【反則級】釣れスギ、サワラ狙いだと青物を避けて使う場合も…「メタルマジックTG」ショアジギ最強説

2023年09月30日

ショアジギングで使うとヤバイんですよ。

と開発スタッフに伺い、実際どうなの？って使ってみると「え、釣れちゃった…」。この小粒さでこの飛距離、高感度で操作性もバツグン。高速巻きでもブレない直進安定性。東京湾では人気のあまりに欠品状態。岩国、伊勢湾、最近では大阪湾などでも盛り上がっている、サワラを狙った“ブレードゲーム”で誰もが知るこちら。

メタルマジックTG 20g/30g【アクアウェーブ】

アクアウェーブ「メタルマジックTG」。

コロラドブレードを搭載したブレードジグ。ラインナップは20g、30g、40g、50g、60gが展開されていますが、開発スタッフに伺うとショアジギングで扱いやすいのは20gと30g。上記の写真含め、記者が普段使っているのも30g。因みに20gはダブルフックが標準装備で、根掛かりの多い場所や、根魚攻略を視野に入れている時、軽さを活かして水面直下を速く巻きたい時、ナブラ撃ちなどで使うのがオススメ。

アクアウェーブ公式「メタルマジックTG」詳細ページはこちら

“ブレードゲーム”では釣り人側がハマチ・メジロなどを避ける程

オフショアで使うようなルアーが、ショアでも通用するの？

いやいや、待ってくれと。昨今流行りのサワラを狙ったブレードゲーム。ハマチやメジロなどが混在する中で、サワラに狙いを絞って釣るメソッド。普通に巻いていると他の青物が掛かりすぎるあまりに、あえてサワラにしか追いつけないスピードの高速巻きでワザワザ、ハマチやメジロなどを避けて釣りをするくらい。

ブレードゲームでさらに人気がでたことで、オフショア専用設計と思われガチですが、当初のコンセプトは正に“何でも屋”。ショアでもオフショアでも釣れる魚なら何でも狙えるルアーとしてリリース。記者も実際にロケで、サワラをはじめ、ハマチやメジロ、ブリなどがバッコバコ釣れている様子を何度も目の当たりにしてきているので、ショアで使うとヤバいんだろうなと思っていました。実際に使ってみても“何と勝負が早いこと”、居れば釣れるレベル。しかも全部タダ巻き。当然サワラ・サゴシに狙いを絞りたければ、高速巻きで狙うこともできるし、ミディアムリトリーブで巻けば当然青物も。

バレにくい

後、ジグのように不規則な動きではなく、直線的に引いてこれるのでフッキングも決りやすいという点もお気に入りポイント。追尾してきてそのままフッキングが決まるので、リアのシングルフックが丁度カンヌキに掛かってバレにくい。特にサワラやサゴシなどは口が裂けやすいので、ジグの場合バレることも多々ありますが、コレだと口の硬い部分に掛かりやすいので本当にバレにくい。さらにシッカリ狙って食ってきてくれるのでミスバイトによるラインブレイクも少ない。釣れるしバレにくい、タダ巻きで簡単、疲れにくい、だからブレードゲームでブレードジグが多用されているという訳。そんな「メタルマジックTG」をショアジギングで使わない理由を、逆に考えられない。そりゃサワラ・サゴシ、その他青物も釣れる。

タングステンボディ

「メタルマジックTG」はその名の通り“タングステンボディ”。コレが釣れる理由に大きく関係しています。

コンパクト

まず、ボディが凄くコンパクトです。実際に手に取ってみてもこんな感じ、これで30gです。

鉛製のジグでは実現できない一口サイズ。ボディサイズを最小限に設計されていることで、水抵抗が掛かり辛くなり、沈下速度が速く着底も分かりやすい。着底までが速くて分かりやすいということは、効率UPに繋がって釣果UPに直結。

それとご覧の通り、青物のメインベイトにもなりやすいイワシのサイズにもソックリ。特にベイトサイズが小さくなると中々他のジグでは合わせにくい、合わせれたとしても飛距離が出なかったり浮き上がりやすかったりしますが、「メタルマジックTG」だと極力小さいベイトに似せれるので、飛距離も稼げて、足元までシッカリ引いてこれる。