テンリュウのボートシーバスをメインに活躍するロッドシリーズが「ベイブレイズ」。
現行のベイブレイズは3代目で2021年にデビュー。それまでのベイブレイズとの大きな違いとしてはC・N・T(カーボンナノチューブ)が搭載となったこと。
さらには再度ガイドを見つめ直し、リング径やフット高など、キャストの快適さを求めて再設計。ラインのガイド抜けをより向上させ、軽快なキャストフィールとは?という部分を改めて追及したシリーズ。
ベイブレイズ BBZ642S-LML
その中から今回はベイエリア・テクニカルモデルとなるBBZ642S-LMLをご紹介。
例えば東京湾ボートシーバスで、精度の求められる穴撃ちがある。距離は必要ないけれど、低弾道で穴の奥まで通せることで引っ張り出せるシーバスが確かにいて、そうした時にBBZ642S-LMLは非常にアドバンテージになるロッド。ほかにもバチ絡みで小さな軽量ルアーをテクニカルに操作したい時にも投入したい機種だ。
ベイトが小さく、それに合わせてルアーも小さく…という時には快適で、小型トップウォータープラグでネチネチ誘うテクニカルなアプローチにも!
モデル | タイプ | レングス(m [ft]) | アクション | 仕舞寸法(cm) | ルアーウエイト(g) | ライン(lb) | PE(号) | 自重(g) | 希望小売価格(税抜き) |
BBZ642S-LML | S | 1.93[6’4″] | R | 161 | MAX 25 | MAX 14 | MAX 1.2 | 109 | ¥38,500 |
ピンポイントを撃つ
ルアーウエイトはMAX25g。といっても、最も快適なのは10g程度のトップウォータープラグ、7~10cm程度のミノー、15g程度までのバイブレーションなど。いずれも穴撃ち、タフコンで出番の多いルアーといえる。
ティップにかけてはシリーズ最も繊細ながら、実はバットにかけてはかなり強い。これはベイブレイズ全機種にいえるが、シリーズ最も繊細なBBZ642S-LMLであってもランカーサイズまでしっかり対応するよう設計されている。
もちろん、魚の引きだけでなくシーバスの場合はストラクチャー絡みで、やや強引に引っ張り出すこともあるため、そうしたフィールドや条件ではより強いパワーを持つモデルもあると便利! とはいえ純粋な魚とのファイトであれば大型相手にも遅れを取らない。
想定していた状況と異なるタフコンディションで、1本持ち込んでおくと食わせることができる…そんなロッドともいえるかもしれない。
ベイブレイズには今回紹介したベイエリア・テクニカルモデルの「BBZ642S-LML」以外にも、ビッグ(マグナム)ベイトまで扱える機種まで揃う。
いずれもしっかり役割を持ったシリーズなので、チェックしてみては?
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