皆さんこんにちは! 福岡県でハイドアップスタッフとして活動しております豊福 凌平(トヨフク リョウヘイ)です!

豊福 凌平(RYOHEI TOYOHUKU) プロフィール
梅雨も明け出したということで、ついに夏真っ盛りですね! バスも人間も暑さでバテはじめる頃ですが、やる気のないバスに対して、最近好調な釣りを2つ紹介します!
今回紹介する釣りは、比較的浅めのフィールド(川、野池、クリーク等)で是非とも試して頂きたい釣となっております。
今年1番のルアーパワーを実感した「ノタノタ」
最初は「ノタノタ」の紹介です。
遂に発売された「ノタノタ」ですが、皆さんはゲットすることができましたでしょうか?
製品名 | 全長 | 重さ | タイプ | 標準フックサイズ(前・後) | 税込価格 |
ノタノタ | 115mm | 37g | F | #2 | 8,250円 |
ハイドアップ公式「ノタノタ」の詳細ページはコチラ
トップウォータールアー史上、最も弱く、最もスローに泳ぐことをテーマに作られたルアーなだけあって、細かい波紋をたくさん出すことで複雑な波紋を形成しながら驚くほどゆっくり艶めかしく動きます!
プロトの段階から、普段はナーバスで簡単には口を使わないデカバスがあっさり口を使ってくる光景には、ルアーパワーの凄さを身に染みて感じました。
個人的に、間違いなく、今年デビューしたルアーの中で1番ルアーパワーを秘めていると思います。私自身も真昼間のハイプレッシャーエリアで55upをキャッチすることができました!
その他にも数多くのデカバスをキャッチすることが出来きており、トップウォーターフィッシングを楽しんでいます。
“ゆっくり”を意識して巻きましょう!
「ノタノタ」の使い方は、羽根モノを巻くより更に遅く巻くイメージで、糸フケを回収するくらいのスピードで巻くことでルアーのパワーを最大限に発揮します。また、流れに乗せてドリフトさせるのも効果的です。とにかく“ゆっくり”を意識して使用して下さい!
また、足元までチェイスして来て食わないときは、最後のダメ押しでシェイクを入れるとジョイントのおかげで、大きな虫ルアーのように一点で誘うことが可能ですので是非お試し下さい。
タダ巻きでの使用を前提とした出しどころとしては、無風状態でシャローや、クリアウォーターなどの魚から気づいてもらいやすいシチュエーションがオススメです。
少しでも水面が揺らぐと「ノタノタ」の存在感が薄れ、一気に魚に気づいてもらいにくくなります。風の吹いてないタイミングであれば、真昼間でもバスを簡単に引き寄せてきてくれるので積極的に投入してみて下さい。
ノタノタの裏技を公開!
今度は、裏技的な真逆の使い方の紹介です。
濁った時には、逆にガチャガチャとシェイクして、騒がしく誘うのも効果的です。
バド系ルアーのような音色を出しながら、ハイアピールでバスに気づかせることが可能でハイアピール! また、何度も同じコースを通し、威嚇バイトを誘発するのもありです!
サイドの計6個のヒートンのおかげでオリジナルのカスタムができるのも「ノタノタ」の醍醐味です!
サイドのブレードを外して、フェザーやラバー、フェザーフックをつけたりなど使い方は無限大です。
ぜひ、自分好みのカスタムを見つけて楽しんでみてください!
また、高浮力が故にフックが掛からない事がありますので、リアフックは「ピアスクアッド」の#2or#3に交換するのもオススメです!
それでも掛からない時は、リアの方に2.7gのシンカーを装着し針先を下げるなどの工夫もアリです。アクションも殺さないのでお試しあれ!
モリケンさんから教わったのですが、ブレードを車用の塗料で黒く塗る裏ワザがあります。
こうする事で、フラッシングを嫌がったり、直前で見切るバスにも対応することができます。簡単なチューンですのでお試しください!
私のイメージですが、バイト数が明らかに増えた気がします…。
使用するロッドはMH以上であればOKです。ただ、僕は7ft2in、6ozまで背負えるロッドを使用しています。
この程度パワーがあるロッドなら「ノタノタ」のウエイトだと無理なく気持ちく扱えるので好んで使用しております。
また、7フィート越えの長さで足場の高いところでもしっかりトレースできます。もちろんMHクラスでも気持ちよく使用できますが、タックルに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
とりあえず魚をさわりたい時に「スタクロ」のジグスト
次に紹介するのは「スタッガークロー3.3in / 4in」(通称:スタクロ)のジグストの釣りについてです!
製品名 | 長さ | 重さ | 推奨オフセットフックサイズ | 入数 | 税込価格 |
スタッガークロー3.3in | 80mm | 6g | #1~1/0 | 7 | 935円 |
スタッガークロー4in | 102mm | 約8g | #3/0 | 5 | 935円 |
ハイドアップ公式「スタッガークロー3.3in / 4in」の詳細ページ
アフターの時期辺りからエビに固着するバスも増えることから、かなり反応がいい釣りで、とりあえず魚に触りたい時に自信を持って投入している釣りです。
魚のサイズは選べませんが、かわいいサイズ~デカバス含め、数釣りが楽しめるのも醍醐味!
アクションは優しくフワフワ
「スタクロ」を使用したジグストでは、優しいアクションを心がけています。
というのも、元々アクションが強いクローワームではないため、水をガンガン押しながらアピールするジグストとは、無縁だと思っていました。
そこで、逆に優しいアクションの「スタクロ」を活かす為に、フワフワと動かすジグストを始めたところ、魚の反応が凄まじい事に気づき煮詰めていきました。
動きの質としては、「スタクロ」の柔らかいマテリアルと細長いシルエットのおかげで波に揺られた海藻のようにユラユラと優しく動きます。また、この優しさを殺さず活かす為には、水の抵抗を受けやすく、早く沈まない「HUスライドスコーンジグ」や「HUスライドフォールジグ」が相性抜群です!
製品名 | 重さ | フックサイズ | 入数 | 税別価格 |
---|---|---|---|---|
HUスライドスコーンジグ | 3.5g | 4/0 | 1 | 891円 |
5g | 4/0 | 1 | 913円 | |
7g | 4/0 | 1 | 946円 | |
9g | 4/0 | 1 | 1,012円 | |
12g | 4/0 | 1 | 1,067円 |
ハイドアップ公式「HUスライドスコーンジグ」の詳細ページはコチラ
製品名 | 重さ | フックサイズ | 入数 | 税別価格 |
---|---|---|---|---|
HUスライドフォールジグ | 2.7g・3.5g | #1 | 1 | 825円 |
2.7g・3.5g | #1/0 | 1 | 847円 | |
5g・7g | #1/0 | 1 | 880円 |
ハイドアップ公式「HUスライドフォールジグ」の詳細ページはコチラ
セッティングはこんな感じ!
使用するウエイトは「スタッガークロー4in」には「HUスライドスコーンジグ」の5g、7gを使用。
「スタッガークロー3.3in」には「HUスライドフォールジグ」の2.7g、3.5gを使用。
アクションのコツ
アクションのコツは、バシバシとロッドを動かすのではなく、手首の力を抜いて、フワフワとロッドを動かします。その際に、ルアーの重みを感じた瞬間にゆっくりとテンションを抜き、跳ね上げるときはロッドで動かすイメージではなく、ラインスラッグでルアーを上に飛ばすイメージでロッド上にさばいて下さい。
慣れてくると縦のS字を描くようにアクションできるので、是非、マスターしてみてください。
出しどころとして、凄く反応がいいのは垂直護岸やカバー周りで、エビがいかにも潜んでいそうなところがベストです。また、カバーや目に付くストラクチャーには、そのまま打ち込むこともできるので、縦の釣りと横の釣りの両方をこなせるのも強みです。
使用ロッド
マッカ HUMC-67MH
中高弾性のブランクスを採用しているので、シャキッとしており、ルアーを操作しやすいだけでなく、キャスト時や魚とのファイトの際は、しっかり曲がるのでMH特有のガチっと感が無く、魚を掛けるまでの一連の流れがスムーズにできる扱いやすいロッドとなっております。
マッカ HUMC-67MST
バッドがしっかりしているので、フッキングやルアー操作がとてもやりやすいのはもちろん、先端はソリッドティップになっているので、アクションは繊細にかつ、バイトを弾かないという都合の良い1本となっています。