皆様こんにちは、ハヤブサスタッフの橋本翔大です。
近年全国各地で流行中のサワラキャスティング。そのサワラキャスティングの本場ともいわれる岩国沖で、今年も楽しんできました。
2023年にリリースされたジャックアイサワラスピン。
サワラキャスティング専用に開発されたメタルジグであり、岩国沖で試さずしてサワラキャスティング専用はうたえません。
サイズ | カラー | 価格(税込) |
30g | 7色 | ¥990 |
40g | 7色 | ¥1,045 |
50g | 7色 | ¥1,100 |
60g | 7色 | ¥1,155 |
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鉛なのにとにかく釣れる!
そんなサワラスピンでの実釣を振り返りたいと思います。
鉛でもコンパクトシルエット!
とにかく巻き心地が軽くて使いやすい
「ジャックアイ サワラスピン」
この日お世話になったのは、毎度おなじみ広島県廿日市(はつかいち)市から出船されている『魚籠(BIKU)』様。
船を40~50分ほど走らせ、水深30mほどのエリアからスタート。
かなりの強風が吹いており船も流されるため、まずはジャックアイサワラスピンの60g・ケイムラピンクキャンディから始めます。
このエリアの名物である鬼速巻き。「リールから煙が上がるほど」とまで比喩されるほど高速で巻くことで、他魚を避けてサワラのみを狙い撃つことができます。
そしてサワラスピンの特徴はなんといっても、巻き心地の軽さ。鉛素材でも極限までコンパクトサイズに仕上げ、水中での抵抗を無くしたことで、上記の鬼速巻きにも高次元で対応します。
何投か高速巻きを繰り返していると、中層あたりで待望のヒット。上がってきたのはコンディション抜群のヤズでした。しかし、青物が掛かるということは、まだまだ巻きスピードが足りません。
このあとも高速巻きを繰り返していると表層付近でサゴシが次々ヒット。ダブルヒットも連発し、コンスタントにアタリが出る状況を楽しむことができました。
タングステンでもヒットしない厳しい状況の中、サワラスピンでサワラ連発!
船中は各所でヒットするものの、サゴシやヤズばかり。
なかなかサワラを選んで釣ることができない中、サワラスピンに待望のサワラがヒット!
ここから、ハヤブサチームばかりがなぜかサワラを連発していきます。どれもすべてサワラスピンでの釣果です。
ケイムラブルピンイワシやケイムラピンクキャンディなど、ケイムラ系統のカラーが比較的強かったです。
なぜサワラスピンでばかりサワラが連発したのか?
高速で巻き続けることができるのが●
タングステンのメタルジグでもヒットしない中、なぜサワラスピンでばかりサワラがヒットしたのか?
それは、やはり巻き抵抗の軽さだと考えています。
タングステンは比重が高く、サイズもコンパクトなのは間違いないですが、形状により巻き抵抗は各ジグによって変わります。
今回開発したサワラスピンは、とにかく巻き抵抗の軽さを追求したメタルジグ。鉛素材でも非常に軽い巻き心地の仕上がりとなりました。
巻き抵抗が軽いということは、それだけ高速巻きがしやすいということ。そしてなにより、高速巻きをずっと続けられる点に強みがあります。
巻き抵抗が重いと、最初は高速巻きができても、だんだんと体力を消耗して巻きスピードも鈍化してきます。が、サワラスピンはずっとトップスピードを維持することができます。
この日もサワラスピンの巻き心地の軽さにより、疲れず最後までトップスピードを維持することができました。
これこそがこの日サワラスピンでばかりサワラが連発した理由だと考えます。
結果、ハヤブサチームで5本のサワラを手にすることができ、大満足で納竿となりました。
今回の釣行で、サワラスピンはこの岩国沖でこそ真価を発揮するジグだと痛感しました。
コンパクトシルエットはもちろんなのですが、この巻き感の軽さは、身体を疲れさせにくく、鬼速巻きを最後まで持続させることができます。
皆さんもぜひ、サワラスピンの巻き心地の軽さを体感してみてください。