7月29日、群馬漁業協同組合の協力のもと、群馬県の利根川にて、世界初となるアユのルアー大会、DUO主催の「流鮎.擬鮎in利根川 ルアー鮎大会2023」が開催されました!
アユルアーは、日本伝統の友釣りの技術をルアーに応用した近年注目のルアーフィッシング。
かくいう記者もアユルアーを少々たしなんでおり、今回は取材もかねて参戦してまいりました!
今回はその様子をレポートしてきます!
今大会はDUOのアユルアー「流鮎110F」と「擬鮎」を使用
今大会はDUOのアユルアー、「流鮎110F」と「擬鮎」を使用し、釣ったアユの合計数で競うもの。
また、最大サイズを釣った方には群馬県漁業組合から特別賞が用意されていました!
「擬鮎」はオトリアユの代わりにもなるルアーのため、友釣り師の方も多数参戦。
ルアーアングラーと友釣り師が混合した非常に興味深い大会となりました。
ちなみに今大会の定員は50名。
エントリー開始後すぐに埋まってしまったそうで、なかには東北から参加した方もいらっしゃいました。
DUOのフィールドスタッフ、飯島一貴さん、佐藤直樹さん、真崎悠汰さんも参戦!
ソルト・バスなどジャンルを超えて盛り上がれるのも、アユルアーならではの魅力!
また、本部にはテトラワークスの萩原 徹さんも在中しており、来年発売予定のアユルアー用ロッドのプロトモデルの展示も!
その様子は別途記事で紹介いたします。
大会当日はタフコンディション…
大会当日は晴天で、気温も朝から30度を超える猛暑日。
しかし、河川は前日からのダムの放水の影響で水かさが約50cmほど増しており、水質も若干濁り気味。加えて水温も17度と、前日に比べ3~4度下がっているそうで、あまり良いコンディションではない様子…。
8時から開始したのですが、川を覗いてもアユの姿や水中の岩がほぼ見えない状況で、他の参加者の方とお話ししても苦戦している様子…。
記者が向かったのは、上流。
初場所で前情報もなかったので、良さそうなポイントを探しながら遡上していきます。
遡上中、浅瀬に比較的新しいアユの歯型がついた岩を発見!
この付近はアユの魚影も濃いのでは…と思い、実釣を開始。
浅瀬にはアユがいる様子もないので、流心をドリフトさせながら狙っていきます。
普段行く相模川に比べ、水深も深く、流れも速いため、なかなか操作に慣れるのに苦戦しましたが、そこは「流鮎110F」の特性をフル活用!
「流鮎110F」ではソフト素材のリップが採用されており、手で角度を調整することが可能。
リップの角度を調整することで、しっかり岩にコンタクトさせることができました。すると回収してきた「流鮎110F」に美味しそうなコケが!
アユがいる条件はそろっているということで、あとはひたすら「流鮎110F」を信じてキャストし続けます。
11時を過ぎたあたりで、ようやく待望のヒットが!
20cm超えのアユが掛かってくれました。
その後も同じポイントで制限時間ぎりぎりまで粘り、合計4匹のアユを釣ることができました!
気になる結果は…
気になる結果は…残念ながら上位入賞ならず!
トップの方は9匹、2位・3位の方も7匹ずつ(同率のため最大サイズが大きかった方が2位となりました)。
上位入賞された方には、DUOオリジナルのアユ用ランディングネットと、入賞カラーの「流鮎110F」がプレゼント。
金・銀・銅のカラーの「流鮎110F」には大会日付と入賞者の名前が刻印されて、後日発送になるとのこと。
上位入賞は果たせませんでしたが、なんと!
最大サイズの特別賞を群馬県漁業組合様から頂くことができました!
サイズは尾びれの付け根の計測で21cmだったそうで、釣れてくれたアユ、釣ってくれた「流鮎110F」に感謝です!
そして何より、開催していただいたDUOの皆様、協力いただいた群馬県漁業組合の皆様、ありがとうございます!
また、来年もぜひ参加したいと思います!
ちなみに釣ったアユは塩焼きと炊き込みご飯にして美味しくいただきました!
アユルアーは釣って楽しい、食べて美味しい、そして川に入りながら季節を感じられる釣り。
これからの季節はサイズもよくなるので、はじめるにも絶好のタイミング。遊漁券を購入し、ルールを守り楽しんでみてはいかがでしょうか?
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