晴れた日はモコリークローでウィード内部のシェード打ち!
そして、もう一つのパターンは夏のド定番であるシェード狙い!
琵琶湖での代表的なシェードと言えばウィードの内部です。ウィードの内部はシェードであることで比較的水温も低く、さらに溶存酸素量も多いのでバスにとっては超快適空間となっております。
主に私が狙うのウィードは、カナダモとエビモ。カナダモに関しては、3~4mの水深のエリア。エビモに関しては目視で確認できる浅めの水深となります。
そんなウィードの内部を狙う時は「モコリークロー」のフリーリグと直リグが有効です!
「モコリークロー」は小森嗣彦さんが監修したクロータイプのソフトルアー。カバー撃ちはもちろん、中層での誘いやテキサスリグ・ジグでのスイミング、フリーリグ、ノーシンカーといった釣りに適しています。
開発コード「ラビットテール」と呼ばれたウサギの耳のようなテールは重量感があり、他にはない強い水押しと多彩なアクションが持ち味。3.8インチというコンパクトなサイズながらアピール力に優れています。
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「モコリークロー」の注目ポイントは、ウィードの中を撃った際にコンパクトながらもしっかりとアピールしてくれる肉厚な爪と脚!
個人的にはこの爪の独特な水噛みと水押しがかなり効いていると思っています!
直リグでウィード内部を撃った時は、素早くボトムまでフォールし、着底した瞬間に肉厚な爪をブルンッ!と力強く振り回すことで強烈なリアクション効果を生み出します!
また、フリーリグで使用した時のフォール時には、足のパーツがウィードの葉や茎に軽く引っ掛かり、ウィードを伝ってボトムに落ちていくエビのような、絶妙なフォールアクションをオートマチックに演出してくれます。
ちなみに、フリーリグと直リグの使い分けですが、狙うウィードの種類によって使い分けています!
内部が空洞のいわゆる“カナダモドーム”を形成するカナダモの内部を狙う時は、ボトムまでダイレクトにストンッ!と落として、リアクションバイトを狙える直リグを使用します。
対してフリーリグでは、エビモの中を狙う際に使用します。エビモの葉に引っ掛かりながら段階的に落としてナチュラルに誘う場面に活躍します。
シンカーの重さの使い分けについて
またシンカーのウエイトですが、フリーリグでは5g・7gを状況に合わせて使い分けています。
光量や光の角度によってバスのいるレンジも変わります。光量が多く、バスがシェードやボトムをより意識している時は、しっかりウィードの根本を狙うために重めの7gを使用。逆にローライト時や風が吹いたりしてウィードに対してバスが浮いている時は、フワフワと中層も狙うことができるように軽めの5gを使用します!
直リグに関しては基本的に10gを使います!
琵琶湖での直リグといえば14g以上を使うことが主流とされていますが、「モコリークロー」は小さめのシルエットなので、10gでもほとんどのカナダ藻の中にスルリと気持ち良く撃ち込むことができます!
10gをチョイスする理由としては、14gよりもフォールスピードが抑えられるので、より喰わせの間が確保しやすく、バイトを得やすいと感じています。
フックはフリーリグも直リグも共にナローゲイプの1/0サイズをメインに使っています。
ナローゲイプを使うことでウィードへのすり抜けが良くなり、大きくウィードを揺らすことがなくなるので、バスを警戒させずにバイトへ持ち込むことができます!
モコリークローおすすめカラー
「プロセンコー」と同じく、ウィードに馴染みやすいカラーをチョイスしています。
カラーは、「297グリーンパンプキン/ブラックフレーク」・「341ダークブラウンブルーギル」の2色。
直リグ、フリーリグ共にMHパワーからHパワーをチョイスしています。
ロッドのレングスではおおよそ、6’10”~7’ftのロッドがベストで、リールのギア比はテンポよく狙えるXGがオススメです!
基本的にはフォールの釣りが主体になるので、感度優先のチューブラモデルを使うことが多くなります。ラインはウィードの濃さによりますが、ベースはフロロカーボン16lbを使用し、ウィードが濃いエリアはフロロカーボン18lbを使用する場合もあります。
以上、ゲーリーワームを使った夏の超ホットな攻略パターンのご紹介でした。
夏のバスというと、難解なイメージを持つ方もいるかと思いますが、ベイトパターンや地形を把握することでバスに口を使わせることができます。
琵琶湖に来られる際は、今回紹介した「5″プロセンコー」と「モコリークロー」で、バスを狙ってみてください!