野尻湖や桧原湖をはじめとするハイランドクリアレイクのシークレットとして噂がうわさを呼び、ローカルの猛者たちから一般アングラーへと徐々に浸透、やがて定番化したTEMPTブランドのシャッドテールワーム『スイングベイト』。
そんな「スイングベイト」は、現在惜しまれながらも廃盤となっていたんですが、何とこのたびケイテックから完全復刻され登場!
スイングベイト2.8” 【ケイテック】
Swing Bait 2.8”
ケイテックから完全復刻登場するスイングベイト2.8”。
大胆なくびれから最後部にかけて細くテーパーのかかったボディと小ぶりなパドルから生み出される自然な微波動は、ケイテックが各ワームで追求し続ける『Ultimate Lifelike Action』そのもの。
このスイングベイトはケイテックの定番アイテム『スイングインパクト』や『イージーシャイナー』のアクションとは明らかに異なる、バスをスプークさせずに惹きつけるロールを抑えた極めて小刻みなテーリングが特長となっています!
●全長:2.8”●重量:約2.2g●入り数:8本入り●カラー:全12色●価格:704円(税込み)
機能的にはオリジナルの完全復刻! ただ2点のみマイナーチェンジが施されています
プロジェクトのゴールに据えたのは、もちろんオリジナルの完全復刻。ただ2点だけ、機能にいっさい影響を与えず、かつ使い勝手と釣果を向上させるべくケイテックだからこそのマイナーチェンジが施されています。
容易にフックをセットするための工夫
本来備わっている能力を最大限に引き出すため、ボディセンターにフックをまっすぐ刺すのはワームフィッシングの基本。
サイズが小さいほど大切な要素です。ただ『スイングベイト』は、デザイン上まっすぐ刺すのが難しい…そこでケイテック版には背中とお腹に正中線が設けられることに!
↓ケイテックの完全復刻モノ
↓こちらはテンプトのオリジナル
オリジナルが持つパールの色調変化や透明感のあるナチュラルなカラーリングを再現可能な範囲で、マテリアルにイカフレーバーが加えられています。
タフタイムにあとひと押しのきっかけを与える、あるいはバイトタイムを長くしてフッキングにつなげるための素材になっています!
スイングベイト2.8”の特長をピックアップ
ケイテッをを代表するスイムベイト『スイングインパクト』(写真上)は、その名のとおりスイングするような、左右にテールを強く振る動きが特徴。一方、『スイングベイト』は振り幅が狭く、極めてナチュラルな後方波動でフィッシュイーターの捕食本能に訴えかけます。同じカテゴリーに属していながら、両者はまったくの別物。それを理解して使い分けることで釣果アップが望めます
『スイングインパクト』(画像上)はパドル(最後部のフラット面)の下端まで尾柄部(びへいぶ)がつながっていますが、『スイングベイト』(画像下)はパドルの上部しかテールと接続していません。つまり、パドルに水流が当たったとき、前者は受け止めようとする力が働き、後者はめくれあがって受け流すつくりになっているのです。もちろん「どちらが有効か?」は、魚に聞くしかありません。
スイムベイトの心臓部とも言うべきテール。その部分がパッケージのなかで曲がってクセがついてしまうと意図した動きが出せず、本来の役割を果たせなくなってしまう恐れがございます。そこで専用のブリスターを成型し、ひとつずつ分けて収納されています。
特にテールが細い『スイングベイト』はクセがつきやすいため、保管時だけでなく釣行時も、ワームボックス等には移さずブリスターに入れた状態での収納を推奨。
リグバリエを紹介
もっともベーシックな使い方は表層スローリトリーブ。
さまざまなリグへの汎用性は他のシャッドテールと同様ですが、このワームが唯一無二の存在として重宝されるのは、ノーシンカーで表層をトレースしたときの反応に目を見張るものがあったから。魚が水面付近を意識している季節、状態なら、まずはこの使い方を試してみるのがオススメ!
フックはオフセットタイプ・ワイドギャップの#1にマッチ(写真はデコイのkgフック#1)。
軸径の細いスピニングタックル用ではなく、自重のある通常モデルがオススメ。というのも飛距離が増すのと下方重心となりスイミングがより安定するから!
※写真はスーパーラウンドジグヘッド1/32oz(フックサイズ#1)と組み合わせ。
スイングベイト2.8”のカラーは全12色
ケイテック既存カラー
ここからはケイテック新色系
以上、ケイテックから完全復刻を果たすこととなったスイングベイト2.8”をご紹介しました!
気になる人はぜひチェックしてみてくださいね!