こんにちは!大阪のタックルハウステスター吉田裕彦です。
秋が深まるとともに北西の風が吹く日が多くなり、大阪エリアの釣り場は正面や斜めから風を受ける場合もしばしばです。
先日、タイガーよしたか君とロリタチ(ローリングベイトタチウオ)釣行に行きましたが、その日はあいにく北西の風が強く釣りにくい状況。私は風に翻弄されてポツポツとしか釣れませんでしたが、横でタイガーよしたか君は連続でタチウオを抜き上げていました。
そこで!今回は風の強い場合の釣り方を、以下よしたか君のレポートにてレクチャーしてもらいます。
タイガーよしたか氏による「強風対策」
岩原 良隆(Iwahara Yoshitaka) プロフィール
さぁ、秋めいてきました〜!ここ大阪湾では何釣りしても1番いい時期、と言っても過言ではない季節!
今回も南大阪エリアにロリタチしに行ってきたんですが!!…秋になるにつれて、悩まされるのが季節風。そう、北絡みの風です。北西からの強風で釣り辛い感じでしたが、しっかり対応してきました!
もちろん風裏を探すのも良いんですが、釣りができる場所も限られる大阪湾…アゲインストも捨てたもんじゃないんですよ!という訳で今回のテーマは「ラインメンディング」です。
まず、風が強い時はラインの太さや竿の長さが重要になります!
風が強いと、どうしても風の抵抗を受けにくい細いラインが有利になります。当日はPE1号を巻いていたのですが、現場で0.8号が良かったかも?なんて、ぶつぶつ言いながら釣りをしてました!笑
ポジションについては、強風下では基本的に“風の向きに対して直角に近い角度で投げれるポジション”を選びます。強風を真横から受けてしまうと、ラインが風に持っていかれてルアーの操作が不能になるからです。
そして大事なのが着水してからのラインのコントロール!フェザーリング(着水する直前にライン放出をおさえて無駄な糸フケを作らない)して、ラインを海面につけるようにします!そうすることで、風にラインを持っていかれず、ルアーを操作しやすい環境を作ります。この時に、足場の高さによっては、ロッドの長さも有利になります。
当日は、ローリングベイトRB88(24g)から始めたんですが、なかなか触らない!涙 なんとか1本ヒットしたんですが、タチウオの反応が鈍いので、RB88では落ちるの早いからか?…とRB88LW(18g)にチェンジ。すると…明らかにアタッてきます! そして軽い分ラインメンディングは丁寧かつ、慎重になります。
タックルハウス公式「ローリングベイト」詳細ページはこちら
でも…これも続かずで、さらに軽いRB77LW(11g)へとスグに変更。すると…これがドハマり!
ライナー気味にキャストしてラインを海面につける。右斜め前の風でラインメンディングをしても右から左に長される状況でしたが、超スローに長されなが落ちる感じがよかったのか、この日はファーストフォールの引ったくりバイトも連発。また、ケミホタルが同じ見え方をしてるレンジキープのリトリーブの強弱や一瞬の止めがハマった日でした!
些細なことで差が出るロリタチゲーム。奥が深くて、楽しめますね~!
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出典:YouTubeチャンネル「TACKLE HOUSE (株)タックルハウス」