コアマンのBC-26バックチャター
■ LURE SPEC ■
LENGTH: 88mm、WEIGHT: 26g
RING: コアマン オリジナル #2
HOOK: コアマン ダブルフック CD21 #4 (がまかつ特注)
BLADE: コアマン ブレード #1プラス
このルアー! 従来のデイシーバス用ルアーにはないニオイがしませんか?
コアマン泉さんにバックチャターについて直接お話を聞く機会があったので、ここでガッツリと紹介してみますね!
写真提供:コアマン泉裕文
BC-26バックチャターが、できた最初のキッカケは?!
泉さんが元々シーバスが大好きなアクションの1つとして認識していたのが、フラつくようなイレギュラーな動き! そんな中、泉さんが異常なほど惹かれてしまったのが、バス釣りの人気ルアージャンルの1つ「チャター系」。なぜ、そんなにもチャター系に惹かれたのか? というとタダ巻きという簡単作業で自発的にチドったり、イレギュラー動き、時折フラつくような千鳥アクションをしてくれたから! 当然、泉さんはバスで使うチャター系をシーバスに試したけど、総じてあまりよくなかったよう…。そこでどうにかして「チャター系のようにオートマ的にイレギュラーな動きがだせるルアーを作りたい」と考えを巡らせる日々が続いたそうな。
一気に形となるキッカケとなった事件とは?
どうにかシーバスで使えるチャター的なモノができないかと考え続けていた泉さん。その泉さんの悩みを一気に解消させることになったのが、コアマンのフィールドテスターの弦川隆さんのアイデアだったんです。それからというもの、かなりのスピードで開発が進み、現在のバックチャターに近い構造を持つプロトがすぐに完成! それを現場で試すと、いろんなルアーをローテさせてダメな時でも、そのバックチャターのプロトでは釣れる! 的な事件が多発! その後も現場テストと微調整を繰り返し、このバックチャターが完成したというわけ!
バックチャターの発案者はコアマンテスターの弦川 隆(つるかわ・たかし)さん!
Tsurukawaのブログ http://ameblo.jp/tsurukawa3210/
バックチャターの元となるアイデアを考えた人、いわゆる発案者はコアマンテスターの弦川 隆(つるかわ・たかし)さん!で弦川さんのアドバイスを得ながら、実釣&プロト制作を繰り返し、形にしていったのがコアマン泉さんというわけ!
そもそも泉さんが弦川さんと初めて出会ったのはいつ?
泉さんと弦川さんが初めて出会ったのは、15年以上前のことだそう。
泉さんが京都の河川にナイトサームゲームに行った時に、京都の釣友と現地で落ち合って釣りをしたそうなんだけど、その釣友の友達が弦川さんだったそうな。
弦川さんは当時からスーパーウエーディングマンで、キョーレツな濃いキャラの持ち主だったよう。その後、一緒に釣りに行くなどを経て泉さんと意気投合! しばらくして弦川さんがコアマンのフィールドスタッフに加わったという。
BC-26バックチャターの特長!
ハーフスピンブレード(半分までしか回転しない)の動きが、予測不能なアクションを生む!
バックチャターは千鳥アクションやフラついたり、とにかくイレギュラーなアクションが特長なんだけど、そのイレギュラーな動きを生む最大の要因はブレードとボディの接続パーツに、ローリングスイベル(回転するスイベル)ではなくて、スプリットリングが採用されていること。
このことによってブレードがグルグルと回転せず、高速で半回転だけアクション! ガコガコと、ボディを激しく揺する動きをみせるんです。
このブレードの動きが常に一定ではないことで、予測不能なアクションを生まれるというわけ。あとはリアアイの形状や、リング、ブレード、ボディのバランスなどが考慮され、誰でも簡単にタダ巻くだけで唯一無二のバックチャターアクションがだせるようになっているのです。
ちなみにアクションについて、YouTubeのコアマンチャンネルでアクション動画が配信されているので要チェック
フックは絶妙な半固定システム
フックがボディ上部に固定装着されるんだけど、その固定具合が絶妙! 通常時はしっかり固定されているんだけど、シーバスがアタックしてくると自動で外れるシステムになっているんです
フックは,がまかつ特注品のコアマンダブルフック CD21 #4が採用されています。このフックは単体でも発売されているので、フック交換も可能
BC-26バックチャターのアクションのさせ方
アクションのさせ方は超簡単! ミディアムスピードでタダ巻きするだけ! そうするとテールのブレードが高速で半回転(ハーフスピン)! そのテールのブレードの動きに連動したたボディが、左右に激しく動くというわけ。そして、その動きは一定ではなく予測不能な不規則アクションをしてくれるんです
BC-26バックチャターの使いドコロ
バックチャターは河川、河口、サーフ、干潟など、水深1-3mシャローで活躍!
さて、バックチャターの投入場所ですが、泉さんいわく水深1-3㍍のシャローでの使用がオススメとのこと。さらにいうとドンピシャなのは水深1.5-2m前後のよう。
シチュエーション的には河川、河口、サーフ、干潟などのシャローが主戦場で、コンパクトなシルエットだけど26gあるので、超遠投が可能。また浮き上がりが早いので、シャローをガンガン攻めることができるんです!
ボディのお腹側にもフックアイを標準装備! フッキング率を上げたい時や、動きをやや抑えたい時、また少し水深のある場所を攻めたい時などはこのボディ下部にもフックを装着する作戦も有効
通常のシャロー攻めではボディ上部にダブルフック1個をセット。フックがボディの上部にあるので根掛かりもしにくい
コイツでシャローをガッシガシに攻めてみたいですね!