめちゃくちゃ引きが強い。こういったところもアングラーを惹きつける要因になっていると思います(実際も記者もそう)。
今回は、そんなハタ系ロックフィッシュを磯から狙って獲る、そんな激アツなゲームについて、狙い方からタックルセッティングまで、詳細にご紹介しましょう。
実釣をお願いしたのは、三重県の尾鷲や熊野といった紀東エリアをホームグラウンドとしているロコアングラーの幸田樹典さん。
幸田樹典(こうだしげのり)さん
紀東~紀南エリアをメインにバスのほかメバル、ロックフィッシュをはじめ様々なSWターゲットと日々奮闘を続けるロコアングラー。ニックネームはシゲちゃん。1983年3月生まれ
今回は、ホームグラウンドの尾鷲エリアの梶賀から出船している渡船店さん・勝三屋さんにお世話になり、賀田の沖磯へ渡していただきました。
アカハタの狙い方
まず、アカハタはどういった場所に多いのか。
渡船店さんにアカハタを釣りたいということを伝えれば、実績のある磯に渡してくれますが、渡ってからどうするか。
アカハタはボトムがゴツゴツしている根があるような場所にいることが多く、水深はまちまちですが、10m以上の深い水深に浅場が近くにある地形(いわゆるブレイク)や、スリットと呼ばれる根と根の間などにいることが多いです。
そういった場所を探すべく、まずはボトム形状を探るのが先決。
そんな場所で幸田さんが多用するのが、根掛かり回避率が高いリグ・フリリグ。
ワームは、シャッドテール形状のTテールシャッド3.7inch(バークレイ)。
フリリグのシンカーは21-28gをシチュエーションによってチョイス。
このリグをキャストして着底させ、そこから軽いリフト&フォールで、ボトム付近をキープしながらリトリーブ。
リフト&フォールは、イメージ的には9時から12時の位置で、ゆっくりめなアクションでOK。
バイトはフォールから着底の瞬間に多く、ガツガツといった感じの明確なバイトが多いので、すぐに分かります。
で、ここからがハタゲームでは重要で、むちゃくちゃ引きが強いハタ系は、フッキングしたらすぐに根から離さないと、根に張り付いてしまいます。
間髪入れずにゴリ巻きで、思いっきり寄せるのがキモ。なので、主導権を渡さないタックルセレクトも、ハタゲームにおいては重要なんです。
ワームはシャッドテール系とホッグ系の2タイプあれば◎
アカハタはシャッドテールのようなベイトフィッシュから、ホッグ系のようなエビ&カニなどの甲殻類を捕食しているので、ワームはその2タイプあれば安心。
幸田さんが愛用しているのは
出典:ピュア・フィッシング
リブとテールから発生する波動がターゲットにアピール。
ロックフィッシュ以外にもフラットフィッシュやシーバスなどにも実績の高いワームです。
カラーは全部で13色、5本入り650円(税別)。
出典:ピュア・フィッシング
ホッグ系の定番シェイプ。大小様々なサイズがありますが、4inchでも十分食ってきます。
カラーは全部で6色、7本入り800円(税別)。