水面を高速サーチできるルアー、流行っていますよね。
エビ食いのバスや、速度でしただますことができないクレバーなバスにも効果的とあって、登場するやいなや一般的になったこのテクニック。
ただ、近年多用されバスが水面まで出きらないシーンに遭遇することもしばしば。
そんなタフなバスに口を使わせたい。そんな思いから誕生したルアーがジャッカルからリリースされました!
デンプシージャック【ジャッカル】
JBトップ50参戦中「藤田夏輝プロ」のプロデュース。
水面までできらない…。そんなクレバーなバスをキャッチするために開発されたのが「デンプシージャック」です。
Name | Length | Weight | Type | Quantity | Price(税込) |
---|---|---|---|---|---|
デンプシージャック42 | 42mm(ボディ) | 約4.5g | Slow Sinking | 2 | ¥1,320 |
デンプシージャック50 | 50mm(ボディ) | 約7.5g | Slow Sinking | 2 | ¥1,375 |
ジャッカル公式「デンプシージャック」の詳細ページはコチラ
誕生したキッカケ
もともと、水面を高速でサーチするメソッドを多用していた藤田プロ。ただ、水面までできらないバスや見切るバスがおり、何とかしても食わせたい。そう考えた藤田プロが水面よりも1段下のレンジを通してみるとバスがバイト。
水面まで出きらないバスでも、もう一段下のレンジを通すことでバイトを出すことができると発見しただそう。
そこで「ファイボス」を削って自作していたんですが、アクションが安定しなかったり、数が足りなかったりと、不満があったそう。そんな自作していたモノを基に設計し、このメソッドで求められる性能を高め完成したのが「デンプシージャック」です。
使い方は動画を参考に!
出典:YouTubeチャンネル「JACKALLSTATION」
水面直下~中層を高速ドッグウォーク
ボディ素材は、カナリ柔らかいエラストマー素材を採用。さらに、中空ボディ&深いリブを設けることで、ボディがつぶれやすくボディが屈折しやすくなり、フッキング性能が向上。弱いバイトでも確実にフッキングできるセッティングになっています。
腹部にはウエイトを搭載。
このシンカーによって低重心化を実現。ウエイトが一か所に集中することで、その場で首を振るようなドッグウォークが可能になっているんだとか。
テールをラバーにしたのは、水を噛ませるため。
ワーム素材やエラストマー素材のモノでもいいんですが、水を噛みにくい。ラバーにすることで、ラバーがブレーキになり、移動距離を抑えたドッグウォークできるワームに仕上がっているそうな。
中空構造、最初からシンカー付きと聞くとフロッグでもいいんじゃ? と思いますが、藤田プロがフロッグタイプにしなかった理由が、フックの交換が容易だから。
ボディが強度のあるエラストマー素材なのに、フックが交換できないのはもったいないと感じ、あえてフロッグにせず、オフセットフックでの使用を前提に設計したんだとか。
中空ボディなので、浸水が心配。なんていう方も安心! 水抜き穴が最初から配備されているので、水抜きも簡単になっています。
また、この水抜き穴にネイルシンカーを挿入することで、さらに細かくレンジ別攻略が可能です。
【デンプシージャック上級テク】
ストラクチャー、ブレイクなどもう少し沈めて使いたい、そんな時は着水時にジャークするとボディに水が入り、攻めるレンジを変化させることができます。
また、水抜き穴からネイルシンカーを入れるともっと細かいレンジコントロールや繊細なアプローチが可能です。 pic.twitter.com/YB6xHzd5EP— JACKALL BASS FISHING (@JACKALL_Inc) July 15, 2023
1足先にスピニングタックルで扱いやすい42mmサイズが登場しましたが、2023年8月にはベイトフィネスタックルでも扱いやすい50mmが登場! とり濃いカバーにも対応できるようになりました!
カラーバリエーション
カラーは全10色。ちなみに、ルアーが動いているか不安なんて方は、視認性の高い「アマガエル」と「いちごミルク」がオススメ!
以上「デンプシージャック」を紹介しました。これからの時期カバー絡みのバスゲームで使いたいです!