電動リールでゲームフィッシング
電動リールと聞くと、ひと昔前まではエサ釣り、深い水深…というイメージがあったと思います。
ところが近年では電動ジギングや電動タイラバなど、電動リールを使った釣りがルアーフィッシングでも一つの方法として以前よりもずっと認められてきた印象を受けます。
深い水深からの巻き上げが体力的にもシンドイという方に受け入れらたのはもちろん、人間の力ではいかんともし難い一定速度でのリトリーブ、あるいは高速巻きなどを行ってくれるため、それがひとつ大事なプローチになることも。
これまで体力的にエントリーしにくかった人を取り込んだり、釣法のひとつとして成立する場面も増えてきた。そしてそれは、小型電動リールの著しい進化が要因でしょう。
エランSW DENDOという個性
さて、そんなわけで今回ご紹介するのは電動リール。テイルウォークのエランSW DENDOです。
MODEL | Gear Ratio | Weight (g) |
DRAG MAX (kg) |
Line Capacity | Bearings | Line Retrieve | Retail Price (JPY) |
Item |
DENDO 150 | 5.0:1 | 450 | 6 | PE1-300m | 7+2RB | 150m/1分間 | 46,000 | - |
勝手なイメージですが(笑)、電動ルアーフィッシングをする方って、エサ釣りも好きな方が多い印象があります。もちろんこちらのエランSW DENDOもルアー・エサ問わずに使っていける電動リール。
だから、そういう方には一台あると便利な小型電動リールだと思います。
驚くなかれ!スプール交換可能
これが細かな設計もしっかりとされているんですが、ズバリ、スゴく個性があっていいなと思う点が「スプールを変更できる」電動リールだということ。
ワンタッチで、別売りのスプールと交換できるんです。
MODEL | Line Capacity | Retail Price (JPY) |
Item |
OPTIONAL SPOOL | PE1-300m | 7,000 | S1-300 |
PE2-200m | 7,000 | D2-200 |
浅溝タイプとディープスプールの2種が別売りでどちらも単体販売されています。ということは、違うライン号数を巻いたスプールで、違うジャンルの電動ゲームを楽しんでよし、あるいは、万が一の時の予備にスプールを持参してもよし。
これ、結構大きな負担軽減なんですよね。単純にスプール別に用意して、違うゲームや万が一のトラブルに備えられるというのは。また、ラインの巻き替えも容易になるし、スペア電動を持って行かなくてもスペアスプールで事足りるということも多いかと。
かなり健全!ではありませんか?
最大の個性はそこである、と個人的には思うのです。
ただ、それだけではなくて。小型コンパクトボディ&スリムでライトな電源コードなど、特にライト系の電動ゲームを楽しむ上で重要な軽さとコンパクトさを兼ね備えています。
巻き上げスピードは30速と細かく設定可能。で、その中でも低速域の1~6については、任意で等速モードを選択可能。このあたりは特に電動タイラバを意識したと思われる設定で、スロー域の一定速…コレって結構手動だと難しい面があったりします。それを機械的にデッドスローが演出できる機能。
また、テイルウォークらしいステーショナリードラグ搭載。エランSW電動が主とするのはライト系の電動ゲームとなりますが、簡単にいうと、そこでリアルに使う頻度の高いドラグ設定域の中でさらに細かな微調整が可能であるのがステーショナリードラグ。
そしていざドラグが効けば心地良い音で知らせるドラグクリックサウンドもアリ!
釣りの楽しみ方も広がり、特にオフショアではエサとルアーの垣根なく楽しむ方が多くなった昨今、改めて見直してよい電動リールといえるのではないでしょうか?
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