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平村尚也コラム【琵琶湖リサーチ】酷暑の南湖の2パターン②

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パンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)でウイードを切り裂くフッキングは夏の琵琶湖南湖の醍醐味だ

オオカナダモに限定されていることがキモであり、コカナダモのスポットではコカナダモがすぐに枯れたり、ドームが消滅してしまうことからオオカナダモとなってくる。
当然、このオオカナダモの超一級スポットというのは、50㌢UPが2ケタとかボコボコになる。夏パターンに変わって7月20日から放流量が30㌧になって、すでにこうしたスポットでの爆発がはじまっている。
ただ、こうしたスポットもオオカナダモの成長とともに変化していくのが通例であり、7月中のスポットと8月前半のスポット、8月後半のスポットと3段階ぐらいで変化する。この3段階ともに超一級スポットを見つけて入ることは不可能で、実際には夏の大船団エリアとなってしまう。そのため、炸裂から1週間もしないうちに大船団となるから、かなりのプレッシャーが掛かってしまうのが夏の南湖の恒例パターンとなっている。

今夏は沖だけではなくシャロー&ミドルの魚も相手にしたいところ

さらに、今年は夏の藻刈りも予定されており、こうしたスポットが藻刈りの餌食になってしまうことも予想される。その場合は、オオカナダモのスポットを探すだけでなく、前述のシャロー、ミドルレンジのバスも相手にしていかないと、沖だけでは展開が詰まってしまうことになるだろう。

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