沖に手を出さない理由とは!?I字でサーチ、フォローで虫!野尻湖遠征レポート!
こんにちは! 水野浩聡です。
今週は、約2年ぶりに長野県野尻湖に遠征に来ています。前回来た2年前は、知り合いの方のボートに同船させてもらったということもあり、ポイントに関しては全てお任せ状態。
ですが、今回初めてレンタルボートを利用し、自分の操船でこの野尻湖を1から探るというプランのため、初日はほぼほぼショアラインや気になるところをザックリとチェックするだけで1日が終わってしまいましたが、そんな中でも楽しい釣りでしっかりとバスから反応が得られたので、これから夏の暑い時期にかけて避暑地でもある野尻湖に遠征に行かれるという皆さんに役立ててもらえるかなとも思います。
まずはショアラインからサーチ!
パッと湖に着いて、まずどこから狙うのよ?と僕はなりました(笑)。
沖側には朝から船団ができているエリアもあったりしたのですが、正直ディープの釣りは地形の把握やピンの存在、連発するタイミングなども少なからずあることと思うので、まずそこには手を出さずショアラインをザックリ流していくことに。
訳もわからず沖に手を出してしまうと、釣れない理由が場所なのか、タイミングなのか、釣り方なのかが分からない状態になってしまい、心ここに在らず状態になりかねません。
何回か通って、少しでも湖を知っていれば精度高くそういう釣りができることだとは思いますが、ここ野尻湖に来るアングラーさんは、夏の暑い時期の遠征などで来られる方も多いという話しなので、そういった、たまーにしか来れないアングラーさんには、僕が今回試した釣りが少しはお役に立てるのではないかな…と思います。
サーチベイトはI字系
まず、サーチベイトとして投入したのが、スモールマウスバスといえばのI字系の釣りということで「アイシャッドクリオ(3.5in)」。
Name | Length | Quantity | 推奨フックサイズ | Price(税込) |
---|---|---|---|---|
i SHAD CLIO 3.5″ | 3.5inch | 7本入 | マスバリ#6〜#4、オフセット#2〜#1 | ¥825 |
i SHAD CLIO 4.1″ | 4.1inch | 7本入 | マスバリ#4〜#3、オフセット#1〜#1/0 | ¥880 |
ジャッカル公式「アイシャッドクリオ」の詳細ページはコチラ
流しながら釣りができる上に、チェイスも確認しやすいので、どこかバスが出てきたのかとか、どのストレッチで多くチェイスやバイトの数が多いのか、または魚影の濃淡の確認が素早くでき、たとえバイトまで持ち込めなかったとしても、フォローの釣りをどこで入れるべきか?をいち早く絞り込みやすいというメリットがあります。
ちなみに僕はこの軽量のI字の釣りがもの凄く苦手で、少しでも姿勢が崩れたり、変な動きを出してしまうとバスに見切られてしまうこの釣りは、かなり繊細だなぁっと思ってたんですが、今回使用した「アイシャッドクリオ(3.5in)」は、ボディーについたフィンのおかげで姿勢が超安定し、さらに飛距離もぶっ飛ぶので、ストライクゾーンを広く取れ、チェイスしてきたバスをバイトに持ち込みやすいんですね。
この釣りが苦手な僕も終始ストレスなくやれ、実際にバイトに持ち込むこともできました。
フォローは新作「虫ワーム」
そして、チェイスして食わなかったりした場所に対してフォローを入れていくという釣り。そのフォローに使用するのが、夏のスモールといえばの定番の虫系ルアー。僕は「ニードバグ」を愛用しています。
Name | Length | Type | Quantity | Price(税込) |
---|---|---|---|---|
ニードバグ | 28.5mm | Floating | 2 | ¥1,265 |
ジャッカル公式「ニードバグ」の詳細ページはコチラ
なんでコレが良いのかと言うと、ボディー内部にコアが入っていることで、まず飛距離がとにかくよく飛ぶ。そしてそのコアにアイが付いていて、それに通してフックを掛けることでキャスト時やファイト時にワームの身切れを激減できます。
今回もロストはゼロ。しかも結構投げて、結構バスも釣れていたわけですが、ロストはゼロ。
遠距離でのアプローチもできるので、とにかくプレッシャーをかけずしてバイトまで持っていけます。
その「ニードバグ」ですが、無風時や晴天時はバスがしっかりと水面まで出て来てくれるのでノーシンカーでの水面虫パターン。
浮いてこない場合は、腹部にネイルシンカー(0.6~0.9g)を入れてスローフォールさせていくという釣り。時には、内部コアを抜いてマス針を頭にチョン掛けしダウンショットなどでも使用します。
これ1個で表層からフォールの釣り、そしてボトムといった具合に、どのレンジも探っていけるのでとにかく重宝しました。
野尻湖に行くならここがオススメ!
今回、場所的にこの2つの釣りがよくハマったエリアとしては、水道局付近、竜宮崎、松ヶ崎といった場所で、「アイシャッドクリオ(3.5in)」のI字引きでとにかくよく魚が出てきた場所であり、フォローの釣りでもよく釣れた場所でもあります。
トップからボトムまで幅広く釣れている野尻湖みたいですが、パッと行って魚に出会いやすい釣りとして、これらの釣りを組み立てていってもらえれば、バイトシーンも目で見えるし楽しい釣りができると思います。
実は来週も4日間出撃予定なので、次はボトム展開も試してみようかなと思っているところです。
実際に、ノーシンカーやダウンショット、フリーリグなどでも釣れているそうなので、少しでも見ている皆さんに試してもらいやすい、釣果につなげてもらいやすい釣りをお伝えできるように、みっちり釣り込んできます!
WEB連載 水野浩聡のワンモアフィッシュは毎週 木曜日 配信!
過去の記事もぜひチェック!
過去の連載記事はこちらから、チェックしてみて下さい