トレフルクリエーションのジョイント式シンキングペンシル「ミラージュJT128S」が誕生し、はや数カ月。画期的な「振子式連結部可動域制御システム」を採用し、ジョイントルアーの弱点である飛距離をしっかりと確保し、その動き出しレスポンスの良さ、そして魚を魅了するスイムアクションで注目度が上がっているルアー。
実は今、そのミラージュJT128Sのビッグサイズ「ミラージュJT161SS」の開発が進められているという。さらなるアピール力と飛距離を持つという161mmのミラージュ、その開発コンセプトや特徴についてお話を伺った。
ミラージュJT128Sとは違う魅力を放つミラージュJT161SSとは
現在発売中のミラージュJT128Sのビッグサイズとなる「ミラージュJT161SS」とはどんなルアーなのか、その特徴を解説していきます。
ミラージュJT161SS | |||
ボディ長 | 重量 | タイプ | フック |
161mm | 44g | スローシンキング | フロント#2 リア#3 |
ミラージュJT 161SS(以下161SS)は、ミラージュJT128S(以下128S)同様、多様なベイトに対応するべく、ボディはスリムなデザインです。
そのため、ルアーサイズは大きくなったものの、抜群の食わせ力を誇ります。
そんな161SSは1連結の128Sと異なり、2連結のボディデザインを採用しました。
通常ルアーは2連結などの多連結になると、滑らかに泳ぎ過ぎて、魚を惹きつける波動が弱くなる傾向があります。
しかし、161SSは様々な土地でフィールドテストを繰り返し、何度も調整を行い、一連結の128Sより水押しの強いS字アクションを実現しています。
アクションを左右する各ボディの長さ、アイレットの位置、尾ビレの大きさには、手を焼いた分、非常にこだわっています。
また、2連結の恩恵とこだわりのセッティングにより、128S以上に速い流れの中でも安定した泳ぎを実現しました。
128Sで取りきれなった魚を釣ることができる。それが161SSなのです。
新たな秘密兵器ビッグテール(尾ビレ)を開発!
今回、161 SS用に新しく尾ビレも開発しました。
テスト段階で128S用のテールでも十分に良いアクションは出せてはいたものの、新鮮味という部分では自身も、テスター陣も少々物足りなさを感じていたのも事実。
上質なアクションは維持しつつも、もうひとつアングラーの琴線に触れるもの…。そこで開発されたのが161SSに搭載されるビッグテール。
このビッグテール、良いアクションは維持しつつ、より流れが緩い中でも泳ぎ、アクションをつけやすくする特徴があります。私も各テスターもその動きを見て「これならイケる!」と思った瞬間でした。
もうひとつ皆様にお伝えしたいのが、こちらのビッグテール、なんと128Sにも装着可能な優れもの。
128Sに161SS用のビッグテールを装着すると、流れの中で揺らぎやすくなり、ロッドアクションにも対応しやすくなります。
安定したS字アクションの優等生な128Sを、少し垢抜けさせたテールチューンで、さらなる釣果を上げることが可能です。
大きくなっても飛距離は妥協しない!誰でも投げやすいビッグベイトへ
161mmのジョイントルアーとなると、「飛ばない」「投げにくい」印象を持たれる方が多いかと思います。しかし、161SSは128Sで採用した「振子式連結部可動域制御システム」を各連結部に配しています。
そのため161mmという大きさながら、飛躍的に飛距離を稼げるようにしています。
また、「ビッグベイトは投げてみたいけど、専用タックルは持っていないし…」という方のお悩みを解消すべく、今お持ちのタックルで投げやすいように設計しました。
全長161mmのジョイントルアーながら、スリムボディを採用することで重量を45g以下に抑えたことで、Mクラスのシーバスロッドでも使って頂けると思います(※使用ロッドのルアーウエイト表記をご確認ください)。
ビッグベイトには挑戦してみたいけど、中々手が出ない、という方のビッグベイトデビューにもおすすめなルアーとなっております。
カラーラインナップ
カラーラインナップは以下の通り。
現在発売中のミラージュJT128Sの購入など、トレフルクリエーションの公式オンラインショップはこちら