東京湾、伊勢湾、大阪湾、日本海側。
山口県岩国沖を皮切りに、全国にその人気が飛び火したサワラ狙いのBLJことブレードジギング。
ブレードが付いたジグを使うことからブレードジギングと呼ばれる訳ですが、今回ご紹介するのは数あるブレードジグの中でも特殊?独特?…釣ることだけに特化したというこんなジグ。
TG RUNNNER/TGランナー【START】
タイラバでお馴染み、START社が展開する「TG RUNNNER」は、釣ることだけに特化してこだわりにこだわり抜いたという、サワラをメインに青物全般に対応するタングステン製のブレードジグ。
START公式「TG RUNNNER」詳細ページはこちら
TGランナーの特長
各地で「これじゃないとダメ」なんてアングラーも多いというTGランナーですが、その理由とは。
サワラが好んで捕食する小型のイワシを演出する。そのためにボディからブレードまでの距離を最小限にすることができる「ピアスシステム」を搭載。このピアスシステムにより、スイベルの半分をボディに収納できる埋込式スイベルを搭載することが可能となり小型化に成功、全長を約9%も削減することができたという。
また、埋め込み式スイベルの弱点でもあった「スイベルが交換できない」という点も、脱着可能ワイヤーを採用することでクリア。加えてカンタンに交換できるというメリットも。
フックは大型のサワラや青物に対応すべく、オリジナルの太軸フックをイチから製作。スプリットリングとスイベルは金属疲労に耐えるオリジナルの太軸仕様。ブレードにはこちらもオリジナルのコロラドブレードを採用するというこだわりよう。
また、スイベルとスプリットリングを収縮チューブで覆い、遊びを少なくすることで可動域が抑えられクラス最高水準の引き抵抗の軽さを実現。また、ただ軽い訳ではなく適度な抵抗があるように設計されているので潮の変化など、水中での違和感を明確に手元で感じることができるというのもポイント。フックがラインを拾う「エビ」になりにくいというメリットも。
ちなみに、ユニットのスイベルにスプリットリングを追加すれば、そのまま他社のジグにも使用可能というのもうれしいポイント。
魚を釣るためには人間の体力や集中力を維持するということも必要。つまり、疲れずにストレスなく使えるということが必要となるわけです。
ボディは左右非対称設計を採用。こちらも抵抗を受けにくい形状が追求され、こちらはこちらでしっかり巻き抵抗の軽さに貢献。
スペック&カラーラインナップ
ウエイトは 30g、45g、60g、80gという脂っこい4種類がラインナップ。10m以浅のシャローのキャスティングゲームから状況次第では50m以上のディープまでしっかり対応。
そしてカラーは実績カラーが中心、外れナシの8色展開となっています。
関連動画
出典:YouTube「START Official Channel」
出典:YouTubeチャンネル「START Official Channel」