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コンディション維持能力が高いスピニングリール「SPEAKY(スピーキー)」! シャロースプール&エクストラハイギア「XGXモデル」の特徴

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テイルウォーク初となる小型スピニングリールとして「SPEAKY(スピーキー)」が登場したのが2020年。その名の由来となる「スムーズ&ピーキー」さに、複数所持する愛用者も多いことでしょう。

出典:テイルウォーク公式

スピーキーXGX

そして今年2023年には待望の浅溝スプール&エクストラハイギアモデル「XGX」が2000・2500・3000・3500の4サイズでデビュー。

△こちらは2000S XGX

初期性能が続くホントにタフなリールでもあるスピーキー。コンディション維持能力に優れたスピーキーにXGXが加わることで、選択肢がさらに広がりました。

今回はそんなXGXについてご紹介。

スムーズな巻き心地とタフさと

従来のHGXモデルに続き2023年春に追加となったXGXも、これまで同様に非常に滑らかな巻き心地を持つリールです。そして、その耐久性。気持ちイイ巻き心地、それが長続きする。簡単にヘタらないという部分も大きな魅力。

シャロースプールによる、さらに軽快なライン放出や巻き取り量が多い関係で、瞬時の巻きアワセでフッキングを決めたい時、あるいはシンプルに回収とキャストをテンポよく繰り返したい時など、シャロースプール&エクストラハイギアモデルの活躍の場は結構ありますよね!

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出典:YouTube「tailwalk テイルウォーク」

そのシルキー感からすると、結構繊細なイメージを持ちがちですが、良い意味でギャップを感じるタフさ。魚種問わずまさに「コレ1台でOK」な対応範囲がメチャ広いのも魅力です。ソルトもフレッシュもイロイロやってみたいという方なら、まずオススメできるリールで、こんな言い方したら失礼かもしれないけれど神経質にならずにガンガン使えるリールでもあります。

3Dアルミマシンカットギア&ブレのない設計

心臓部となるギアは、3Dアルミマシンカットギア。高精度ギアがその巻きのスムーズさを生み、当然剛性も高い。ドライブギアのマテリアルには超々ジュラルミンを採用、メインシャフトも同様に超々ジュラルミン。

△こちらは2500S・XGX。実はHGXとXGXではメインシャフトに仕様変更が見られる。さらに進化を見せているスピーキー

そのスムーズさとともに、巻きブレを徹底排除するためにローター設計にも注力。テスト時からサイズごとにいくつものプロトを試し、リトリーブ中にボディがブレず、またライントラブルも非常に少ない。ブレの少なさのみならず、リトリーブ中の均一性のある巻き心地にもこだわった仕様。

スムーズな巻き心地だけでなく、リトリーブでのブレを抑制するために、ローター形状も何度もテストを繰り返したという

ボディ主要部にT.S.C.B

タフさの面では、ボディやローターなどの主要部にエンジニアリングプラスチック(ポリアミド)T.S.C.Bを採用。

従来の樹脂ボディ成型と比べ同強度で薄肉&肉抜き設計が可能になり軽量かつ高剛性。さらに腐食にも強い。

△強度を保ちながら薄肉化可能なT.S.C.Bを主要部に

バランス向上を狙ったリールフット

また、意外と独特なのがリールフット。センターをやや後方に持たせた仕様で、これによりロッドとセットした際の先重り感などを抑制。タックル全体としてのバランス向上を狙ったセッティングとなっています。巻き感やタフさのみならず、タックルバランスにまで考慮しているわけです。

△バランスをより向上させるリールフット

ステンレス製ワンピースベール

ほかにもベールアームには一体型のステンレス製を採用し、ベールの返りもカッチリしている。このあたりはキャスト時の余計なライントラブルを防ぐとともに、テンポよく撃ちたいシーンでの使用も想定されるだけにありがたいところ。

番手ごとに最適なノブ

ハンドルノブは2000S XGXがEVAフラットノブ、2500S XGXはEVAファットノブ、3000S XGX・3500S XGXはEVAラウンドノブとなっており、番手ごとに使用が想定される最大公約数に適する設定ではないでしょうか。

△こちらは2500S XGX

XGXはドラグノブが大きい

ちなみに、HGXと今回メインでご紹介しているXGXではドラグノブ形状も異なっており、XGXの方が口径が大きい。このあたりは好みになるけれど、個人的には「探しに行かなくても触れにいける」XGXのドラグノブは結構ウレしいポイントだったりします。

ドラグ性能も非常に優れているのがスピーキー。ドラグ性能が実用的と言いますか、余計にズルズル出ていかない感じが、ステキですよ。

ちなみにドラグワッシャーは2000・25000にスムーズさを重視したラグフリーフエルトワッシャーを、3000・3500には耐久性重視のタフアレイカーボンドラグワッシャーを採用。このあたりも番手ごとの細かな設定がなされています。

防水パッキンが備え付けられています

フィールドでの実用性が極めて高い

ちなみに、以前テイルウォークのスタッフさんに聞いた話では、「止めるべき時は止められる。それでも魚の抵抗が勝る場合に、ジワリと効いてくる。そんなドラグ性能です」とのことでした。

繊細な釣りでドラグがずっと出ていくのがリスクのある場面は確かにあって、不必要にドラグが効き過ぎない、必要な時に最大限の性能を発揮するというのは頼りになりますよね!

スムーズな巻き感とブレのなさ、そして実用的なドラグ性能、何より簡単にはへこたれないタフさ。この価格帯ではかなりオイシイ! そんなことを感じさせてくれます。

とにかく様々な釣りジャンルにハイレベルで対応してくれるリールでもあるので、まず1台スピニングリールが欲しい!そんな方にも推しですよ!

スピーキーHGXと、今回ご紹介したXGXのラインナップは以下の通り。なお、HGXタイプとXGXタイプでスプールの互換性はないので、そこだけは注意が必要です!

2000 HGX / 2000S XGX

アイテム ギア比 自重
(g)
ドラグ MAX
(kg)
糸巻量 ベアリング ハンドル1回転 (cm) 価格(税別)
2000 HGX 5.2:1 210 7 ナイロン8lb-150m 12lb-100m 16lb-70m

PE(号) 0.6-400m 0.8-330m 1-260m 1.2-210m 1.5-170m 2-130m

6+1 68cm/1回転 22,000円
2000S XGX 6.2:1 210 7 PE(号)0.6-150m / ナイロン 4lb 70m 6+1 80cm/1回転 22,000円
2500 HGX / 2500S XGX

アイテム ギア比 自重
(g)
ドラグ MAX
(kg)
糸巻量 ベアリング ハンドル1回転 (cm) 価格(税別)
2500 HGX 5.2:1 220 7 ナイロン8lb-220m 12lb-150m 16lb-110m

PE(号) 0.8-450m 1-360m 1.2-300m 1.5-240m 2-180m

6+1 73cm/1回転 23,000円
2500S XGX 6.2:1 220 7 PE(号)0.8-150m / ナイロン 4lb 100m 6+1 85cm/1回転 23,000円
3000 HGX / 3000S XGX

アイテム ギア比 自重
(g)
ドラグ MAX
(kg)
糸巻量 ベアリング ハンドル1回転 (cm) 価格(税別)
3000 HGX 5.2:1 255 9 ナイロン12lb-200m 16lb-150m 20lb-120m

PE(号) 0.8-600m 1-480m 1.2-400m 1.5-300m 2-240m 3-160m

6+1 78cm/1回転 24,000円
3000S XGX 6.2:1 270 9 PE(号)1.2-200m / ナイロン 8lb 105m 6+1 93cm/1回転 24,000円
3500 HGX / 3500S XGX

アイテム ギア比 自重
(g)
ドラグ MAX
(kg)
糸巻量 ベアリング ハンドル1回転 (cm) 価格(税別)
3500 HGX 5.2:1 270 9 ナイロン16lb-190m 20lb-150m 22lb-125m

PE(号) 0.6-400m 0.8-330m1-560m 1.2-480m 1.5-380m 2-280m 3-190m 4-140m

6+1 82cm/1回転 25,000円
3500S XGX 6.2:1 285 9 PE(号)PE1.5-200m / ナイロン 8lb 120m 6+1 98cm/1回転 25,000円

テイルウォーク公式スピーキー詳細ページはこちら

テイルウォーク(tailwalk) プロフィール

株式会社エイテックのルアーブランドが「tailwalk(テイルウォーク)」。ソルト、フレッシュ問わず非常に多くのロッドやリール、アパレルなどを展開。バスではフルレンジシリーズ、ソルトではハイバリューなロッドSSD(ソルティシェイプダッシュ)シリーズや、フラッグシップモデルのTZシリーズなど、ビギナーから上級者まで幅広い層に支持されるアイテムが並ぶ。
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