秋の琵琶湖で“痙攣アクション”が絶好調!復習を兼ねて良くある質問に回答!/永野総一朗
ここ最近、痙攣アクションの釣果がすごい。
元々晩秋のボトムを中心に有効なリアクション系の操作として生まれたメソッドでもあるので丁度イイ季節。この機会に改めて復習しておきましょう。
痙攣アクションを改めておさらい
一番は上の動画で見てもらえると分かりやすいかと。
叩く→(ラインを)張るの動作を、一定リズム&一定の強さで繰り返すのみ。コツは叩く時はロッド、ラインからトン! とかパンとかの音を出し、ラインを張る時はふわっと優しく張ってあげること…以上。トン! と叩いた直後にコツッ! とくるので、このバイトを“トンコツバイト”と呼んでいます。痙攣アクションからの、トンコツバイトに病み付きでございやす。
さて、これからそんな“痙攣アクション”の核心に迫る、良く聞かれる2つの質問をご紹介します。
Q1 叩いた直後にラインを張る理由は何ですか?
これ、一番多い! 「叩いた直後にラインを張る理由は何ですか?」という質問。
理由は2つあり、バイトを早く獲るためとルアーの進行速度を目に見えるようにするため。ボトムのワーミングと言えば、ラインがダルダルのステイが基本でしたこれまでの場合。ただ、それはステイ中に食わせるので、食わせる時間を長くするためにラインのテンションを抜いて「置いておく」のであって、痙攣アクションの場合は、トン!というロッドアクションでワームが「ビクン!」と痙攣した直後にバイトがでるので、食わせるためにラインをゆるゆるにしておいておく必要がない、バイトを明確にすぐに取れるため、というのが1点。
それからもう一点、ルアーの進み具合を目視で確認するため。
普通に叩いていくと、ラインを張る度にロッドティップの位置が叩いている方向に進んで行きます。コレはラインを張っておくことで、張った位置から次のアクション後に張る位置までどれくらい進んだかを毎回確認するためになります。大体その進行距離が一回アクションする毎に5cm〜10cmくらいが理想。これ、毎回ラインを緩めていると、進んだ距離をティップで測ることが難しいんです。その為にスタート地点とゴール地点を、シッカリ見える化するために毎回ラインを張ります。
モチロン、ピンピンに張る訳ではありません。ルアーがギリギリ動かないくらいの張り具合です。因みにティップがアクション中、進んでいればストラクチャーがない所を進んでいて、ティップが進まなくなると、何かのストラクチャーにスタックしているという判断もできます。バイトの出やすいところはスタックしたり、しなかったりが交互にくるような場所がいわゆる良い場所となります。
Q2 痙攣アクションに向いているルアー、ワームは何ですか
ズバリ! お答えします。僕の痙攣アクション実績ベイトが以下の通り!
ハイドアップ公式「コイケフルキャスト」詳細ページはこちら
ハイドアップ公式「コイケ17mm」詳細ページはこちら
ハイドアップ公式「スタッガークロー(4in/3.3in)」詳細ページはこちら
ハイドアップ公式「コイケシュリンプビッグ」詳細ページはこちら
ハイドアップ公式「スタッガーオリジナル6in」詳細ページはこちら
動画で使っている物ばかりなので、ご存知の方も多いかもしれません。モチロンハイドアップ以外のルアーでもOK! 思う条件は“トン!と叩いてワームが動いた時にビクン!と同時に動くパーツの付いているワーム”が良いと思います。
「コイケフルキャスト」や「コイケシュリンプビッグ」は毛が動き「スタッガークロー(4in/3.3in)」は手、「スタッガーオリジナル」は尻尾が動きます。このようにアクションに連携して、大きく動くパーツが付いている物であれば、応用が効くと思いますので、皆さんもぜひ手持ちのワームで試してみてほしいですね! 初夏〜晩秋がメインとして活躍する痙攣アクションですが、今年はコイケシリーズ、モリケンリグの登場もあり、冬の痙攣アクションが楽しみになってきています! 是非皆さんも“痙攣アクション”からのトンコツバイト、味わってみては?
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