川村光大郎 監修「ライトニングストライク」
川村光大郎さんが監修したハヤブサのバスフック「ライトニングストライク」。
サイズ(号) | 入数 |
4 | 8 |
2 | 7 |
1 | 7 |
1/0 | 7 |
2/0 | 6 |
3/0 | 5 |
4/0 | 4 |
5/0 | 4 |
掛かったらバラさない。そんなシンプルにして究極の本質ともいえる理想を求めて設計されたオフセットフックで、これがとても川村さんらしいというか。本当によくできたオフセットフックだなぁと思わされます。
このライトニングストライクを使った実釣動画はこちら。
ナローとワイドの中間
ライトニングストライクの特徴は、以下の動画がシンプルだけれど的確で参考になります。
出典:YouTubeチャンネル「HAYABUSA公式チャンネル」
近年のオフセットフックはナローかワイドかの二極化が進んでいるように感じます(ひと昔前まではその中間的なフックもあった気もします)。そして現在はどちらかというとナローゲイプなオフセットフックが多くなってきているのではないでしょうか。
ライトニングストライクはナローとワイドの中間といえる幅。数あるワームに幅広く対応できる形状。
この時点でオカッパリのスペシャリスト川村さんらしいな、と。アレもコレもとタックル類を数多く運べるわけではないオカッパリにおいて、択を限定できるといいますか、信頼できるオフセットフックが1つあるだけでメリットになりますよね。
分厚く掛かる
もちろん「信頼できる」から任せられるわけで、ライトニングストライクはバツグンの貫通性能はもちろん掛かればバラさない。川村さん本人の言葉を借りれば、分厚く掛かる。
ライトニングストライクは、ナローとワイドの中間と先に述べましたが、よく掛かりバラさない秘密はその形状というより、フックポイントとアイの幅・高低差がしっかり確保されているため。
こちらのシーンは上記動画から。この時の使用サイズは#4ですが(ライトニングストライクでは最小)、それでも奥深くでしっかりと掛かっています。滑らずに瞬間的に掛かっているのが垣間見えます。
絶妙にハリ先が内側に向く理由
そして絶妙にフックポイントが内側に入っています。フッキングの瞬間、フックはその負荷で開こうとするのですが、その刹那にパワーロスせずフックポイントが立つように絶妙に内側に入っているのです。キャストした先、やや距離がある場所でも刺さるしキープ力に優れる設計なのです。
ワームの性能を活かせる
またセットする各種ワームのルアーパワーがどんなに優れていても、それがズレていたりフックとのバランスが悪く姿勢が悪かったら、やはり釣果にはつながりにくいですよね。
ライトニングストライクは、ワームとの一体感にも非常にこだわりを持って設計されています。
ベンドのピーク部分にあえて気持ち角を持たせていること、そしてクランク部分も少し鋭角にしていることでワームのズレを抑える。後述しますが、フッ素コーティングも採用されていて刺さりにプラスアルファをもたらせているのですが、刺さりやすいよう滑りがあるだけに、ワームもノンコートと比較すればズレやすくなります。
そこを、理想のフッキングを目的としながらギリギリの範囲でワームのホールド力を形状で手にしているのです。
一体感・ワームのナチュラルさという点では、ワイドとナローの中間だけにボトムを引きずるようなアクションでもワームがどちらかに倒れにくいのも見逃せないメリットではないでしょうか。
防錆フッ素コーティング
そして先に述べたようにフッ素コーティング。しかも防錆フッ素コーティングなので、ソルト量の多いワームでも安心して長く使えるのも魅力。
コレ一択なオフセットフックとなり得る
とにかくよく掛かるオフセットフックで、かつ「川村光大郎らしさ」全開な、その性能をひとつに集約してバーサタイル性を持たせたライトニングストライクは、「迷わず選べる」というこの上ないアドバンテージと安心感をもたらしてくれるのでは?
それから、コレでナイスなバスを釣ったあかつきには、なんかこう…「ライトニングストラ~~イクッッ!」て言いたくなる名前もよくないですか(笑)。
ハヤブサ公式「ライトニングストライク」詳細ページはこちら