スミスのSW用ミノー「ハルカ」といえば、その名の通り〝遥か遠くへ…〟という抜群の飛距離が魅力。
それも、スリムミノーで飛ぶ。
スリムミノーのベイトライクさ、スイムアクションの良さはともかく、ボリュームに欠けるスリムミノーは飛ばしにくい…という部分が少なからずありますが、ハルカは「スリムだけれど飛ぶ」ということで愛用者も多いアイテム。シーバス、磯ヒラ、あるいはサクラマスなどに使っているという方もいることでしょう。
記者も実際に使用していますが、看板に偽りなし、ホント飛ぶんですよね…ハルカ彼方へ。
スミス「ハルカ」に165Fが10月加わる!?
そんなハルカに、なんと165mmサイズのフローティングが出る!!? 10月にハルカ165Fが登場予定となっているそうです!
ハルカ165F | |
LENGTH | 165mm |
TYPE | フローティング 重心移動機構 |
WEIGHT | 30g |
HOOK | #3 スプリットリング#4 |
PRICE | ¥2,700+税 |
これまで125F・125S・145F・145Sと、125および145のフローティングとシンキングがラインナップされていましたが、もうワンランク大きな165のフローティングの登場ということで…選択肢がまた増えますね!
ハルカはなぜ飛ぶか
さて、駆け足ながらハルカの特徴についてもご紹介。
スリムミノーで飛ぶハルカ。その秘密は重心移動機構の低重心化及び、重心移動ウェイトの分散化(T2B/T2B2システム)。
すご~く大雑把にいうと、タングステンウエイト球・ブラスウエイト球を最も飛距離が出る配列に分散化。後端には固定ブラスウエイトもある。
いうなれば、スリムミノーという内部スペースが限られる中に、タングステンとブラスウエイトを最適に分散化することでスリムさは保つ。そして後方の固定ウエイト(ブラス)があることで、飛行時もアクションの立ち上がりも、最も効率的にポテンシャルを発揮できる仕組みになっているのです。
だからスリムミノーだけれど、飛ぶ。そして、後方ウエイトは狙った所に飛ばしやすくアキュラシーにも寄与。
スリムだからこそのナチュラルさ
そして、細身のボディは水を受けてナチュラルにアクションし、シルエットの小ささもあるから警戒心の強いターゲットにも口を使わせてくれるのです。
アクションはローリング比率を上げたウォブンロールアクション。リトリーブ速度が上がるに従い振り幅を増幅して、側面のフラットサイド部分がロール時にしっかりと存在感をアピール。
その飛距離・アクションの助力となっているのがリップで、飛距離の邪魔になることないサイズ感や角度でありながら、しっかりと水を受けて流し最適なアクションを演出。
また、リップの強度が高いのもポイント! ぶつけてすぐに破損は…やっぱり悲しいですもんね(笑)。
165Fの登場は…
ただでさえSW用スリムミノーとして見た時に圧巻の飛距離を持つハルカ。そこに165Fの登場となると、さらに遥かなるハルカ…なわけで、恐らく磯やサーフなど、さらなるロングディスタンスでの攻略をアキュラシー高く攻略する幅が広がるのではないかと。
カラーラインナップは以下の通り。
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