千葉・勝浦川津港の宏昌丸の現役船長にしてダイワ・フィールドテスターを務める吉清良輔さん。
その相棒はちょっと短め。
外房現役船長の相棒は短めのソルティガ
吉清さんの使用ロッドは、フラッグシップであるソルティガ。戦略的にResponse=レスポンスを使い分けるというコンセプトから、ソルティガRと名付けられたそのロッドからJ56-4 HIをセレクト。
HIが示すのは、ハイレスポンスであるということ。
反発力の強い高弾性ブランクを短めの設定することで、ジグの操作性を高めリアクションで食わせるモデルといえる。
品名 | 全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
自重 (g) |
先径/元径 (mm) |
ジグ・ルアー重量 (ジギング) (g) |
ラインPE (号) |
カーボン 含有率 (%) |
メーカー希望 本体価格(円) |
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J56S-4 HI | 1.68 | 1 | 168 | 147 | 2.3/8.9 | MAX240 | MAX4 | 96 | 55,500 |
アンダーでしっかり投げられる
ハイレスポンスの中でもソルティガR・J56-4 HIは、56が示す通り5フィート6インチと最も短いレングス。というよりも、ソルティガR全12機種の中で最も短く、唯一の5フィート台(その他の機種は6~6.4フィート)。
実はこれこそ吉清良輔監修モデル。これが外房ヒラマサジギングにマッチ。
まず、レングスだが唯一の5フィート台で短い。これには外房というフィールドが、ヒラマサジギングにおいてはシャローエリアで狙うことにある。もちろん時期によっては多少深いこともあるが、基本的に浅い。そして、そのシャローをジギングで狙うということで、とジグをキャストしより広範囲を探ることで誘う回数を増やしチャンスを拡大させる。それが乗合船であればアンダーハンドキャストで安全面にも考慮した上で行う。
アンダーハンドでジグを飛ばすという外房で行われているリアルにおいて、ショートレングスのジギングロッドはピッタリなのだ。
ジグの操作性と高い情報収集能力
また、キャストのしやすさというだけでなく、ジグの操作性にもアドバンテージがあるのがソルティガR・J56-4 HI。
ショートレングス・ハイレスポンスということで、ジグを思い通りに動かしやすいのだという。外房のヒラマサジギングでは、意外や激しすぎないアクションが奏功することも多いそうで、そのアクション幅をコントロールしやすいのがメリットになるという。
一転してハイピッチなアクションに好反応を見せることもあるが、それに対してもハイレスポンスなブランクス設計だけに対応できるのが強み。
ヒラマサのゲームフィッシングにおける世界記録49.5kgという驚愕のヒラマサが実際にキャッチされたフィールドである千葉・外房。ドリーム級が釣れるのは、そうなかなかあることではないけれど、いずれにしてもヒラマサに対するアプローチはなかなかにテクニカル。そんなわけでソルティガR・J56-4 Hがマッチする。
ちなみに吉清さんが舵を握る宏昌丸のレコードは41.5kgだという。レコードブレイクに、外房というフィールドにマッチしたソルティガR・J56-4 H、ぜひチェックしてみてください。
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