トモ清水さんが2023年、新たに立ち上げたロッドブランドなのが「ジーテック」。
ジーテックからは、従来のロッドとは違う開発コンセプトや、独特な特性を持ったロッドたち徐々に発表されていっています。
今回は、ジーテックってどんなロッドブランドなのか? をご紹介します!
G-TEC(ジーテック)
G-TECってどんなロッドブランド?
G-TECを立ち上げたのは、トモ清水さん。
トモ清水さんは、20数年にわたり複数の大手・釣具メーカーでロッドデザイナー&開発を行ってきた人物なんです。
ちなみにG-TECというブランド名は、Graphite(グラファイト) とTechnology(テクノロジー)を組合せた造語となっています。
なぜそんな名前になっているのか? というと…。
トモ清水さんがロッド作りで最も重要要素として位置付けているのがグラファイト、いわゆるカーボンの技術だから。
実際、さらなるイノベーションを起こすべく、世界一のカーボン繊維を開発する東レとカーボンに関する共同研究を行っていたりします。
そしてそれらの最新ブランクス・カーボンテクノロジーと、トモ清水さんが長年に渡り蓄積してきたノウハウ・経験を合わせて新しい価値観を持つロッドを作っていきたい! という意味がこのG-TECという名前に込められているというわけ!
G-TECはメジャーブランドでは実現しにくい、個性・独立性の高いロッドを開発するインディーズブランド的な立ち位置。
大量生産、大量消費ではなく、本当に欲しいものを丁寧に作り上げているのが、G-TECのスタイル。
いたずらにアイテム数を増やすのではなく、より1本でシンプルに釣りを楽しめるロッドを、じっくりテストして、開発しているとのこと。
ちなみに第1弾ロッドとして2023年4月に発売されたのは「「クロスセンシティブ・ディアスロー・XSC-59ST-PRO」」。
このロッドは超軽量! 業界最軽量・自重38.5g、繊細チューブラー採用で超繊細系なのに、最先端ブランクス&MAGNUS製法によってパワフルさも併せ持つ、ベイトフィネス・超バーサタイルロッド!
このクロスセンシティブ・ディアスローは2023年4月14日リリースされたんですが、何と初回ロットは4分で完売!
また2回目の出荷も半日で完売という、結果に!
G-TECロッドはジーテック公式サイトのオンラインストアのみの発売という点も特長! これによって、高品質なロッドが、価格を抑えることが実現!
また取扱説明書や保証書、PETケースなど梱包資材をカットすることで、コスト削減と同時に、ペーパーレス化、プラスチック消費量削減など、将来を見据えた取り組みを行っているのもG-TECの特長。
現場主義
バスやソルトのプロアングラーによって、現場テストが繰り返し行われています。さらに設計者であるトモ清水さん自らも同じ現場に出る完全現場主義の開発態勢がしかれています。
また、一般ユーザーの生の声をSNSなどでも積極的に取り入れているのもG-TECの特長といえます!
編集部のG-TECインプレ
正直、かなりトガったロッドブランド! っていうのがG-TECに対する印象!
第1弾の38.5gのベイトフィネスロッドとかヤバいでしょ!
また長年ロッドデザインに携わってきたトモ清水さんのブランドだけあって、ブランクスにかなりこだわりがあるのも特長かなと思います!
あと普通、ロッドメーカーって、色んな機種をズラっとラインナップする流れが多いと思うんだけど、G-TECでは、ある意味、1機種1機種ワンオフ的なアイテム展開なのも面白いです!
以上、新しいロッドブランド「G-TEC」についてご紹介しました!
8月下旬~9月に第2弾、第3弾ロッドも発売されるとのことなので、こちらも要チェックです!