表層から一段下を探るなら「ヤマタヌキ2.5」
ここまでは水面系なアイテムでしたが、3つ目に紹介するルアーは、少しスローダウンして、発売して2年が経ちながらもいまだに威力が衰えない「ヤマタヌキ2.5」!
私にTOP50での初優勝をもたらしてくれた思い入れの強いワームでもあります。
この投稿をInstagramで見る
どうしても日中は水温も上がるため、バスのやる気もトーンダウン。
そうすると、少しのシェードでもカバーに寄り添ってエサ待ちしてるバスが多くなります。
そんな状況のバスを誘うのに適しているのが「ヤマタヌキ2.5」。
シンプルな形状ながらも、少しのロッドワークでテールがプルンっと動いてくれるので、やる気のないバスでも目の前にピンポイントに落として誘うことで、捕食スイッチもONにすることができます。
操作に関しては、私のホームの霞水系は水深の浅いシャロエリアが多いので、主に着底させてからロッドで軽くラインスラッグを弾くようにアクションを加えます。細かいアクションで中層まで誘ったら再びボトムへ。これを繰り返しながら誘っていきます。
また、「ヤマタヌキ2.5」のいいところは、リグを選ばない汎用性の高さ!
テキサスにしてカバーに入れたり、スモラバなどのトレーラーにしてゴリっぽく…、ノーシンカーでクイックに動かしてエビっぽく…など、いろいろなベイトパターンに対応しています!
単体でも充分なウェイトが備わっているからこそ、成せる業です!
表層で反応がない…なんて時に頼りになるヤマタヌキ!!是非ボックスに1パック忍ばせて見てください。
キャストしたヤマタヌキがバスに化けてくれますよ!タヌキだけに(笑)
「ヤマタヌキ2.5」の推奨フックは、リューギのインフィニの1/0、もしくはゲーリーのスゴイフック1/0がオススメ。
ちなみに私が「ヤマタヌキ2.5」で使用しているタックルは、6ft5inchのMLパワーのソリッドティップのベイトロッド。
ソリッドティップは細かいアタリも目で捉えることができ、少し硬めの設定になっているのでロッドアクションも吸収することなくルアーに伝達してくれます。
リールはハイギアで、ラインはフロロカーボンの10lbをチョイスしています。
夏のバスは、シェードや流入河川など狙いドコロが絞りやすく、それでいて朝夕マヅメなど狙うタイミングも見極めやすくなります。今回紹介したテクニックやアプローチ方法は、霞ヶ浦以外のフィールドにも活用できますので、ぜひ参考にしてみてください!