今年で10周年を迎えるダイワのタトゥーラ。
初めて世にその姿が公開されたのは、2013年7月に開催された米国最大の釣具展示会ICAST。そこでProject Tとして、TATULA(タトゥーラ)が公開されました。
あれから10年、タトゥーラは投げと巻きの性能、そしてタフさという本質を磨き続けることで、北米のみならず日本でも多くのアングラーに支持され、今や世界中のバスアングラーがその名を知るグローバルモデルとなりました。
そして今回、新たにアメリカ トッププロのシグネイチャーロッド「タトゥーラ エリート」が発表されました!
タトゥーラ エリート【DAIWA】
「タトゥーラ エリート」は、世界最高峰のバストーナメントシリーズである「B.A.S.S ELITEシリーズ」と「MLF バスプロツアー」の両トーナメントで活躍するダイワのアメリカトッププロが監修したモデル。
ラインナップはスピニング1機種・ベイトモデル4機種の5機種が展開。
アメリカモデルと一部デザインが異なり、日本モデルはバットジョイント2ピース仕様となります。
監修プロは、左からTakahiro Omoriプロ・Cody Meyerプロ・Randy Howellプロ・Seth Feiderプロ。
ダイワ公式「タトゥーラエリート」詳細ページはこちら
タトゥーラエリートの特長
「タトゥーラエリート」のブランクは、ジレを防止し、パワー・操作性・感度の飛躍的な向上を実現した「X45」を搭載。
適材適所に45°のカーボンバイアスクロスを巻き付けることで、ネジレによる操作性の低下やパワーロスを防ぎ、 今まで以上のキャストアキュラシーとロッド本が持ち本来の性能を引き出します。
さらにリールシートには、軽量化・高強度・高感度を実現したカーボンファイバー入りの「エアセンサーシート」を搭載。
ロッドの用途に応じて専用設計がされており、操作性にも非常に優れています。
そのほかにもTakahiro Omoriプロ監修のモデルの「731XHFB」と、Takahiro Omoriプロ監修のモデル「701MHRB-G」の2機種には、高強度化・軽量化を実現した「SVF NANOPLUS」も採用。
Takahiro Omoriプロ監修のモデル「701MHRB-G」に関しては、グラテック・コンストラクションが搭載。
「グラテック・コンストラクション」は、竿先に対して周方向はカーボンシート、長手方向は単一方向に引き揃えたUDグラスシートを巻き付けたブランク設計。
グラス特有の柔軟性や粘り強さを兼ね備えながらも持ち重りの軽さを実現しています。
以上のように、ダイワ独自のテクノロジーをふんだんに取り入れることで、トッププロのこだわりを反映しつつも、懐の広い使用感のロッドに仕上げられています!
また、デザインは、ガンメタルに染められたブランクにグレーのEVAを採用しており、目を引きながらも精悍なロッドとなります。
タトゥーラシリーズのリールともマッチします!
各機種の特長
「691MLRB」は、Seth Feiderプロ監修のモデル。
低弾性カーボンを採用した、小型トップウォーター、ジャークベイトに対応。ジャークしやすいレングス、グリップ長を採用し、軽量且つしなやかなブランクは、軽量プラグ全般の扱いやすい仕様となります。
こちらは1ピースモデルとなります。
モデル | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g) | ルアー重量(oz) | 適合ライン ナイロン (lb.) | 適合ライン PE(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) |
タトゥーラ エリート 691MLRB |
2.06 | 1 | 206 | 110 | 1.6/11.4 | 7~18 | 1/4~5/8 | 8~14 | 未定 | 85 | 37,000 |
「721 MHRB」は、Randy Howellプロ監修のモデル。
柔軟さと強靭さを持ち併せたムービングベイトスペシャル。
1/4~1/2ozのスピナーベイトをカバーにタイトに打ち込むことをメインに、ポッパー、ペンシルといった操作系のプラグからムービングベイトまで、幅広く対応するロッド。
モデル | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g) | ルアー重量(oz) | 適合ライン ナイロン (lb.) | 適合ライン PE(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) |
タトゥーラ エリート 721MHRB |
2.18 | 2 | 181 | 131 | 1.8/11.9 | 7~39 | 1/4~1・3/8 | 12~25 | 未定 | 76 | 38,000 |
「731XHFB」はTakahiro Omoriプロ監修のモデル。
SVFナノプラスを軸にX45で締め上げたブランクは狙いのスポットへジグ&テキサスをピッチ&フリップが可能。このロッドでノーシンカーからヘビキャロまでを対応し、バイトを瞬時に捕らえる高感度、掛けてからのリフティングパワーにも注目。
モデル | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g) | ルアー重量(oz) | 適合ライン ナイロン (lb.) | 適合ライン PE(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) |
タトゥーラ エリート 731XHFB |
2.21 | 2 | 184 | 144 | 2.0/12.9 | 5~42 | 3/16~1・1/2 | 14~30 | 未定 | 98 | 39,000 |
「701MHRB-G」はTakahiro Omoriプロ監修のモデル。
大森貴洋が得意とするシャロークランキングはもとより、この一本のロッドでリップレスクランク、ワイヤーベイト、ブレイデッドジグ、スイムベイト、ディープクランクまでを全て対応。グラスコンポジットロッドの中では珍しい7:3調子のテーパーを採用。高いアキュラシー性能とフッキング性能に優れた仕様となります。
モデル | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g) | ルアー重量(oz) | 適合ライン ナイロン (lb.) | 適合ライン PE(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) |
タトゥーラ エリート 701MHRB-G |
2.13 | 2 | 179 | 146 | 2.2/13.9 | 14~56 | 1/2~2 | 10~20 | 未定 | 51 | 38,000 |
「701MLFS」は、Cody Meyerプロ監修のモデル。
ダウンショットスペシャリティ。沖の水中のストラクチャー回りやフラットをダウンショットで狙うモデルだが、素直に曲がり込むテーパーは、ノーシンカーから軽量プラグまで、幅広いリグに対応。レングスを活かした遠投力も魅力的なモデルに仕上がっている。
モデル | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー重量(g) | ルアー重量(oz) | 適合ライン ナイロン (lb.) | 適合ライン PE(号) | カーボン含有率(%) | メーカー希望本体価格(円) |
タトゥーラ エリート 701MLFS |
2.13 | 2 | 184 | 105 | 1.4/12.8 | 1.8~11 | 1/16~3/8 | 4~10 | 0.4~1.2 | 97 | 37,500 |
各機種のネーム部には監修プロのシグネイチャー入り。
いずれの機種もトッププロのこだわりが反映された納得の仕上がりとなります。
もちろん、操作性や汎用性にも長けているので、日本のフィールドにもマッチします。ぜひ。店頭に並んだ際はチェックしてみてください。
ダイワ公式「TATULA 10周年記念ページ」詳細はコチラ