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【遂に完成】イカメタルとアジング両方で使用でき、2種類のティップを揃えるロッド「リマーカブル CER-60b」!家邊克己がその魅力を語る

連載:家邊克己の「週刊!アジングマニアックス」
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遂にボート用NEWベイトロッド「リマーカブル CER-60b」が完成しました。1つのバッドに“ソフト”と“ハード”という2種類のティップを使用できるカナリ便利なロッドです。このロッドを開発し始めたのは3年以上も前でした。

家邊克己 Yabe Katsumi プロフィール

サーティフォーCEO、製品開発責任者。全国津々浦々、アジが釣れると聞けば、ドコへでも足を運び、実際に釣って、アジングの楽しさを広く世に伝える、まさに「アジングの伝道師」というべき人物。かなり頻繁に全国各地で参加費無料のアジングセミナーも開催中! 釣具メーカー「34(サーティフォー)※社名は[みんな幸せに!]に由来」を立ちあげ、自身のノウハウを詰めに詰め込んだ製品開発に没頭中。京都府出身、福岡県在住、1958年9月生まれ。

完成「リマーカブル CER-60b」

“イカもアジと同様、目と手の両方でアタリを感じることができれば、さぞかし楽しいだろう“と考え、イカメタルとアジング両方で使用できるロッドができないかというトコロで開発に着手しました。イカメタル専用ロッドはあくまで“目”でアタリを取ることが目的です。アジングロッドのように“感度”というものがそこまで重視されていません。そこでボートアジングの傍ら、イカメタルの釣行を重ね、ケンサキイカの習性や食性、釣り方などを追求しました。

その結果、ロッドに求められる要素が自分の中で理解でき、それを反映させたのが「リマーカブル CER-60b」です。軽量タイプは20号以下、重量タイプは20号以上という使用重量に設定し、トップのカーボンソリッドの長さとベリーの強さを変えることで調整していく方向でテストを繰り返し、納得のいく形になりました。

これまでボートアジングでは軽量シンカーの方が抵抗が少ないため、アタリが良く出やすいものだと思っていたが、テスト釣行を繰り返していくうちに、重量シンカーを支えるティップとベリーがあれば重量シンカーの方がラインが立ちやすく、アタリがより明確に表現されることが分かってきました。

そしてアタリがあった時点で食い込んでいるため、食い込みのための柔らかいティップも必要がなく、シンカーをシッカリ支えることにより、アタリをより明確にアングラーに伝えることができるのです。それが、ボートアジングやイカメタルのティップに求められている要素だと改めて理解できた訳です。さらにベリーをシッカリさせることで、潮の早い状況でもシッカリと受け止めてくれます。

そんな潮流の中でも重量シンカーやメタルスッテをキビキビとブレることなく操作できるため、多様な誘いができるようになり、様々なシーンにこのロッド1本で対応できるようになりました。極めつけはエンドグリップに搭載された伸縮機構です。テレスコシステムを採用することにより、女性でも男性でも、背の低い方でも高い方でも脇の下にエンドグリップをシッカリと挟み込める長さにすることが可能です。

これにより、巻き上げ時の持ち重り感が随分と軽減されます。イカメタルを筆頭に、オフショアゲームが盛んになってきた今、ボートアジングもイカメタルも、 すべての海域でほとんど対応できるモデルとなったこのロッドは、多くの方に満足いただけるロッドになっていると思います。ぜひ一度使ってみられてください。発売は秋頃予定です。

価格は54,450円(税込)です。

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