金洲・キハダマグロのエビング調査にGO!

2023年09月23日

寄稿：井熊亮

井熊亮「駿河の黒豹」（ Ryo　Ikuma ）プロフィール

Jackson誕生と同じ1980年生まれ。幼少期から学生時代はバスフィッシングに明け暮れ、社会人になりソルトルアーの道へ。関西在住時にはシーバスメインで釣行を重ね現在、Jackson Salt Water Pro Staff 「駿河の黒豹」として静岡にて活動中。

駿河の黒豹　Jackson Salt Water Pro Staff 井熊です！
９月も終わろうとしていますが、まだまだ暑い日が続いてますね。
これだけ暑いと海の中はまだまだ夏の海！

キハダマグロのエビング調査にGO

先日、御前崎港より出船している輝風丸さん（初めての釣り船『Smile Ship』公式サイト、インスタ）より、金洲（静岡県御前崎沖）エビング調査釣行にお誘いいただき、水温が高いと元気になるキハダマグロのエビング調査を行ってまいりました！

当日、集まったメンバーは三浦愛ちゃん（インスタ）、六畳一間の狼SUU君（インスタ）、マリンスイーパー土井さん（インスタ）、ジャクソンフィールドスタッフPmanさん（インスタ）含む全10名。
そうそうたるメンバーが集結し金洲のエビング調査を行うことに!

私を含め、ほとんどのメンバーがエビング初挑戦であったので、私とPmanさんは今年ジャクソンから発売になった青物～マグロまで対応するキャスティングロッド【オフショアトライブ】を使用し、ルアーはエビングといえばの発想でロックフィッシュ用に開発されたワーム【プリエビ】を使いマグロに挑みました。

エビングとは!?

エビングとは何かを調べると、コマセについている魚を狙う時や水面にボイルが出ていないが魚探には魚影が映っている状況で威力が発揮される釣り方。

相模湾や三重県伊勢志摩沖では盛んに行われているが、駿河湾ではまだ未開拓な部分が多い。
釣り方はジギングの様にメタルジグをワンピッチでシャクるロッドワークが必要との事なので、少しでも短いロッドで身体への負荷を減らす為、今回私はオフショアトライブ78Mを選択。

ジャクソン公式オフショアトライブ詳細ページはこちら

MODEL NO.	Length(cm / ft)	Power	Lure weight	Line	最大ドラグ	Self weight	価格(税込)
OTHS-78M	234cm / 7ft8in	Medium	MAX100g	PE MAX5	12	340g	¥44,000

仕掛け

ストレート天秤に200g～300ｇ前後(海域水深による)のメタルジグを装着。激しく水中を跳ぶようなスライド系や回転するジグはオマツリの可能性があるので必要無く、シンプルな形状のあまり動かないジグがベスト。

リール

PEライン4～5号が最低でも300m巻ける事が必要で、私はツインパワー8000番を使用。リールも大事ではありますがエビングは棚取りが釣果へ近づく第一歩なので、必ずマーキングラインを使用しレンジの把握を行う事が重要なので、私はVARIVASアバニジギングマックスパワーPEX8の4号を使用しました。

Pmanさんが27㎏前後のキハダマグロをゲット

最初のヒットはPmanさん、船をつけ直すタイミングでルアー回収中の少し早いシャクりで80mラインでヒット。ルアーは【プリエビ】の1匹掛け。

この日の金洲海域の水温は29～30℃ととても高く、キハダマグロが元気過ぎてキャッチまでに30～40分必要でした。上がってきたサイズは27kg前後のキハダマグロ。

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その後、釣り仲間も同じレンジでヒットしファイトに持込、同じサイズを無事キャッチ。

私にも待望のアタリが!

次の一流しで私にも待望のアタリが。私は普通の早さでワンピッチでシャクりフォール中のヒット。

ヒットレンジも80mラインと皆同じ付近でのヒット。ヒットに持ち込むまでに意識していたのはやはり【プリエビ】を通すレンジ。船長より魚影が映る指示棚（当日は70m～90mが多かった）に常にルアーがある様にマーキングラインを意識し棚を取る。

船長の指示棚よりも＋10m～20m落とし込み、＋10m上までシャクり続け、再度落とし込む事をひたすら行い運良くヒットに持ち込む事が出来ました。

ヒットしたらとにかくロッドを煽って確実にフッキング。

ファイト方法は輝風丸船長一輝さん、こーいちさんが丁寧に教えてくださり、ロッドを立てた状態はキープしロッド反発でマグロを浮かせ、浮き上がってきた分だけラインを巻き取る方法でファイトを行う。頭では理解しファイトしましたが、キハダが元気過ぎて中々上がっては来なかったです。。。釣り仲間皆の励まし、サポートにより無事に私もキハダマグロをキャッチする事ができました。