=オオカナダモの狭いスポット=
真夏の沖の展開はカナダモ内部のパンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)となってくる。
今年もこのパンチショットリグの炸裂がはじまっており、50㌢UP2ケタコースの炸裂が各地ではじまった。特に全開放流が終わった20日頃から本格的に炸裂がはじまっており、炎天下のウイード内部のアツい展開がはじまっている。
特に水温が30度を超えてきて晴天無風となり、さらに放流量が30㌧以下となってくるとカナダモが真っすぐ水面に立ってくるために、カナダモの林が各地に出現する。このカナダモの林が天井を作ってドーム状になると、カナダモドームの50㌢UP連発スポットとなってくる。
しかし、このカナダモドームが実に狭い! 琵琶湖南湖の中で数カ所ぐらいしかなく、その面積も10㍍四方というのが関の山。特にオオカナダモの群生する質のよいドームとなると、かなり絞られてくる。
場所としては、メインチャンネルから少し入った場所で、メインチャンネルへウイードが張りだしているか、ヘコんでいるか、という場所でカレントが少し当たるような場所がベスト。そこにオオカナダモが群生していてベイトフィッシュとなるハスとギルが多い場所という超一級の条件が揃っている場所だ。
そんな場所は木ノ浜、赤野井、アクティバ、カネカ、下物、六本柱北などにそれぞれ1カ所あるかないかというレベル。だから普通に釣っていて見つかるモノではなく、たいていはガイドが浮いている。
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