秋、ショアジギングが楽しい季節。ところで、ショアジギングといっても使用ジグによっては、そのイメージも様変わり。軽量ジグで小・中型の回遊青物や根魚、カマスなど比較的身近な魚を狙うライトショアジギングもあれば、重めのジグを大遠投でより大きな青物などを狙うガチなショアジギングもあります。
で、先日お伝えしたヒロセマンの実釣模様(近日動画でも配信するのでぜひご覧ください)は、前者。ジグパラ・ショートの新色にショアジギ金サビキをセットしたジグサビキスタイルをメインに、超お手軽に実釣。
お手軽!LSJでジグサビキ
ライトショアジギング=LSJ。何を隠そうライトショアジギング=LSJというカテゴリーは、ヒロセマンが名づけ親。今ではすっかりおなじみとなっていますが、それまでショアからのジギングというと割とハードなイメージがあったのを、もっと身近に、もっとライトにしたわけです。
数あるメジャークラフトのショアジギロッドに、古くから「LSJ」という名前が入った機種が多かったのは多くの方が知るところではないでしょうか。
クロスライド1Gにも、もちろんLSJモデルあり!
ということで、今回使用したロッド「クロスライド1G」にもLSJモデルが3機種あり、ヒロセマンはXR1-962M/LSJをセレクト。
9.6フィート堤防やサーフ、もちろん今回のような筏など場所を選ばず扱いやすい長さ、しっかりとしたキャスト性能と繊細な操作感のバランスもよく、何より一日中投げ続けても負担の少ない軽量感と、魚が掛かっての安心感は、お値段以上!
ルアーウエイトは15~50g表記で、最も気持ち良さを感じるのは20~40g程度のジグやバイブレーションになるのでは?
上記通り、LSJモデルにはよりテクニカルに軽量ルアーで攻めやすいSLSJ(スーパライトショアジギング)に向く9.4フィートのML(XR1-942ML/LSJ)や、足場の高いフィールドやさらに遠投で狙いたい場合にも役立つ10フィートのM(XR1-1002M/LSJ)があり、今回使用した王道のド真ん中XR1-962M/LSJと合わせてご自身にマッチするものを選んでみてはいかがでしょう。
せっかくやるならジグサビキをぜひ!
さてさて、そして先にも述べた通り、今回はそんなお手軽LSJでジグパラ・ショートの新色&ジグパラ・ショアジギ金サビキをメインに実釣。
ジグパラシリーズなど、お好みのメタルジグにサビキをセットするだけの優れモノで、今回使用したジグパラ・ショアジギ金サビキと、もう一回りライトラインを採用したジグパラマイクロ・ショアジギ金サビキがあり、それぞれにS・M・Lのラインナップ。
サイズ | ライン 枝/幹(号) |
ジグパラ ショアジギ金サビキ S | 3/5 |
ジグパラ ショアジギ金サビキ M | 5/8 |
ジグパラ ショアジギ金サビキ L | 7/10 |
ジグパラマイクロ ショアジギ金サビキ S | 1.5/1.75 |
ジグパラマイクロ ショアジギ金サビキ M | 1.75/2 |
ジグパラマイクロ ショアジギ金サビキ L | 2/2.5 |
ジグパラショアジギ金サビキ詳細ページはこちら
シンプルなサビキに見えるんだけれど、実は結構なアピール力をもっている一品で、サバ皮のナチュラルさにキラメキをプラスした金サバ皮に、よりベイトライクに見えるティンセル。さらにフックチモトには金テープ&夜光玉が。そして胴打ちの金バリ(チヌ)。カマス、アジ、サバ、根魚とオールマイティーに使える濁りにも強いサビキなのです。
足元も忘れずに
いわゆるジギングサビキになるのだけれど、ヒロセマンはなんと筏の上からジグパラ&ショアジギ金サビキを足元に…チョンチョン…でカマスがヒット。で、バタバタと釣ったらちょっと移動でまたポチャン…と足元で連発したりとにぎやかに!
灯台下暗し…ではないけれど、意外と見落としがちな足元。ジグサビキで探って釣れるなら、それそれでホントに楽チンで楽しいですよね。ボトムまで落としてラインを張ったらチョンチョンと上下するだけ。ジグのアピールとサビキのアピール、シルエットの違いもありますから釣れてくる魚が異なったりしてまた面白いですよ。
もちろん足元に魚の回遊がなければメタルジグ単体にしてキャストしてもよし。着脱簡単なだけに、せっかく行くならぜひ持っていってほしいアイテム。
また、個人的には「そんなに上手に投げられない、けどショアジギやってみたい」という方にも良いアイテムだなぁと。保険的にもなるし、まず釣ってみるという部分でお助けアイテムになるのでは!
ぜひチェックしてみてください!