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赤塚さん。疑ってすみませんでした【PE革命】

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会社に届いたとある小包。送り主を見ると「フィッシュマン」とある。

にしてはロッドが入っている様子はなく、こじんまりと、そしてズシッとそれなりの重さもある。

箱を開けると「PE革命」

来たか…。そう、記者には思い当たる節あり。

ことの発端は失礼を承知で「あれ、ほんとに飛距離伸びるんですか?」みたいなことを、代表の赤塚さんと冗談交じりで話していたときのこと。「後5m、もっと遠くへ」と、みんなが努力している中で“吹きかけるだけで飛距離がアップする”なんて、うまい話あるのかな~と思うじゃないですか。

そこまで言うなら、一回試してみて!

…まさか、ほんとに送られてくるとはなぁ。

PE革命【フィッシュマン】

発売中

そもそも「PE革命」とはなんぞやというと。

ラインに吹きかけるだけで、PEラインの張り・コシが復活。滑らかさと飛距離がアップするという、怪し…いや、魔法の液体。また、PEラインは新品or使い込んだものいずれにも対応し、さらにフィールドで吹きかけるだけでも効果を発揮。

その理屈は、成分である特殊ケイ素剤が空気に触れるとガラス質の膜に変化し、同時にフッ素が滑りを助長させる。つまりハリ・コシが復活し、滑らかさがアップ。結果、飛距離もアップするという。

ふむふむ。理屈はわかるんですが、にわかに信じがたいような…。

で、使ってみる

これでも多少は釣りをかじっているので、そりゃ使ってみる。理屈はわかったつもりですが、この時点でまだ疑いは晴れていない。

赤塚さんにそこまで自信があるなら…と、釣りモノはあえて「フリーリグチニング」。個人的にフリーリグチニングは鬼門で、夜であることと0.6~0.8号の細めのPEを使うことで初めの頃は高切れ連発。未だにフルキャストを躊躇するという相容れない釣りモノをチョイス。

吹きかけて20分放置

夕マヅメのタイミングで現場に着いて、早速プシュプシュと。時合待ちの間にしっかり乾かしていきます。見た目には大きな変化はナシ。

いよいよ暗くなり、時合到来。さぁ、緊張のキャスト開始。

こんなにキャストうまかったっけ?

…赤塚さん。疑ってすみませんでした。

①:飛距離が伸びる

飛距離、伸びます。

具体的な計測などはしていないにも関わらず、何故断言できるのか。実は恥ずかしながらシンカーのウエイトを間違えて使用していたんです。

当日は大潮終わりの中潮2日目。けっこう潮が流れることを想定してシンカーは10gを装着。…していたと思いきや、実は間違って7gを装着していたんですね。

それでも、全然沖のブレイクまで届く。これまでは10gでなんとか届くくらいの距離感だったので、実際ルアーチェンジするまで気付かず。ワームを変えようとふとウエイトを見ると、7gを使用していたことに気づき、飛距離の伸びを体感したという訳です。

②トラブルが減る

もう1つ「トラブルが減った」。

そう、トラブルが圧倒的に減ったんです。それなりに慣れてきたとはいえ、ルアーの着水点が見えにくいナイト釣行だとどうしてもサミングが遅れてしまいバックラッシュしたりはあったんですが、それがほぼない。

PEラインがバックラッシュを起こす直前、スプール内のラインが浮く感覚というか、ごちゃつく感覚というか、ベイトPEタックルを使用している方ならわかるかと。今までならそこをサミングで防ぐか、そのままバックラッシュするかの2択だった訳です。「PE革命」を噴霧した後だと、絡まる前にラインがスルッと勝手にほどけてくれる感じでバックラッシュが格段に減り、高切れもほぼなくなりました。

で、なんとか1匹。

という訳で、もう疑ったりはしない。自信を持って、さらにもう少し使い込んでみることにします。

いやぁ、PE革命、そして赤塚さん…恐れ入りました。

PE革命のスペックなど

成分:フッ素、特殊ケイ素剤、水 容量:60ml 価格:1,980円(税込)

フィッシュマン公式「PE革命」の詳細ページはコチラ

出典:YouTubeチャンネル「Fishman」

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Fishman

「ゼロバックラッシュ」「飛距離」「高精度ピンスポット撃ち」を追求したベイトロッド専門メーカー。 怪魚ハンターとしても知られる赤塚ケンイチ氏が代表を務め、同氏の豊富な経験がフィードバックされたロッドは、繊細な渓流から秘境のモンスターまでさまざまなスタイルに対応するラインナップ。
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