リールから煙が出るくらい。
と言われる通り高速巻きが基本なブレードゲーム。メタルマジックTGを選ぶ時、どうしても浮き上がり過ぎることを避けるため40gから重たいウエイトにしガチ。当然間違いではなく…むしろ持っておくべきウエイトで活躍する場面も当然多い。ただ、それだけでOKなのかと言われるとそうでもなく、前途したウエイトで難しいことを成し遂げてくれるのが40gを下回る軽めのウエイト。重くなればなる分、沈みやすいし引き抵抗も重くなる。サワラが上ずっていると出遅れたり、引き抵抗の重さで高速巻きが実はできていなかったり。ナブラ発生時も軽いウエイトが有利になる場面も当然。
いくつか常備しておくべきで…。
メタルマジックTG 20g/30g【アクアウェーブ】
アクアウェーブ公式「メタルマジックTG」詳細ページはこちら
ナブラへ直撃させてからの高速巻き、サワラ自体のレンジが中層より上の場合、重たいウエイトの引き抵抗に疲労感を感じた時などに20gや30gが活躍。その日活躍するかは状況次第、ただBOXにいくつか忍ばせておくと有利なのがこの辺りの軽いウエイト。意外とお持ちでない方も多いとか…。
軽量ウエイトの必要性
前途させていただいたこと以外に、そもそも水深10mほどの浅いポイントで釣りをする時。重めのウエイトで徐々にレンジを上げる攻め方もアリですが、底を問題なく取れるのであれば30gといった軽めのウエイトを投入して、数回ボトムをとり直しつつ、短い距離で一気に上げてきて広い層を探るという攻め方もアリかなと…。
というのも、先日大阪湾で行ったロケの際に、水深15m程のエリアで、30gを使ってサワラではなかったもののサゴシが連発。毎投バイトが続く状況。
さらに2023年10月に行った東京湾のロケでサワラがキャッチされたのも30g。東京湾でも知る人は必ず隠し持っているウエイトとのこと。
もっと過去を辿ると、昨年岩国で行ったロケでも、サゴシと青物が混じる中で、最後にサワラをキャッチできたのも30g。
このように過去のロケや状況を遡ると、軽量ウエイトの必要性は十分にある訳で、つくづくと重要だなと思う訳です…。では、重要性をお伝えしたトコロで「メタルマジックTG」本体の魅力も一緒におさらいしていきたいと思います。
タングステンボディ
では「メタルマジックTG」の“タングステンボディ”によるメリットは以下。
タングステンボディによってボディが凄くコンパクト。30gを手に取ってもこの通り。
鉛製のジグでは実現できない一口サイズ。ボディサイズを最小限に設計しているため、水抵抗が掛かり辛くなり、沈下速度が速く着底も分かりやすい。着底までが速くて分かりやすいということは、効率UPに繋がって釣果UPに直結。
それとご覧の通り、青物のメインベイトにもなりやすいイワシのサイズにもソックリ。ベイトサイズが小さくなると中々他のジグでは合わせにくい、合わせれたとしても飛距離が出なかったり浮き上がりやすかったりしますが、「メタルマジックTG」だと極力小さいベイトにサイズが近く、飛距離も稼ぐことが可能。
そしてもう1つの魅力、“直進安定性に優れている点”。
タングステンボディによる高比重さと、ボディ断面が三角形の低重心設計により、高速リトリーブでも一切姿勢を崩さず、ピックアップまで真っすぐ突き進んでくれます。潮流の影響も鉛素材より受けにくく、操作性向上&バイトも明確。
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ブレード&フック
標準装備のブレード&フックにも拘りが。
コンパクトボディの概念を覆すアピール力を生み出すためのコロラドブレード。遠くからサワラを引き寄せてバイトへと繋げてくれます。
ブレードフックのスプリットリングとフックも強靭。サワラを掛けてもシッカリ耐えるパワーを秘めており、やり取りも安心。単体でも発売中。
カラーバリエーション
カラーバリエーションも実に豊富。今回フォーカスを当てている、ウエイトで言うと20gは8色展開で30gは11色展開に。
ウエイト | メーカー希望本体価格 |
20g | ¥2,000(税別) |
30g | ¥2,200(税別) |
軽量ウエイトにしか生み出せないメリットを上手く使ってあげることで、サワラをさらに釣ることができるかも。ぜひ軽量ウエイトも常備を。