これ早く知りたかったなぁ~。
というのも一誠から公開されたこちらの動画。もうご覧になられました?
【村上的】#173 村上直伝!アジの捌き方【三枚おろし】
こちらの動画では、村上晴彦さんがアジの捌き方を実演。バチコンアジングなどで、おいしそうなアジがたくさん釣れた際にぜひ参考に!
もう少し早かったら先日バチコンデビューした記者ももっとおいしくアジをいただけたのに…なんて。
村上式「アジの捌き方」~下処理編~
まずはアジのゼイゴ&ウロコを落とします。
尻尾の方からゼイゴを取り除くんですが、ゼイゴから背中までそぎ落とすのが村上式。
こうすることで、この後のウロコ処理が楽になります。
ちなみに、硬いゼイゴを取る際にケガをしないポイントは、包丁を上下に動かすこと。無理に前に進めようとすると力がかかり、包丁が滑って手を切ってしまう可能性があるので注意!
ゼイゴが取れたらウロコを取ります。
この際、水をかけながら行うとウロコが飛ばなくて快適。魚捌きあるあるの天井や壁、体にウロコがついてた…なんてことも防止できますよ。
ちなみに、すべての作業を水の近くで行うと後片付けが楽。台所汚さないでよ! なんて怒られないように後片付けも考えて作業しましょう。(←戒め)
エラを取り除く際は、エラの曲線に沿って包丁を入れ、指でエラを張った状態にして付け根を切り落とします。
付け根を切り落とせたら、エラを包丁で押さえて内蔵ごと引き抜きます。
腹を裂いて内臓を取り出し、腹側をきれいにします。
アジは肛門よりも後ろに内臓が入っているので、肛門の後ろまで刃を入れましょう。
内臓が取り出せたらお腹をきれいにします。
血合い(腎臓)に包丁を入れ、水で洗い流してキレイにしましょう。
捌く際もこのまま保存する際もキッチリ水気を拭き取りましょう。
村上式「アジの捌き方」~捌き編~
次は捌く編。
頭方向に包丁をスライドさせてぶつかる部分。胸ビレと腹ビレに沿って切ります。両サイドこの工程をしたのち、骨を断てば頭を落とすことができます。(骨が硬い場合があるので注意!)
いよいよ3枚におろします。
順番としては、腹→背→背→腹の通り。
がっつり刃を入れる前に誘導戦を入れ、その後中骨に沿って切り込みます。
その後、反対側も同じように切り、中骨に沿って頭方向に包丁を入れ、骨を断ちます。
中骨から身を取ることができたら、腹骨をすきます。
血合い骨と腹骨はくっついており、ここを断ちながらすいていきます。少々難易度は高いですが、2回に分けてもOKなので難しいことは考えずチャレンジしましょう。
以上が村上式「釣ったアジの捌き方」。百聞は一見に如かず。ぜひチェックしてみてください。