【ショアタチウオ速報／東京湾横浜・横須賀エリア】「ローリングベイトタチウオゲーム」関西以外でも釣れるの？検証してみた
みなさま、こんにちは。タックルハウス広報の古賀です。
厳しい残暑がやっと落ち着き秋らしい気候になってきましたね。秋の釣りシーズン、多彩な魚種が狙えるこの時期ですが、今年の秋は西日本から関東までタチウオが好調なエリアが多いようです。誰でも気軽に始められる気軽さがありながら、突き詰めると奥深いゲーム性も持ち合わせた人気ターゲットですね。もちろん食べて美味しい事も大きなポイントです。
タチウオゲームの新しいスタイル
そんなタチウオ釣りについて、既に何度かご紹介しましたが、ローリングベイトというルアーで狙う「ローリングベイトタチウオ（関西ではロリタチの愛称）」が、関西を中心に人気を集めています。
タックルハウス公式「ローリングベイト」詳細ページはこちら
この「ローリングベイトタチウオ」、初心者でも気軽にはじめられて、尚且つベテランルアーマン達も「面白い！」と唸る新しいスタイルです。
概要は過去の記事をご覧ください。
ありがたいことに全国各地から問い合わせも多く、注目を集めているのですが、「関西以外でも釣れるの？」という声も少し見受けられました。…という事で、タックルハウス社屋からも近い東京湾の横浜、横須賀エリアで「ローリングベイトタチウオ」を試してきました。
東京湾でも通用する？
ここ東京湾もタチウオの魚影は温暖化の影響もあって年々濃くなっていて、一昔前は季節限定とされていた船からのタチウオジギングは、今では1年中狙える人気のターゲットとなっています。
ショアからのタチウオ狙いも、個体数の増加と共に盛り上がりを見せていて湾奥エリアで釣れる事も珍しくありません。そしてショアから狙うシーズンは、場所と年によって差はあれど例年早い時ではGW頃から遅くて年末まで楽しむ事ができます。
そして今回お邪魔したここ横浜、横須賀エリアはタチウオの接岸が毎年安定している人気ポイントです。今年も夏頃から釣果が出ており、連日釣り人で賑わいを見せています。まとまった時間があまりとれず…仕事帰りの短時間釣行を2度行ってきました。
検証1日目
まず初日、仕事を早く切り上げて夕まずめに合わせて釣り場に到着。
タックルをセットしていきます。タックルは9ftのシーバスロッドに3000番スピニングリール、PE1号&リーダーフロロ20lbをセットした普段よく使っているシーバスタックルの流用です。ここは、エギングタックルやショアジギング用などでも問題ないと思います。
そこに先発予定のローリングベイトRB88(24g)、その上50cm位置にケミホタル50mmをセット。
ルアーセレクトは大阪でこの釣りを始めた岩原良隆(通称タイガーよしたか)さんの受売り。夕まずめから始めた場合、陽のある時間帯から日没直前直後に多く訪れるラッシュ時は遠投も効いて、深場も素早く探れるRB88(24g)で手返し良く釣り、反応が渋くなるに従いRB88LW(18g)やRB77(15g) RB77LW(11g)等をローテーションしていく予定です。
タチウオのマズメラッシュはいつも突然始まります。
陽が落ちた直後、隣りで投げていたキビナゴを付けたテンヤの引き釣りの人のロッドが突然曲がったかと思うと、すぐに私にもヒット。
RB88 (24g)ゴールドオレンジカラーのフロントフックにガッチリフッキングしています。誘いはシンプルな表層近くのただ巻きでした。
写真撮影を済ませてすぐに再開。最初と同じように素早く巻いてくると、触ってくる感触はありますが、フッキングしません。すぐさまリールを巻く速度をかなり落として、フォール(巻き落とし)を混ぜてみるとフッキング！魚の反応を感じながらアクションを合わせていく作業がこの釣りの醍醐味だと思います。
魚の撮影をバタバタと済ませてすぐにキャスト。この釣りは時合いにどれだけ数を稼げるかも重要です。仕事なので撮影はしょうがないとして、ちぎられたりする事のないプラグならではの手返しの良さはかなりの魅力です。
再び、この日のヒットパターンをおり混ぜて誘いますが、アタリだけで中々乗らず、試しに5秒程長めのテンションフォールを入れてみると一気にロッドが絞り込まれました。
噂通り全てのフッキングがルアーのフロントフックというのも面白いです。
この日はこのマズメラッシュで時間切れ。周りでは、ウキ釣り、テンヤ引き釣り、足元の泳がせ釣り、ワーム釣りなど様々な方法でタチウオを狙っていて、釣れ方を見比べていましたが、この日はエサをつけたテンヤの引き釣りの人が釣り上げた数、ヒット数共に多かったように見えましたが「ローリングベイトタチウオ」もほぼ同等の結果だったので、これはここ東京湾でも自信を持ってオススメできる釣り方だと感じました。
一応、仕事なので…釣れる度に1人で一眼カメラで魚を撮影していた時間が無ければもっと…？とも考えてしまいますが想像でしかありませんので。
検証2日目
…後日。10月も2週目に入った頃、再び夕方時間を作れたので同じエリアに訪れました。
依然タチウオ好調という事で釣り場は相変わらずの賑わいです。この頃にはさらに東京湾の奥の方のショアからもタチウオが釣れはじめているそうです。
この日も前回のように、沢山のアタリからアクションを合わせていく面白い釣りを期待していましたが、結果から言うとこの日唯一の魚信が1匹のみの単発釣果。ヒットルアーはこの日もRB88 (24g)。カラーはパールチャート。
当たり外れのハッキリしたタチウオ釣りあるあるではありますし、釣り場全体が静かな残念モードの中、貴重な1匹を釣れたのもまた収穫と前向きに考えたいところです。
という訳で、十分な検証とは言えませんが「ローリングベイトタチウオ」個人的には東京湾エリアでも十分オススメできると感じました。是非お試し頂ければと思います。
現在、静岡エリアや遠州灘サーフでもショアタチウオが好調との話が入っていて、その辺りのエリアでも「ローリングベイトタチウオどうなの？」と聞かれてます。今後その辺りのレポートもご紹介できればと思います。
それでは失礼します。
関連動画はこちら
出典：YouTubeチャンネル「TACKLE HOUSE （株）タックルハウス」
