先日、公開させていただいたこちらの動画。ご覧いただけましたか?
【大爆釣】20枚越え!“初場所チニング攻め”/もりぞー(森浩平)in博多湾エリア
浜名湖のチヌトップ水面炸裂動画に続き、今回もまたまた凄まじい釣果を叩きだした、年間2,000枚を超えるチヌ・キビレを水揚げするチニングエキスパート“もりぞー”こと森浩平さん。今回の舞台は福岡県の博多湾エリア。ビルなどが多く立ち並ぶ都会のオアシスで、“もりぞー”さん自身もモチロン初場所。そんな中で、今回もダイワのチヌゲームブランド“シルバーウルフシリーズ”を上手く使いこなし、驚異の20枚キャッチという釣果を叩き出してくれています。今回はこちらでも動画内容に沿う形で、ロケ当日のパターンを振り返っていきます。ぜひ本編と一緒にこちらもチェックしてみてくださいね!
朝イチ/潮位の低い状況はウェーダースタイルで
ロケ当日は早朝のタイミングが干潮、正午ごろが満潮で夕方にかけて再度潮が下げていくという状況。潮の低い朝方はチヌのポジションも沖だろうと“もりぞー”さんは予想、ウェーダースタイルで遠投重視のアプローチを展開していきます。
そんな“もりぞー”さんの予想が見事的中!
ロケ開始後、僅か10分程で1尾目をキャッチ。その後も止まることなく良型のマチヌを含め、キビレをメインに連発! 表層の水が下げているのに対し、ボトムの水は上げているという特殊な潮流に悩まされながらも、次々にヒットさせてランディングへ。狙い通りシッカリ朝マヅメをハメることに成功。
朝マヅメで比較的高活性。
ただ、潮が引いているという状況。そんな時大事になってくるのが、遠投してシッカリ魚の居場所へリグを届かせ、やる気のある個体を手返し良く探れること。遠投+巻きを中心とした攻め方で広く探りを入れていきます。活躍リグは「シルバーウルフ アーバンクローラー2.5in」(10gフリーリグ)“グリパンチャート”、「シルバーウルフ アーバンシュリンプ2.8in」(10gフリーリグ)“グリパンチャート”と、新色“スカッパノンブルー”など。シンカーウエイトも飛距離重視の10gをセッティング。
使用タックルも遠投重視の為、今年2023年にリリースされた新機種「シルバーウルフ AIR」(83MB-S)を使用。3機種の中で最も長さのあるモデルで、ウェーディングの釣りをはじめ、重たいリグの遠投、障害物周りの釣りなどにも重宝するモデル。実釣の際も橋脚やゴロタ、巾着などが点在しているエリアであったため、遠投と障害物回避という点でも長さがメリットを生み、バラすことなく全てキャッチへ導くことに成功。因みにリールは「シルバーウルフ SV TW PE SPECIAL」に「磯センサーSS+Si」(0.8号)に、リーダーは「フロロハリス X’LINK」(3.5号)をセット。
品名 | 全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
自重 (g) |
先径/ 元径 (mm) |
ルアー 重量 (g) |
適合 ライン ナイロン (lb) |
適合 ライン PE (号) |
カーボン 含有率 (%) |
メーカー 希望本体 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
83MB-S | 2.51 | 2 | 129 | 104 | 1.4/12.9 | 5~21 | 4~14 | 0.4~1.5 | 99 | 48,000 |
日中/潮位が増してきたタイミングは陸っぱりスタイルで
潮位が増しはじめてきたタイミングで、ウェーダースタイルからスニーカースタイルの陸っぱりへシフト。本編の7:10~7:31の小規模河川が実は本命ポイントでしたが、ポイント移動中に大雨が降ったことによって状況が一変。比較的クリアな水質であるにも関わらず、大雨後は正に濁流。少し様子を見ましたが無反応。スグに見切り、まだ雨による影響も少ないと予想し、比較的川幅のある最下流域へ移動することに。
ポイント到着後、同じような濁流でしたが様子を見ようとキャスト。
すると1投目でイキナリヒット!
しかもそれだけでは終わらず、1投1尾ペースの怒涛の入れ食い状態に! コレぞ時速10枚。見たことのないペースで次々とキャッチ。しかも釣れるのはほとんどマチヌ…。福岡県のポテンシャルが凄まじスギる…。スニーカースタイルの陸っぱりシーンは特に見ドコロです! ツ抜けも達成、連発劇をぜひご覧アレ!
ウェーディング時とはパターンも異なり、カナリ流れがきつくて比較的近場でバイトすることが大半。そんな中で“もりぞー”さんが選んだアプローチは、7gフリーリグでボトムを取りつつ、流れに乗せながらのドリフト。見切られることを防ぐために、ワームカラーも都度都度交換しながら、先ほどと同様に「シルバーウルフ アーバンクローラー2.5in」と「シルバーウルフ アーバンシュリンプ2.8in」を上手く使分けながら攻略! 特に活躍したカラーは両ワーム共に“淀川スペシャル”。「シルバーウルフ アーバンクローラー2.5in」にも、今年2023年追加されたカラーであり、聖地淀川以外にも各地で高実績なカラー! 他にも今年2023年に追加となった「シルバーウルフ アーバンシュリンプ2.4in」“グリパンチャート”なども活躍していますよ。
シルバーウルフ アーバンシュリンプ2.4in
使用タックルは今回の場合、近距離のアプローチが多く、ボトムバンプやドリフトさせて余分なラインを巻き取るなどの操作性が問われるシチュエーションが多いことを理由に、使用ロッドは「シルバーウルフ AIR」(76MLB-S)。リールは同じく「シルバーウルフ SV TW PE SPECIAL」に「磯センサーSS+Si」(0.8号)、リーダーは「フロロハリス X’LINK」(3.5号)をセット。
品名 | 全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
自重 (g) |
先径/ 元径 (mm) |
ルアー 重量 (g) |
適合 ライン ナイロン (lb) |
適合 ライン PE (号) |
カーボン 含有率 (%) |
メーカー 希望本体 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
76MLB-S | 2.29 | 2 | 118 | 93 | 1.4/12.9 | 4~18 | 4~12 | 0.4~1.0 | 99 | 46,000 |
潮位が下がってきたタイミングで遠投攻めを
次々とキャッチしていく中で、夕方になるにつれて潮位も下がりはじめ、ルアーを投げ込んでいた所に立ってキャストができるほどに。そうなると朝のウェーディング時と同様、魚のポジションも次第に沖へ。ロッドを「シルバーウルフ AIR」(83MB-S)に持ち替えて遠投の釣りにシフト。引き続き流れに乗せながらのアプローチで誘う必要があったので、7gを軸に要所要所で10gも交ぜながら投入。その後も立て続けに連続ヒット。長いレングスで障害物を躱しながら確実にキャッチへと導き、気付けばツツ抜け。20枚キャッチに成功。凄まじい釣果を叩き出すことになりました。
といったように初場所を見事攻略した“もりぞー”さん。
普段チヌゲームを1本のロッド、1種類のワームで手軽に楽しまれるという方も多いと思いますが、“沢山釣りたい”、“釣れない状況から抜け出したい”。そういった時に今回のような細かい使い分けをすることで釣果UPに繋がるハズ! ぜひ今後のチヌゲームに活かしていただけると幸いです。本編もぜひご覧になってみてくださいね!