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【セコ釣りのススメ】セコ釣りは釣り概念の幅を広げ、フィールドさえ広げる

連載:加来 匠レオン「ライトゲームマニア」
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まああえてのタイトルですが、そもそも巷間言われている「セコ釣り」がどんな概念で定義されているものなのかはこの際ほっといて話を進めます。

僕が今回表現したいのは、決してイメージ良くは受け取られていないこの「セコ釣り」の立場を、このさい僕なりにカッコ良くしてやりたいなと(笑)

レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール

加来匠(かく たくみ) 中国&四国エリアをホームグラウンドとし、メバルやアジ、根魚全般の釣りを得意とする生粋のソルトライトリガー。レオンというのはネットでのハンドルネームとして使い始めたが、いつの間にか、ニックネームとして定着。ワインドダートやSWベイトフィネスなどを世に広めた張本人、新たなスタイルを常に模索中! 「大人の遊びを追求するフィッシングギアを提供する」ことを目的としたプライベートプロダクション「インクスレーベル」代表もつとめる。

①:キスゲーム

と言うことで、まずはこの時期になると全国津々浦々で楽しまれているキス釣りです。

これをしっかりと結果の出るルアーゲームとして押し上げたいとここ数年思っているわけですが、やれば釣れます。間違いなく。ただしまだ釣法そのものが発展途上であり、毎年改良されている段階なので今後様々な方法が考案されてくると思うのですな^^

で、今回は「キラキラ攻撃」のすすめです。つまりブレードを増し増ししてアピールしようという作戦。

あくまでナッゾジグでのケースですが、ブレードチューニング用のNAZZO BLADEの00番を3.5g、5.5gのナッゾジグのフロントアイへセットするのですが、ナッゾジグのフロントアイへ直接着けるのでは無く、まず0番のスプリットリングへ背中合わせでセットして、そこへスナップを付けます。

作ったスナップ+ナッゾブレードのセットは普段タックルボックスへしのばせておき、必要に応じて現場でチャッとセットするシステムです。

キスのみでは無く、ハゼやカワムツやカワハギ系など様々な魚がブレードのキラキラに高反応を示すのは理の当然の事実なので是非試してみて下さい^^

ナッゾブレード

NAZZO BLADE(チューニング用ブレード)詳細ページはこちら

②:ハゼゲーム

お次は昨年の今頃からにわかに脚光を浴びてきている汽水河川内でのマハゼゲーム。

これは本当に面白いし、餌釣り並みに素晴らしく良く釣れる(昨年の最高実績は117匹)ので、嬉しくてだれかれ構わずオススメしているニューゲームです。ニューゲームとあえて言っているのは、仕組み上、既出スタイルのハゼクラよりかなり広汎なロケーションでハゼゲームが楽しめるからなのです。

まず必須となるのが、ハゼゲーに必要な小型シンキングプラグ(アミコン40Sなど)へぶら下げるシンカーです。適切な専用品が無かったので、今回JAZZさんへお願いして作って貰うことにしました(近日発売予定)。

2gと2.5gの2種ですが、フロントフックを外して代わりにぶら下げるだけですので、価格を無駄に上げないためにワンタッチ方式では無くスプリットリング付きの仕様にしました。

形状にも少し工夫を凝らしました。ボトムを操作しやすいティアドロップ形状に加え、プラグのフラッシングを高める為のヒラ撃ちアクションが出安いように正面側へ角度を付けました。

そして、さらにセコく超小型のアシストフックを装着。ハゼにしろキスにしろなのですが、真夏になると小型も多いのでこれらを全てフックアップに持ち込むための必需品ですな。

各メーカーから似た物が幾種か発売されていますが、がまかつさんのこれは入手しやすくかつ中々優秀。ワンタッチで取り外し出来るところがとても嬉しいですね。

JAZZのシンカーが発売になったらがまかつ「鬼爪」と共にセットでFishInでも販売するつもりですので、この夏秋近場の「セコ遊び」を是非楽しんでみて下さいな^^

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