今江克隆のルアーニュースクラブR「実績はダントツ無双!ここ三年で最も強力な50cmUP捕獲ワーム!シリーズ最高傑作『ハドルギル』登場」の巻 第1169回
「ハドルギル」の使い方
この「ハドルギル」の主たる使い方は三通り。
まず、最も簡単でオールシーズン最強なのがフリーリグだろう。
深いリブとハドルテールがシンカーとの十分な分離距離を作り、ノーシンカー状態ではグライドフォールする。
特に晩秋から冬にかけてはこれ一本でOKといえるリグだ。
次に鉄板なのが、ネイルリグ。
これは、写真の位置にネイル(サイズによるが0.9~1.8g)を刺し、完全にスイムベイトのイメージで使う方法だ。
「ハドルギル」は、ただでさえ深いリブで水を強く掴むが、ハドルテールの抜群の「巻き抵抗感」が実に気持ちよく「巻けてる感」を伝えてくれる。
ゆっくり巻いてもシャッドテールのようなスカスカ、ノー感じではなく、程よい「ヌゥーーーー」っとした、釣れる巻き抵抗感を感じることができるだろう。
変形マス針スイムリグ
最後に、これはまだいろいろと公開したくない秘密の部分が多いのが「変形マス針スイムリグ」だ。
写真は、その1つの基本パターンであり、これ以外にもちょっと驚きの変形マス針スイムリグが、すでに強烈な実績を残しつつある。
「ハドルギル」は、それに対応できるようにボディのコア部分を設計してあるのが、他にない特徴だ。
ちょっとこの系統の㊙リグは、まだ公開したくないので、来年のTOP50で結果が明確に出たら紹介したいと思う。
最近の若者は、キテレツなマス針リグを編みだすので昔の常識が通用しないな…とよく感じさせられる。
だがバスフィッシングは、誰かがやって有名になった釣り方を真似したのでは、その破壊力は並の上にすぐなってしまう。
SNSが普及した現代、「知られたら速攻終わり」という釣り方、場所は非常に多い。
だからこそ、誰もやらないキテレツリグをダメ元上等で本番で試しマクれる好奇心と度胸こそが、現代釣りウマへの鉄則だと心しておこう。