バスフィッシング界におけるレジェンドの一人、並木敏成さん。
その輝かしい戦績・実績は日本のみならず世界でも知れ渡るほど。
並木 敏成(Toshinari Namiki) プロフィール
そんな並木さんが使うナイロンラインが、サンラインの「シューター・マシンガンキャスト」。
そのスタイルはマシンガンのごとく、アグレッシブにキャストを繰り返す、まさに攻めの釣り。ルアーフィッシングにおいてラインへの負担はかなり大きく、ラインがガイドを抜けていく時の最高時速は40km/hにも及ぶのだそう。日によっては夜明けから日暮れまで投げ続けることも珍しくありません。
「シューター・マシンガンキャスト」は、そうした幾たびに繰り出されるキャストにも耐えられる、圧倒的耐久性と汎用性を備えているナイロンライン。
現在の「シューター・マシンガンキャスト」は三代目であり、初代から求めたコンセプト ”フロロカーボン 並みの低伸度をナイロンで実現する” を継承しており、さらに「P-Ion(現プラズマライズ)加工」を施すことで耐久性がさらに向上したモデルとなります。今回は、その耐久性のカギでもある「P-Ion(現プラズマライズ)加工」について並木さんに伺ってきました。
出典:YouTubeチャンネル「LureNews.TV」詳細ページ
ナイロンラインは耐久性が弱い!それはもう過去の話
ナイロンラインというと、みなさんはどのような印象を持ちますか?
ナイロン素材はその特性上、柔らかくしなやかで伸びやすく、扱いやすい特徴があります。その反面で、耐久性が弱く劣化が早い…といったイメージを持ってはいませんか?
確かに一昔前であれば、そうしたナイロンラインも多かったかと思います。
しかし、「シューター・マシンガンキャスト」はそうした並みのナイロンラインとはワケが違う。字の如く“マシンガンキャスト”に耐えうる性能となります。
そのカギとなるのが、サンラインの最新テクノロジー「P-Ion」加工の採用。
実は二代目マシンガンキャストの開発段階で、表面コーティングの耐久性を課題としていたそうで、その理想を叶えたのがライン表面をプラズマ処理するというモノでした。
「P-Ion」加工とは、前述した通りライン表面をプラズマ処理するというもの。
その差は歴然で、200キャストを超えたあたりから如実に差がうまれるのだそう。実際の比較図を見ても表面の微細な傷やダメージが一目瞭然!
一般的なナイロンラインはライン表面にコーティングを施すものがほとんど。そのコーティングが剥がれることで撥水性の低下、ガイドとの摩擦係数も下がるなど様々なところに影響を与えます。
その違いを例えるなら“トンカツとローストビーフ”
では、これまでの表面加工と「P-Ion」加工、なにがどう違うのか?
その点について、監修した並木さんに直接伺ってみました!
ズバリその差を例えるならば…
トンカツとローストビーフ!
というのも、一般的なナイロンラインの表面加工というのは、トンカツのように、小麦粉や卵、パン粉などを付けて表面に衣をつける・コーティングするもの。それに対し、ローストビーフは肉の表面をじっくり焼き上げて、肉そのものに“焼き目”を付けますよね。
トンカツの場合は衣が取れてしまう場合がありますが、ローストビーフは焼き目が取れることはありません。そう、なぜなら直接表面に加工をしているから!
「P-Ion」加工はローストビーフと同様、ライン表面を直接処理する(糸質そのものを変える)ことで耐久性を向上させているのです!
先日のロケでも、出船時間の早朝から帰着時間までほぼノンストップでキャストし続けておりました。しかし、ラインブレイクはおろか、トラブル一つなく様々なルアーでバスを釣り上げておりました。
「シューター・マシンガンキャスト」は耐久性はもちろん、ルアーの汎用性も高いのが特長のライン。
マキモノから撃ちもの、ノーシンカーのワーミングから高比重系、ビッグベイトに至るまでさまざまなルアーに対応しています。その実釣の様子は動画で見ることができるので、ぜひ併せてご覧ください!
規格 | LB | 4.5 | 6 | 8 | 10 | 12 | 14 | 16 | 18 | 20 |
165yds. (150m)単品 |
参考号柄 | 1.2 | 1.5 | 2 | 2.5 | 3 | 3.5 | 4 | 4.5 | 5 |
規格 | LB | 22 | 25 | 30 | – | – | – | – | – | – |
110yds. (100m)単品 |
参考号柄 | 5.5 | 6 | 7 | – | – | – | – | – | – |
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