前半は濁りでクランク・スピナーベイト
今回の大雨により流入河川から濁水が入ってくる。濁り水で景気がよくなるのはクランクベイト。シャローフラットではマグナムクランク炸裂となり、ディープ側ではディープクランクの出番となる。
ウイードの濃い場所ではスピナーベイトの出番となり、いずれも波動の強いルアーたちで濁りの中のバスたちに気づいてもらう展開となる。
台風後の大増水と同様に、北湖もこうしたハードルアー展開が好調となるが、濁りが薄くなると同時に、一気にパターンは沈黙してくる。そのため、この濁りが入っている期間限定ということもあり、全開放流が終わるまでのパターンとなる可能性が高い。
さらに、今回の大雨が終了して梅雨明けというのも、ハードルアー一本槍で通じない理由の1つだ。
梅雨明けとなり、晴天の日が続くようになるとバスはウイード内からでにくくなり、釣り方としてはパンチショットリグ(リーダーレスダウンショット)やノーシンカー、ネコリグなどスローな釣りが主流となってくる。
「濁り」と「天気」によっては、クランクベイト、スピナーベイトといったパターンは早々に崩壊する可能性が高いのだ。
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