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【コンパクトなホンモノ】Rayz(レイズ)インテグラルの特徴

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実釣性能の高さはもちろん、モバイル性も欲しい釣りジャンルのひとつがトラウトフィッシング。

ネイティブとなると、釣りとともにちょっとした川や山を上り下り…なんてこともあって、それがまた気持ちイイ。けれど、やっぱり荷物はコンパクトにまとまるに越したことはない。

そんな声に応えてくれるロッドのひとつがテンリュウのレイズインテグラル

レイズ インテグラル

出典:天龍公式「レイズインテグラル」詳細ページ

テンリュウの「レイズインテグラル」がパックロッドをメインとしたシリーズに刷新され、Rayzシリーズが持つ気持ちよいキャストフィール・操作感・各機種の個性を損なわずに、マルチピース化。

コンパクトでホンモノ、これほど頼りになることはありませんよね。

出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

全6機種のラインナップ

出典:天龍公式「レイズインテグラル」詳細ページ

全6機種展開となっており、ショートレングスモデルといえる4フィート8インチは、スピニング2機種&ベイト2機種の計4機種。そしてロングレングスモデルが2機種。

モデル タイプ 全長
( m [ft])
継数 アクション 仕舞寸法
(cm)
ルアーウエイト
(g)
ライン
(lb)
PE
(号)
リアグリップ長(mm) 先径
(mm)
ロッド自重
(g)
カーボン/グラス
(%)
価格(税別)
2023 RZI484S-UL S 1.42[4’8″] 4 R 39 MAX 6 MAX 4 MAX 0.6 110 1.5 74 96/4 ¥42,000
2023 RZI484S-L S 1.42[4’8″] 4 R 39 MAX 8 MAX 4 MAX 0.6 110 1.6 77 96/4 ¥42,500
2023 RZI755S-MLM S 2.26[7’5″] 5 R 53 MAX 20 MAX 10 MAX 0.8 265 1.6 115 97/3 ¥51,000
2023 RZI845S-MH S 2.54[8’4″] 5 R 58.5 MAX 25 MAX 14 MAX 1.2 315 1.8 137 97/3 ¥54,000
2023 RZI484B-UL B 1.42[4’8″] 4 R 39 MAX 6 MAX 4 MAX 0.6 118 1.5 85 96/4 ¥49,000
2023 RZI484B-L B 1.42[4’8″] 4 R 39 MAX 8 MAX 4 MAX 0.6 118 1.6 87 96/4 ¥49,500

レイズ・インテグラルの特徴

レイズシリーズ全体の基本コンセプトとしては、細身で軽量、かつ張りの有る本調子というのがベースとなっている。インテグラルもそれを踏襲しながら、役割が結構しっかりとあり、その個性がコアなファンを生んだ要因でもあります。

レイズインテグラルでは、そうした各機種の特性をしっかりと出しながらもマルチピース化。

ショートモデルとロングモデルの違い

主に源流向けのショートモデルは、ティップ部に超低弾性カーボンを採用。非常にしなやかでフレキシブルなアクションを可能にしている。キャスト時にはティップに乗せて、精度高く撃つことが可能で、場所が限定されがちなフィールドでも振り幅小さく狙える。そのために短めのレングスを採用している面もあります。

一方でロングレングスモデル2機種は、遠征にも好適。比較的オープンな場所での汎用性と遠投性を求めて中弾性カーボンを主体にブランクを構成しているのが全体的な特徴。

ガイドスペック

ガイドはステンレスフレーム・SiCリングのKガイド。フットの高さを繰り返しテストしながら調整、ライン放出からスムーズに収束に向かい、かつブランクスと乖離しすぎないような一体感を求めた設計としたという。

また、モノフィラメントラインはもちろん、PEライン両方に対応するのも特徴。

グリップ

グリップは天然ウッド素材。これにテンリュウのオリジナリティともいえる西陣織仕様のカーボンパイプを融合。

△同じ木目は二つとない。西陣織仕様のカーボンパイプがさりげなく顔を出す

ウッド部分は天然素材だけに、同じ木目はない。ちなみにグリップエンドには、滑り止めと傷防止の効果のあるオリジナル・ラバーキャップを装着。その美しさを保つ工夫も。

各機種の特徴

全6機種の内訳は、前述の通りショートレングス4機種・ロングレングス2機種。

ショートモデル4機種は、4フィート8インチにレングスは統一。スピニング・ベイトともにULとLがあって計4機種となっている。

共通する「484」の機種名は4フィート8インチの4本継ぎを表し、その仕舞寸法は39cm。非常にコンパクト。

また、ULモデルは「Twitchin’」、Lモデルは「Jerkin’」というサブネームが付く。トゥイッチンは、より細かなアクションでフィネスに攻略する場合に向き、ジャーキンはもう少し汎用性を持たせたモデルとなっています。

RZI484S-UL

Twitchin’マルチピースモデル
ライトウェイトルアーを扱い易く、収納性に優れたTwitchin’スピニングモデル。3g前後のプラグからスプーン、スピナー等に対応。ティップセクション(#1~#2)に超低弾性カーボンを採用し、最小限のモーションでしなりを活かしたスナップキャストが可能。渓魚の引きを味わえるライト感と、不意な大物にも対処できるネバリ強さも隠し持っています。

出典:天龍

RZI484S-L

Jerkin’マルチピースモデル
源流~渓流域を広くカバー出来る汎用性に富み、メリハリの効いた操作性と収納性に優れたJerkin’スピニングモデル。3~5gのプラグ全般から3~8gまでのスプーン・スピナーに対応。ティップセクション(#1~#2)に超低弾性カーボンを採用し、最小限のモーションでしなりを活かしたスナップキャストが可能。ベリーからバットにはコシの強いパワーを持たせ大物ハントにも活躍します。

出典:天龍

RZI484B-UL

Twitchin’マルチピースモデル
ライトウェイトルアーを扱い易く、収納性に優れたTwitchin’ベイトモデル。小口径ガイドに設定し、シャープな操作感を実現。3g前後のプラグからスプーン、スピナー等に対応。ティップセクション(#1~#2)に超低弾性カーボンを採用し、最小限のモーションでしなりを活かしたキャストが可能です。

出典:天龍

RZI484B-L

Jerkin’マルチピースモデル
源流~渓流域を広くカバー出来る汎用性に富み、メリハリの効いた操作性と収納性に優れたJerkin’ベイトモデル。小口径ガイドに設定し、シャープな操作感を実現。3~5gのプラグ全般から3~8gまでのスプーン・スピナーに対応。ティップセクション(#1~#2)に超低弾性カーボンを採用し、最小限のモーションでしなりを活かしたキャストが可能です。

出典:天龍

ロングレングスモデルにはRZI755S-MLMとRZI845S-MHの2機種がある。

RZI755S-MLMは、とにかく遠征で想定される様々なフィールドに対応するバーサタイル性が魅力。RZI845S-MHはズバリ大型トラウトをキャッチすべくパワーを持たせたモデル。

こちらも強さを持ちながらも携行性に優れ、全国の旅のお供に心強い。

RZI755S-MLM

汎用トラベルモデル
中・本流・湖など様々な状況で活躍する遠征対応のモバイルモデル。軽量ルアーが扱い易いソフトなティップと、大物にも対応するバットパワーが魅力。7㎝前後5~10gのミノープラグから5~18g程のスプーンまで幅広いルアーに対応。コンパクトな仕舞寸がパッキングを容易にし、アングラーの機動力を向上させます。

出典:天龍 

RZI845S-MH

汎用トラベルモデル
大型河川や湖での大型トラウト向けに設定した遠征対応のモバイルモデル。遠投性に優れたレングスで適度な張りとしなやかさを併せ持ち、7~9㎝のミノープラグ全般から10~20g程のスプーンに対応。国内外を問わず遠征に向いた仕舞寸は、飛行機・自動車・バイク等の移動だけでなく長時間歩いてアプローチするフィールドでも真価を発揮します。

出典:天龍

運べる・使える・その見た目で使っていて楽しめる、そんなコンパクトなホンモノがレイズインテグラルです。

テンリュウ公式レイズインテグラル詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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