オカッパリだけでなく、オフショアからのボートも人気が高いアオリイカ。ボート(船)で、効率的にテクニカルに楽しめるのがティップランエギング。
ティップランではボートの片舷に並びロッドを出し、船は風・潮流を計算して横から受けてのドテラ流し(横流し)。ボートが動くのに合わせラインとその先のエギは引っ張られ、シャクリ後にはエギの姿勢が安定。そこにくるわずかなイカパンチをすかさず掛ける…というのが釣り方。
EGTR Xアルティメイト
となれば、アクション後にピタリと止まりエギの姿勢を安定させ、わずかな触りを捉える高い感度を持つロッドが必要に。
そんな要素を突き詰めたのが EGTR Xアルティメイト。ラグゼのイカゲームを担うEGシリーズ、そこにTR=ティップラン。そしてXアルティメイトというのは中でもフラッグシップ。ということで、ティップラン専用のレーシングチューンといえるロッド。
3つの感度を究極に追い求めて
EGTR Xアルティメイトは「反響感度」、「接触感度」、「抵抗感度」の3つの感度を徹底的に追い求めた設計。
単純なバイト感度ももちろんすこぶる高いのだが、手に響くような感度の増幅、さらには潮の流れなど海中情報の把握などがとにかく伝わる仕上がりとした。
実はそこに至るに、同じくラグゼのライトゲームロッド「宵姫天」の思想設計も取り入れながら、とにかく無駄を省いて感度に必要なものを追い求めたという。
オリジナルの極薄カーボンパイプのリールシートとリザウンドグリップ機構の組み合わせ、そのビジュアルには確かに宵姫のにおいを感じるものがあり、反響感度・接触感度を高めている。ソリッドティップを採用しているのは、わずかな変化を見逃さない。
ブランクスマテリアルには「トレカT1100G」に加え40tの高弾性「トレカM40X」を適所に配置。軽さや感度に目を奪われがちだが、この繊細な見た目から想像できないほどのパワーも秘め、モンスタークラスのアオリイカにも対応。
ガイドはチタンフレーム・トルザイトリングガイドで、レーシングチューンなブランクを活かす設定に。
2機種ともに自重50g台
絶対的感度を求めて鍛え抜かれた2機種はその結果、いずれも自重50g台という衝撃の軽さ。
機種展開としてはS510ML+-solidとS65ML+-solidの2機種がラインナップされる。
モデルNo. | タイプ | 標準全長(cm/ft) | 希望本体価格(税別) | 標準自重(g) | 仕舞寸法(cm) | パワー | 使用材料(%) | 継数(本) | ルアーウエイト(g) | 適合ライン(PE/号) | 先径(mm) | グリップ長(mm) |
S510ML+-solid | スピニング | 178(5’10”) | 58,000円 | 53 | 93.5 | ML+ | C99.9 G0.1 | 2 | 25~100 | 0.3~1 | 0.7 | 300 |
S65ML+-solid | スピニング | 196(6’5″) | 58,500円 | 58 | 102.5 | ML+ | C99.9 G0.1 | 2 | 25~100 | 0.3~1 | 0.7 | 300 |
これまで以上のロッドを求めているなら、間違いなく候補に入るロッドではないでしょうか?
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