いよいよ「DUOリモートシーバス2023」が近づいてまいりました!
初のシーバスのリモートイベントということもあり、エントリーもあっという間に満員になるなど、全国のシーバスアングラーが注目するイベントです。
記者ももちろんエントリーしており、どのように狙おうか頭を悩ませている最中です!
さて、今回はそんな「DUOリモートシーバス2023」のエントリーセットに含まれている「タイドミノースプラット120SF」についてのご紹介!
「タイドミノースプラット120SF」は、リトリーブスピードやロッドアクションに忠実に追従し、これまでのシリーズの中でも特に汎用性にフォーカスしたモデル。
そしてシリーズを代表するルアーであり、“釣れるルアーは魚種・ジャンル・国境すらも超える”という言葉を体現した存在でもあります。
タイドミノースプラット120SF【DUO】
レングス | ウエイト | タイプ | レンジ | フック | リング | 価格(税込み) |
120mm | 19g | 重心移動・スローフローティング | 0.5~1.5m | #5 | フックアイ#3 | ¥2,090 |
DUO公式「タイドミノースプラット120SF」詳細ページはこちら
出典:YouTubeチャンネル「DUO JAPANデュオ公式チャンネル」詳細ページ
出典:YouTubeチャンネル「DUO JAPANデュオ公式チャンネル」詳細ページ
シーバスゲームに求められる要素を凝縮したオールラウンダーなミノー
「タイドミノースプラット」はデュオ代表の安達政弘さんが自ら開発を担当したモデル。コンセプトは、“シーバスゲームを軸としたオールラウンダーモデル”とのことで、シーバスゲームに求められる要素を追求し、凝縮させた仕様となります。
オールラウンダーモデルと一言でいっても、シーバスは港湾やサーフ、堤防、河口などエリアも多岐にわたり、ヒラスズキに至っては、磯などのサラシの中を狙うことも多くなります。
そうした様々な状況やフィールドにも対応できる、“真の汎用性”を追求したのが、「タイドミノースプラット」となります。
上記の開発者インタビューでも、「フィールド・ターゲットにマッチしたルアーをしっかり作り込んだものを世に送りだしたい」と語っており、随所にこだわりが込められた仕上がりになっています。
「タイドミノースプラット」はスローフローティング設計。
シーバスゲームで多用されるデッドスローから通常のタダ巻きの速度をカバーしており、河川のような流れのあるエリアでドリフトさせてもよし、サラシの中を潜らせてレンジキープもできるマルチなスペックとなります。
デッドスローでも泳ぎが破綻することなく、どの速度でも比重でも泳ぎきることができます。
もちろんアクションだけでなく、ロッド操作に対してもレスポンスは優秀! アクションに対しも忠実に追従し、アングラーの思い通りにコントロールが可能。汎用性だけでなく、器用さも備えています。
シーバスは日本全国に分布しており、エリアによってはほぼ淡水に近いようなエリアにも生息しています。比重の差はもちろん、同じ海でも港湾やサーフ、磯のサラシなどエリアによって条件は大きく異なります。
そのほか橋脚撃ちなどアプローチの方法によっても、求められる要素は大きく変化します。
そのあたりの細かな変化や対応力に関しては、安達さんも“幅を持たせつつも、追い込むところは追い込む、絞るとことは絞っている”と語っており、汎用性の“幅”を持たせて開発しているとのこと。また「タイドミノースプラット」を“オールラウンダーという専用設計”とも表現しており、様々な状況にアジャストできる対応力の広さは、他のモデルでは表現しきれない、ある意味での専用モデルといえるでしょう。
あえて小細工をしないでシンプルに!軽量化への挑戦!
「タイドミノースプラット」は見た目の通り、非常にシンプル。いわばシーバスミノーに代表されるような設計となります。
実はこのシンプルさもこだわりの一つだそうで、あえて小細工をしないで仕上げることで軽量化にもこだわっているとのこと。
実際、近年のシーバスミノーはそのシチュエーションごとに特化しているモデルが多くラインナップされ、ハマれば強い反面、なかなか状況にアジャストできないことも多々あります。内部構造に関しても強度を確保しつつも、ウエイト固定リブを徹底的に軽量化するなど、まさに絞るところは絞った設計になります。
ボディを軽くしたことで、ウエイト確保。これにより、飛距離UPを可能にしています。
ちなみに従来のフローティングミノーはボディ全体の重量に対して、ウエイト比率が20%に対し、「タイドミノースプラット」は37%。ウエイト比率が高い分、重心移動の勢いを増すため飛距離が出しやすくなるのだそう。そのほかにもウエイトバランスにこだわることで、カレントに流すようなドリフトの釣りやシーバスのような吸い込み系のバイトに対してもよりフッキングが決まりやすいなど、各所の調整も細かく行われているとのこと。
まさにシンプルながらも、追求を怠らない究極のオールラウンダーに仕上げられています。
シーバスは生息域が広く、そのシーズンやエリアによっても様々なメソッドが存在します。そうした状況下でもしっかりアジャストできる「タイドミノースプラット」は、現代のシーバスゲームに不可欠な存在。こうした汎用性が高いルアーが一つあるだけで、釣果に対しても安心感も増しますよね。
「DUOリモートシーバス2023」はもちろん、今後のシーバスゲームに一つ備えてみてはいかがでしょうか?