2023年の釣りフェスティバルで発表されたダイワの新テクノロジー、「レーザーインパクト」。
3Dマルチ反射構造により「イワシ」等と同様の高輝度反射光を多方向に放ち、ベイトフィッシュと同様の輝きを昼夜・場所を問わずに再現できるという画期的技術となります。
そんなレーザーインパクトのラインナップに、新たに「セットアッパー125SDR」が追加されます!
ショアラインシャイナーZ セットアッパー レーザーインパクト【ダイワ】
サイズ | ウエイト | 飛距離 | アクション | 潜行レンジ | フック/リング仕様 | メーカー希望本体価格 |
125mm | 28.2g | MAX82.5m AVE 80m |
ハイピッチタイトウォブリング | MAX2m | フック:♯6 リング:♯3 |
2,400円 |
ダイワ公式「ショアラインシャイナーZ セットアッパー レーザーインパクト」詳細ページはコチラ
“この輝きには釣れる理論がある”レーザーインパクト
「ショアラインシャイナーZ セットアッパー レーザーインパクト」を紹介する前に、改めてレーザーインパクトについて解説していきます。
レーザーインパクトは、冒頭でも触れたように3Dマルチ反射構造によりイワシなどのベイトフィッシュのと同様の輝きを反射する独自の技術。そのカギとなるのが、ピラミッド型のレンズを内蔵した3Dマルチ反射構造。
ピラミッド型のレンズは、ベイトフィッシュのきらめきを再現するのに最適な反射を行うための形状とのことで、成型後の表面処理を行うことでよりクリスタルのような透明感を実現。
これにより、入射光と同じ方向に光を返す「再帰性反射」とボディ内部に透過させてから反射させる「鏡面反射」を同時に行うことができるのだそう。「再帰性反射」と「鏡面反射」、この二つの反射によってベイトフィッシュの輝きを再現しています。
従来のホログラムなどでは基本、「拡散反射」と呼ばれる様々な方向に光が散る反射になってしまうため、「再帰性反射」と「鏡面反射」と比較しても反射する光が届く範囲が狭く、アピール力が不足しまうのだそう。
また、レーザーインパクトは少ない光量でも 光を拡散・広範囲にアピールすることができるので、マヅメ時などのローライトゲームにも活躍するのだそう。常夜灯などのわずかな光でも拡散するので、シーバスのナイトゲームなどにも活躍します。
小沼正弥氏監修のロングリップミノー「セットアッパー125SDR」
「セットアッパー125SDR」といえば、小沼正弥氏監修のロングリップミノー。
飛距離と潜行性能を両立したエアロリップにより、爽快なキャスタビリティと、Max 2mOVERの潜行性能を実現したぶっ飛びサーチシンキングダイバーです。
最大飛距離は82.5m(ダイワテストによる)、平均も80mと安定して飛ばすことができる「サイレントウエイトオシレートシステム」を搭載。
ダイワ独自の技術「ワイヤーオシレート機構」が採用され、タングステンウエイトを後端まで一気貫通。空気抵抗が少ないエアロリップ構造、ボディ形状との相乗効果も相まって、ロングリップダイビングミノーとは思えない安定した飛行姿勢により高いキャスタビリティを実現しています。
そしてもう一つが、足元まで引くことができるHGS(ホールド・グラビティ・システム)(PAT.)。
HGSとは、キャスト時後端まで移動したタングステンウェイトが着水後のリトリーブで前方へ移動し、オシレート前端上部のホールドパーツにて前方に保持される機構。ルアーのアクション程度ではウエイトが後部へスライドし難くなり、磯や堤防等足場の高いポイントにおける中層・足元までより丁寧にルアーを引くことが可能に。
「セットアッパーS-DR」シリーズでは、ウエイトを“あえて緩く保持する設定”にしており、ルアーアクション中、ウエイトの保持が「ON⇔OFF」を繰り返すことで、魚を呼ぶキモとなる「イレギュラーアクション=食わせの間」を演出することができるのだそう。
アクションも小沼氏の長年の経験と実績をもとに「釣れるハイピッチタイトウォブンロールアクション」に設定。タダ巻きのスローリトリーブでもしっかりした引き心地と強烈なフラッシング&波動を発生させるので低活性の場面にも活躍するルアーとなります。
また、流れの変化で自動的に生まれるイレギュラースライドアクションが、「食わせの間」を与えるため特別なロッドアクションの入力は不要。誰でもキャストしやすく操作しやすい、s-バスはじめフラットフィッシュ・青物まで使えるルアーとなります。
ぶっ飛びサーチシンキングダイバー×レーザーインパクト
そんな「セットアッパー125SDR」にレーザーインパクトが搭載されたことで、アピール力も向上し、より死角ない存在となりました。
オリジナルの「セットアッパー125SDR」と同様、遠投・潜行性能など各種機能は変わらず。レーザーインパクトが搭載されたとことで、持ち味のハイピッチタイトウォブンロールアクションに磨きがかかりより広範囲にナチュラルなアプローチが可能となりました。
これまでの「セットアッパー125SDR」も十分に完成度の高いルアーでしたが、レーザーインパクトが搭載されたことでナチュラルなフラッシングを演出でき、さらに食わせ力・アピール力が向上しました。特にローライトやマヅメなどにも活躍するので、ぜひチェックしてみてください。
出典:YouTubeチャンネル「DAIWA JAPAN Products」詳細ページ